雨宮天 BEST ALBUM-RED-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | irodori | 塩野海 | 塩野海 | 塩野海 | 4thシングル 最高8位 売上1.5万枚 |
2 | Shu!Bi!Du!Ba! | 原田雄一 | 原田雄一,KoTa | 原田雄一 | 2ndアルバム『The Only BLUE』収録曲 |
3 | Fluegel | 塩野海 | 塩野海 | 塩野海 | 3rdアルバム『Paint it,BLUE』収録曲 |
4 | エデンの旅人 | KoTa,長谷川澪奈 | KoTa | KoTa | 2ndアルバム『The Only BLUE』収録曲 |
5 | Emerald | TATSUNE | 原一博 | 原一博 | 12thシングルC/W |
6 | 月灯り | 沢井美空 | 沢井美空 | TATOO | 2ndシングル 最高25位 売上0.8万枚 |
7 | 火花 | 雨宮天 | 雨宮天 | 荒幡亮平 | 3rdアルバム『Paint it,BLUE』収録曲 |
8 | ロンリーナイト・ディスコティック | 雨宮天 | 雨宮天 | 川島章裕・ 宮永治郎 |
新曲 |
9 | Queen no' cry | 森村メラ | アッシュ井上 | アッシュ井上 | 3rdアルバム『Paint it,BLUE』収録曲 |
10 | 羽根輪舞 | KOUTAPAI | KOUTAPAI | KOUTAPAI | 1stアルバム『Various BLUE』収録曲 |
11 | メリーゴーランド | 鈴木エレカ・JOE | 鈴木エレカ・JOE | JOE | 8thシングルC/W |
12 | VIPER | 塩野海 | 塩野海 | 塩野海 | 8thシングル 最高11位 売上1.1万枚 |
13 | フリイジア | 上坂梨紗 | SHIKI | 立山秋航 | 12thシングル 最高11位 売上0.7万枚 |
14 | 誓い | TOMO | glasswerks | Carlos K. | 6thシングル 最高10位 売上1.1万枚 |
リリースデータ
2022年1月5日 | 初登場17位(2週連続) | 売上0.6万枚 | ミュージックレイン |
雨宮天2ndベストアルバム。『BLUE』と2枚同時発売。カバーアルバム『COVERS-Sora Amamiya favorite songs-』から4ヶ月、3rdアルバムからは1年4ヶ月ぶり。『COVERS-Sora Amamiya favorite songs-』のみ対象外でここまでのシングル12作、アルバム3作から13曲ずつ選曲し自作の新曲を1曲ずつ収録。"雨宮天のドラマティックで時にビンテージな匂い漂う楽曲を象徴したカラー「赤」をとって名付けられたアルバム。「蠱惑的」「妖艶」とも称される雨宮天のオリジナリティ溢れる世界をこの1枚に凝縮。"とされ公式に通称「青盤」「赤盤」とも銘打たれている。3rdアルバムに未収録だったC/W3曲のうち「メリーゴーランド」はアルバム初収録。また3rdアルバム以降に発売されていた「フリイジア」とC/W「Emerald」はアルバム初収録。11thC/W「BLUE BLUES」、12thC/W「情熱のテ・アモ」はどちらも未収録となった。
初回盤は「ロンリーナイト・ディスコティック」MVとJacket & Music Video Makingを収録したBlu-ray付、ワンピースBOX装丁。1月5日発売設定だったが年末年始の関係で店頭には前週12月29日発売扱いと同じ28日店着となったため、売上が分散。初登場17位から2週連続17位と推移し、3週目は133位まで吹き飛んだ。初動売上は『BLUE』と55枚差だったが今作と3枚差で16位に藤井風がランクインしたためBLUE15位、RED17位でランクイン、2週目は125枚差に拡大したが16位、17位と並んでのランクインとなった。順位だけでなく売上も3作のオリジナルアルバムを大きく下回り、カバーアルバム『COVERS-Sora Amamiya favorite songs-』をわずかに上回る程度に留まった。
王道イメージの大地を切り裂いて空を割るような方向性は『BLUE』でまとめているので、今作にはそれ以外の方向性の楽曲が集結。やたらとアダルティーな方向性やジャジーな方向性、本人が好きな歌謡曲の方向性など大人っぽい曲が多く、公式に形容されているような妖艶な雰囲気漂うボーカルにしてもやや濃厚な印象の曲が並ぶ。王道路線の中でスパイス的に並んで3枚のオリジナルアルバムが一辺倒にならないようにうまくバランスを取る役割を果たしていた曲が多いので、いざこれだけ並べてみると思った以上に濃厚でちょっと驚いた。アナザーベスト的なイメージになりがちではあるが、良くも悪くも『BLUE』がアニソン、声優系のパワータイプのシンガーであればありがちな方向性であるのに対して今作はあまりやっている人がいないような独自路線だなと思う。どっちにしてもそれだけだと飽きてしまうので、どっちの路線もバランスよくやれるのが改めて雨宮天ソロの魅力なんだと改めて感じた。
印象度★★★☆☆
2022.2.6更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていませんが、作詞作曲編曲表記は以前のデータ+公式サイト表記を基に記載しています。