Ami Selection
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | love is the island | 小室哲哉&Marc | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 1stシングル リテイク |
2 | alone in my room | TK&Marc | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 2ndシングル リテイク |
3 | all night long | 小室哲哉&Marc | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 3rdシングル リテイク |
4 | white key | Marc&TK | 久保こーじ&TK | 久保こーじ&TK | 4thシングル リテイク |
5 | Don't leave me behind | Marc&Ami | 小室哲哉 | 久保こーじ&TK | 6thシングル リテイク |
6 | BE TOGETHER | 小室みつ子 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 7thシングル リテイク |
7 | OUR DAYS | 小室哲哉
with 小室みつ子 |
小室哲哉 | 小室哲哉 | 8thシングル リテイク |
8 | Don't need to say good bye | 鈴木あみ, 小室哲哉, 小室みつ子 |
小室哲哉 | 小室哲哉 | 10thシングル リテイク |
9 | 強いキズナ | 鈴木亜美 | 横山輝一 | インディーズ1stシングル ミニ写真集とセット扱いにより音楽チャート対象外 |
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10 | Delightful | 鈴木亜美 | 渡辺徹 | Axel Konrad | 13thシングル 最高3位 売上9.7万枚 |
11 | ねがいごと | 鈴木亜美 | 鈴木大輔 | 中村康就 | 15thシングル 最高13位 売上2.2万枚 |
12 | Alright! | 鈴木亜美 | 渡辺和紀 | HAL | 19thシングル 最高17位 売上1.6万枚 |
13 | FREE FREE | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 中田ヤスタカ | 24thシングル 最高32位 売上0.9万枚 |
14 | Reincarnation | 日之内エミ | 日之内エミ& ☆Taku Takahashi |
☆Taku Takahashi& 縄田寿志 |
28thシングル 最高42位 売上0.4万枚 |
15 | KISS KISS KISS | 鈴木亜美(日本語詞) bram/camp/johnson |
bram/camp/johnson | 29thシングル 最高28位 売上0.3万枚 |
※03年以降シングル200位以内データ
リリースデータ
2011年12月8日 | 初登場43位 | 売上0.3万枚 | Produced by 松浦MAX勝人 | エイベックス |
鈴木亜美2ndベストアルバム。エイベックス移籍以降初で、鈴木あみ時代の『FUN for FAN』以来10年ぶりのベスト盤となる。29thシングル『KISS KISS KISS』を09年10月にリリースしてからはリリース停止しており、2年ぶりのCDリリースとなる。前ベストから10年という以外に特に節目の時期であったわけではなく、自身が30歳を迎えるのも翌年2月であった。あみ時代の1〜8曲目までは全てリテイクされている。クレジットでは何も触れられておらず、全て当時のままのクレジットになっているがインタビューによればリアレンジは久保こーじが担当したと語られている。DVD付にはPV6曲、ライブ5曲、焼肉屋での人生初アルバイト映像が収録されている。
1曲目を再生して歌いだしが「低ッ!!」と驚いたが、歌い直したあみ時代に関してはキー下げを敢行している。当時は明らかにオーバーキーだったので無理なく歌える範囲で加工なしで歌いこなしている。当時よりは当然歌えている。個人的には「love
is the island」「white key」辺りは落ち着いてしまうとちょっと違うかなという感じ。対して「OUR
DAYS」なんかはより深みが出ていて好印象。この辺りは曲によりけりといったところか。リアレンジに関してはそこまで大胆には変わっていないが、何故か「BE
TOGETHER」のみリミックスみたいなアレンジになっているのが謎である。鈴木亜美と名義を本名に戻して本格復帰前に書籍扱いでリリースした「強いキズナ」は他では聞けないようなのでここでしっかり収録しているのが嬉しい。エイベックス移籍以降は1つにとどまらずに絶えず色々な音楽に手を出していたようなので、めまぐるしく曲調が変わっていく。復帰作となった「Delightful」はあまりに古臭いエイベクシーナンバーで当時も驚いたがやはり古い…。「Alright!」辺りはあみ時代に出していたら代表曲の1つになっていたんじゃないかというくらい明るい爽快ポップだが、ラスト3曲では突如エレクトロ路線へ転向。実験しまくり加工しまくりのサウンドが炸裂する。その中でも「Reincarnation」は色々いじりすぎてかなり意味不明な事になっている。新たな怪曲の誕生かと思っあみ時代の曲を選びすぎたせいで、エイベックス移籍以降の初ベスト化の部分が明らかに選曲不足で、正直忙しなさすぎてイマイチ伝わりにくい。単にあれもこれもと節操なく飛びついていたとも思われかねないような飛びっぷりである。まあ気になるならオリジナルを聞いてくれって事なんだろうけど、そもそもこのタイミングでのこのベストっていうのがイマイチよく分からない。この後はちゃんとあるんだろうか…。亜美になってからは良く知らないというリスナーが大半で基本的にそういう人向けの入り口が他に無いので、久々に聞いてみようという人には最適な1作ではあると思う。最近は厚みがありすぎて逆にヘビーなベスト盤が増えているとはいえ、シングル29枚+インディーズ2枚も出しているんだから2枚組でも良かったのではないだろうか。
印象度★★★★☆