ヒロシゲブルー
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 鞄の中、心の中 | 藤森真一 | 藤森真一 | 藍坊主 | |
2 | サンデーモーニング | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 藍坊主 | |
3 | 雫(しずく) | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 藍坊主 | インディーズ1stシングル 最高52位 売上0.8万枚 |
4 | 春風 | 藤森真一 | 藤森真一 | 藍坊主 | |
5 | 追伸、僕は願う | 藤森真一 | 藤森真一 | 藍坊主 | |
6 | 青葉台の夜 | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 藍坊主 | |
7 | センチメンタルを越えて | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 藍坊主 | インディーズ2ndシングルC/W |
8 | 殴れ | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 藍坊主 | インディーズ1stシングルC/W |
9 | 宇宙を燃やせ | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 藍坊主 | 6thシングル『空を作りたくなかった』C/W(リメイク、カット) |
10 | 空 | 藤森真一 | 藤森真一 | 藍坊主 | インディーズ2ndシングル 最高66位 売上0.6万枚 |
11 | おもいでの声 | 藤森真一 | 藤森真一 | 藍坊主 | インディーズ1stシングルC/W |
12 | 月のヒト | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 藍坊主 | |
13 | 僕らしさ君らしさ | 藤森真一 | 藤森真一 | 藍坊主&時乗浩一郎 |
リリースデータ
2004年5月12日 | 初登場30位 | 初動0.6万枚、売上1.3万枚 | Produced by 藍坊主 | TOY'S FACTORY |
メンバー
Vocal | 佐々木健太 |
Bass | 藤森真一 |
Guitar | 田中ユウイチ |
Drums | 亀井栄(リリース直前に脱退) |
藍坊主メジャーデビューアルバム。03年にインディーズで2枚シングルを出した後に今作でメジャーデビューとなった。インディーズシングル2作(4曲ずつの合計8曲)のうちA面2曲とC/W3曲を収録している。前作では骨折によりレコーディングとツアーに参加できなかったドラムの亀井は今作のレコーディングには全面参加しているが、レコーディング中に地元のライブハウス小田原姿麗人を継ぐという自身の夢のために脱退が決定。リリース直前に脱退したためリリース時は3人組となっていた。ブックレット内の写真もほぼ3人となっているが、クレジットではメンバーとして表記されている。また基本的に写真は3人になっているが、トレイ下の写真や裏ジャケイラストなど一部には亀井の姿もある。亀井は現在も小田原姿麗人の店長をしながら、地元FMで番組を持ったり、ドラマーとしての活動も継続している(本人ブログ)。エンハンスドCD仕様で「鞄の中、心の中」PVとPVメイキングを収録。PV制作時点で既に亀井脱退後だったため、PVでドラムを担当しているのは前作でもサポート参加してこの後で正式メンバーとなる渡辺拓郎。
前作に続いて青春パンク路線が中心だが、グッとたくましくなった印象。前作には無かったラブソングも登場したり、テーマや曲調の幅は広がった。特に前半4曲の勢いは圧巻である。パッと聞きで耳に残る合唱系ロック路線がやはり最初に耳に残るが、一方で若さ全開の勢いだけでなく、大人になっていくセンチメンタルな気分を歌ってみたりと、完全に暗黒な部分を歌っているダークな曲があったりと、前向きなだけではない部分も見せている。がむしゃらさが前面に出てはいるけど、それだけではない深みもあったりする。例えば10代の頃にこのアルバムを聞いてそのまっすぐさに惹かれていいなと思っていても、20代になってから聞くとまた別の部分が見えてくるんじゃないだろうか。発売当時知らなかったのが悔やまれる。
印象度★★★★☆