The Only BLUE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | エデンの旅人 | KoTa,長谷川澪奈 | KoTa | KoTa | |
2 | Shu!Bi!Du!Ba! | 原田雄一 | 原田雄一,KoTa | 原田雄一 | |
3 | Marvelous scene | 高島鉄平 | 原田アツシ | 原田アツシ | 5thシングルC/W |
4 | Abyss | 塩野海 | 塩野海 | 塩野海 | 6thシングルC/W |
5 | irodori | 塩野海 | 塩野海 | 塩野海 | 4thシングル 最高8位 売上1.5万枚 |
6 | Lilas | 塩野海 | 塩野海 | 塩野海 | |
7 | Breaking the dark | 高島鉄平 | 千葉タダシゲ | 千葉タダシゲ | |
8 | Eternal | 結城麗花 | 伊藤貴志 | 賀佐泰洋 | 5thシングル 最高15位 売上1.2万枚 |
9 | GLORIA | 鈴木エレカ | 鈴木エレカ,SLV | SLV | |
10 | Fleeting Dream | 高島鉄平 | 山田祐輔 | 山田祐輔 | 4thシングルC/W |
11 | Trust Your Mind | 成本智美 | 成本智美 | 賀佐泰洋 | |
12 | 誓い | TOMO | glasswerks | Carlos K. | 6thシングル 最高10位 売上1.1万枚 |
Strings Arrangement:谷口尚久(12)
リリースデータ
2018年7月11日 | 初登場6位 | 売上1.3万枚 | Producer:篠原廣人 Sound Producer:村上隆一(1,4,5,6,9,10,11,12)、串崎元(2,3,7,8) |
ミュージックレイン |
雨宮天2ndアルバム。1年10ヶ月ぶりのアルバム。前作以降の3シングルからC/W含めて6曲全て収録。初回盤は「エデンの旅人」MVと「Visual Making of The Only BLUE」を収録したBlu-ray付。DVD付での発売は無い。シングルでは初のトップ10入りを果たすなどやや売上が上昇したが、アルバム売上は前作とほぼ同じだった。
何作詞作曲編曲が前作から完全一新。かろうじて前作で複数の編曲を担当していた谷口尚久がストリングスアレンジで最後に名前が出てくるものの、個人的にも見たことない作家ばかりでCarlos K.くらいしか他でも見た記憶が無い。ミュージックレインの声優勢は一部作家が共通することも多く、前作がまさにそうだったがこれは誰とも共通していないような…。
作家が一新されたが作風はあまり変わっておらず、シリアスで壮大な世界系(?)路線を軸にしつつ一辺倒ではなく明るい曲も随所で出てくるといったアーティスト性とTrySailからのファン層の流れでバランスを取ったような作風。リード曲として民族的なアレンジも取り入れて特に雰囲気を強めた「エデンの旅人」の直後に明るいブラスポップナンバー「Shu!Bi!Du!Ba!」が出てくるというギャップも面白い。全体通してアイドル性は薄いが、そこまで激しい音で押しまくるわけでもないし、何よりほとんど打ち込みでやっているので(ギターとベースまでは使っているがドラム使用は2曲のみ、「Shu!Bi!Du!Ba!」でブラス、「誓い」でストリングス使ってるけど、それ以外はそれっぽい音が鳴ってても全部打ち込み)、打ち込みならではのスピード感もありそこまで重くなりすぎない。しかしほとんどの曲で歌詞に"世界"が出てくるというのは使いすぎじゃないだろうか…。
あとこれぞという1曲は今まであまりなかったけど、赤を基調にしていたジャジーな雰囲気の「irodori」とそのC/Wでシューティングスターな雰囲気の「Fleeting Dream」はずば抜けて気に入った2曲になった。この系統の曲もう少し聞いてみたいが、異色の方向性だったみたいなのでこの方向性はあまり期待できないかな。
印象度★★★☆☆
2018.9.25更新