プルシアンブルーの肖像

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 青空 松井五郎 玉置浩二 星勝・安全地帯  
2 旧校舎のテーマ   矢萩渉 星勝・安全地帯 Instrumental
3 松井五郎 玉置浩二 星勝・安全地帯  
4 時計塔のテーマ   星勝 星勝・安全地帯 Instrumental
5 ゆびきり 松井五郎 玉置浩二 星勝・安全地帯  
6 プルシアンブルーの肖像 松井五郎 玉置浩二 星勝・安全地帯 11thシングル 最高2位 売上23.8万枚
7 冬花   玉置浩二 星勝・安全地帯 Instrumental
8 カズミ   六土開正 星勝・安全地帯 Instrumental
9 Bye Bye
マーチからエンディング
  玉置浩二 星勝・安全地帯 Instrumental

リリースデータ

1986年8月10日
1990年7月25日(再発)
1992年11月21日(再発)
2013年9月18日(限定盤)
最高4位
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売上4.6万枚
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Produced by 星勝・金子章平・安全地帯 キティレコード
キティレコード
キティレコード
ユニバーサル

メンバー

Vocal 玉置浩二
Guitar 矢萩渉
Guitar 武沢豊
Bass 六土開正
Drums 田中裕二

映画『プルシアンブルーの肖像』サウンドトラックアルバム。映画の主演は当時11歳の高橋かおりと俳優デビューとなった玉置浩二劇中音楽と主題歌を安全地帯が担当したため、映画のサウンドトラックも安全地帯の名義でリリースされた。7月にシングルとしてリリースしていた主題歌シングル「プルシアンブルーの肖像」を収録。今作以降CDでも同時発売されるようになった模様。90年、92年までは他のオリジナルアルバム再発と一緒にリリースされており、『メモリアル・コレクション』や『安全地帯BOX 1982-1993』のBOX作品にもオリジナルアルバムと同じ扱いで収録されているが、2010年、2013年、2017年のオリジナルアルバム単品再発の際にはラインナップから外された。このため長らく単独発売での最新盤が92年盤だったが、2013年に11年ぶりに再発された。これはオリジナルアルバムの2013年再発の一環とは全く別のユニバーサルとEMIの合同企画『永遠のサントラ BEST&MORE 999』という映画のサウンドトラックの廉価再発企画(税抜き999円)の一環としてリリースされたものとなる。

俳優玉置浩二の始まりの1作となった映画が『プルシアンブルーの肖像』だが、当時アイドル的人気も含めて人気絶頂を極めていたスターとは思えないような学園ホラーという異色ジャンル。映画は見ていないがあらすじによれば学生時代に片思いしていた女子学生を事故で失った用務員の玉置浩二が、メルヘンな少女高橋かおりを追いかけまわし、エスカレートすると同時に形態変化していき最後は特殊メイクで怪物のような風貌になるというサイコストーカー的なホラーと、幽霊が出てくる文字通りのホラーが融合したとてつもなく80年代ちっくなトンデモ映画だったらしい。

ただ音楽作品としての今作は薄気味悪い暗さは漂うもののそんなにホラーっぽい音楽ではない。インストとされている9曲目「Bye Bye」のマーチ部分にはチャイルドコーラス隊と玉置浩二が歌う合唱風の歌が入っているんだけど、このマーチ部分だけ異様にほのぼの平和的で浮きまくり。なんだこれは。

「Bye Bye」がインスト扱いなので実際に表記されている歌入り曲は4曲しかなく、主題歌でシングルにもなった「プルシアンブルーの肖像」こそ当時の安全地帯らしいヒット曲の風格だがそれ以外はしっとりとした小曲。一応メンバーの矢萩渉と六土開正が作曲しているという注目点はあるもののあとはいかにも劇中音楽といったストリングス中心のインスト楽曲が並んでいるという文字通りのサウンドトラックで、通常のオリジナルアルバムに準ずる作品とは捉えがたい。BOXで入手する時以外にわざわざ今作までは手に取らなくてもいいかなといった1作だ。

プルシアンブルーの肖像 オリジナル・サウンドトラック13年限定盤  プルシアンブルーの肖像92年盤   

印象度★★☆☆☆

2016.7.22更新

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