フォレストーン
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | Esto | 佐々木健太 | 藤森真一 | |
2 | ハローグッバイ | 佐々木健太 | 藤森真一 | 4thシングル 最高19位 売上0.9万枚 |
3 | コイントス | 佐々木健太 | 渡辺拓郎、藤森真一 | 5thシングル 最高24位 売上0.7万枚 |
4 | ピースサイン | 藤森真一 | 藤森真一 | |
5 | 僕は狂ってなどいない | 佐々木健太 | 佐々木健太 | |
6 | 空を作りたくなかった | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 6thシングル 最高30位 売上0.6万枚 |
7 | 羽化の月(FORESTONE Ver.) | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 4thシングルC/W 別アレンジ |
8 | 不滅の太陽 | 佐々木健太 | 佐々木健太 | |
9 | 深く潜れ | 藤森真一 | 藤森真一 | |
10 | 言葉の森 | 藤森真一 | 藤森真一 | 7thシングル 最高29位 売上0.6万枚 |
11 | アジサイ | 藤森真一 | 藤森真一 |
※シングル200位以内データ
No | タイトル | 備考 |
1 | OPENING | 舞台裏映像 |
2 | 水に似た感情 | 2ndアルバム『ソーダ』収録曲 |
3 | シータムン | 5thシングルC/W |
4 | テールランプ | 3rdアルバム『ハナミドリ』収録曲 |
5 | 桜の足あと | 3rdシングル |
6 | 瞼の裏には | 2ndアルバム『ソーダ』収録曲 |
7 | BACKSTAGE | 舞台裏映像 |
8 | スプーン | 2ndシングル |
リリースデータ
2008年4月2日 | 初登場15位 | 売上1.6万枚 | Produced by 藍坊主 Sound Produced by 藍坊主&林憲一(except 2,3,6) |
TOY'S FACTORY |
メンバー
Vocal,Chorus&Synthesizer Programming | hozzy |
Electric Guitar,Acoustic Guitar,Chorus&Synthesizer Programming&Strings Arrangement(7) | 田中ユウイチ |
Bass,Chorus,Synthesizer Programming&Organ(1) | 藤森真一 |
Drums&Chorus | 渡辺拓郎 |
藍坊主4thアルバム。前作から2年ぶり。シングルのペースは落ちていなかったのでシングル4曲とC/W1曲(リアレンジ)と既発表曲がこれまでで最も多くなった。初回盤は初のホールクラスでのライブとなった2007年7月6日渋谷C.C.Lemonホール(渋谷公会堂)でのライブ&ドキュメント映像を収録したDVD付。収録されている6曲は全てフル収録で、開演前と終演後のメンバーのインタビューも収録されている。通常盤はエンハンスドCD仕様でアルバムのレコーディングノートが収録されている。
「ハローグッバイ」はここまでの最高傑作的な勢いがあり、バンドが1つの到達点に達したかのような完成度だったがその後はやや難解な方向に向かったようでその過程が今作には表れている。佐々木健太の歌詞が特に前作よりもさらに哲学的な方向に向かっているが、アルバム前半は比較的ストレートな曲が並んでいる。「僕は狂ってなどいない」はかなり複雑怪奇な楽曲でこの辺りから後半にかけてはジャケットイメージのような深い森に入っていくような感じがする。演奏面がかなり充実していてサウンド全体はかなり凝っているので、明るい曲が無くても単に暗いだけとか重たいということもなく、かなり聞き応えはある。パッと聞きでは良いと思える曲と何だかよく分からない曲が半々くらいになるが前作以上に何度か聞いていると味わいが増していく。深い1作だ。
初回盤のライブDVDは初のホール公演ということでその意気込みや思いが語られる。楽曲自体は6曲のみだが、どの曲も素晴らしい演奏で圧巻だ。この頃はライブDVDを出しておらず、今作を引っ提げてのツアーが初めて単独作品としてリリースされるようになるので、初のホールライブなのにこれしか残っていないのは少々残念でもある。また初期は坊主頭だったこともあるボーカルhozzyは段々髪を伸ばしていたが、長髪の域にまでなっていったのがどうやらこの時期のようで、『ハナミドリ』の頃までとはかなり印象が違う。
印象度★★★★☆