安全地帯ベスト2〜ひとりぼっちのエール〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 萠黄色のスナップ | 安全地帯※ | 玉置浩二 | 1stシングル 100位圏外 |
2 | 真夜中すぎの恋 | 井上陽水 | 玉置浩二 | 5thシングル 最高20位 売上9.7万枚 |
3 | あなたに | 松井五郎 | 玉置浩二 | 2ndアルバム『安全地帯U』収録曲 |
4 | マスカレード | 松井五郎 | 玉置浩二 | 6thシングル(カット) 最高59位 売上1.8万枚 |
5 | 悲しみにさよなら | 松井五郎 | 玉置浩二 | 9thシングル 最高1位 売上44.3万枚 |
6 | 銀色のピストル | 松井五郎 | 玉置浩二 | 5thアルバム『安全地帯X』収録曲 |
7 | Juliet | 松井五郎 | 玉置浩二 | 16thシングル 最高7位 売上8.5万枚 |
8 | 月に濡れたふたり | 松井五郎 | 玉置浩二 | 17thシングル 最高13位 売上7.1万枚 |
9 | Too Late Too Late | 松井五郎 | 玉置浩二 | 18thシングル『I Love Youからはじめよう』C/W(カット) |
10 | あの夏を追いかけて | 松井五郎 | 玉置浩二 | 7thアルバム『安全地帯Z〜夢の都』収録曲 |
11 | 情熱 | 松井五郎 | 玉置浩二 | 20thシングル(カット) 最高31位 売上2.0万枚 |
12 | いつも君のそばに | 松井五郎 | 玉置浩二 | 21stシングル 最高16位 売上9.1万枚 |
13 | 朝の陽ざしに君がいて | 松井五郎 | 玉置浩二 | 8thアルバム『安全地帯[〜太陽』収録曲 |
14 | あの頃へ | 松井五郎 | 玉置浩二 | 22ndシングル 最高23位 売上10.4万枚 |
15 | ひとりぼっちのエール | 須藤晃 | 玉置浩二 | 23rdシングル 最高14位 売上23.0万枚 |
※「萠黄色のスナップ」の作詞は"安全地帯、崎南海子"のはずだが崎南海子は記載されていない
リリースデータ
1993年8月25日 | 初登場10位 | 売上9.8万枚 | キティレコード |
メンバー
Vocal | 玉置浩二 |
Bass | 六土開正 |
Guitar | 武沢豊 |
Guitar | 矢萩渉 |
Drums | 田中裕二 |
安全地帯2ndベストアルバム。帯や背文字では『安全地帯ベスト2』という表記で基本的にこのタイトルで扱われているが、ジャケットとブックレット内においては『“Hitoribotchi no Yell”BEST COLLECTIONU』と表記されていてタイトル表記が安定していない。91年12月の『安全地帯[〜太陽〜』以来のアルバム。92年以降ソロ活動と並行して92年12月の「あの頃へ」、93年2月に「ひとりぼっちのエール」がリリースされたが、これ以降新作のリリースが無くなり、ソロ活動へ完全に移行した。玉置浩二ソロは93年後半からソニーへ移籍。安全地帯もリリースはしていなかったが常に連動しているようで同時に移籍になっていたと思われ、それに伴って今作がリリースされた。
88年のベスト盤『I Love Youからはじめよう-安全地帯 BEST-』の続編だが「悲しみにさよなら」のみ重複。それ以外は前ベストの範囲内で収録から漏れていた8曲(1〜4、6〜9)と前ベスト以降にリリースされた6曲(10〜15)で構成されている。「萠黄色のスナップ」「あの頃へ」「ひとりぼっちのエール」がアルバム初収録。特にデビュー作である「萠黄色のスナップ」は88年にひっそり8センチCD化こそされていたものの、長らくアルバム未収録で幻の曲呼ばわりされていたのでようやくのアルバム初収録は大きなトピックだった。「ひとりぼっちのエール」はロングヒットで20万枚を越えていたものの、今作はギリギリのトップ10入りで3月にリリースされていた玉置浩二の2ndアルバム『あこがれ』も下回るなど売上は伸び悩んだ。しかし1ヶ月後にリリースされたソニー移籍第1弾となった玉置浩二の3rdアルバム『カリント工場の煙突の上に』は今作よりさらに低迷している。現在はユニバーサルのディスコグラフィーには掲載されず廃盤となっているが、配信はされている。また今作以降キティレコードによるベスト、企画盤が乱発される事となった。
「悲しみにさよなら」だけ重複させたのが謎だが、基本的に『I Love Youからはじめよう-安全地帯 BEST-』を聞いてもっと聞いてみたい&その先も聞いてみたいリスナー向け。特に有名な曲はもう出してしまったのでヒット曲集という感じではないし、前ベスト以降といってもアルバム2枚(+以降シングル2作)しか無いので前ベスト以降だけでベスト盤を作るのも苦しいところがあり、まあこの状況でもう1枚ベスト出すならこうなるかなといったベストアルバム第2弾としては妥当なラインナップだと思う。あくまで『I Love Youからはじめよう-安全地帯 BEST-』とセットで聞くのが前提であり、デビューから93年までの安全地帯を一気に聞きたいなら現在は『COMPLETE BEST』、全シングル一気に行きたいなら『ALL TIME BEST』があるのでそっちの方がいい。
印象度★★★☆☆
2016.9.8更新