燃えない化石(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | アンドロメダ | 佐々木健太 | 佐々木健太 | |
2 | ランドリー | 佐々木健太 | 藤森真一 | |
3 | レタス | 佐々木健太 | 佐々木健太 | 4th配信シングル |
4 | マザーツリー | 藤森真一 | 藤森真一 | |
5 | 伝説的トリップ | 佐々木健太 | 佐々木健太 | |
6 | 魚の骨 | 佐々木健太 | 佐々木健太 | |
7 | 胸を打つのは | 佐々木健太 | 佐々木健太 |
初回盤付属冊子:
LYRIC BOOK 2015-2019〜飛び上がった、ルノの行方〜
リリースデータ
2019年7月10日 | 初登場35位 | 売上0.2万枚 | Produced by 藍坊主/時乗浩一郎 | Luno Records/タワーレコード |
メンバー
Vocal,Programming&Chorus | hozzy(佐々木健太) |
E.Guitar,Programming&Chorus | 田中ユウイチ |
Bass,Programming&Chorus | 藤森真一 |
Drums,Programming | 渡辺拓郎 |
藍坊主4thミニアルバム。前作から1年半ぶり。前作同様に時乗浩一郎を共同プロデューサーに招いての7曲入りミニアルバムとなっていて、間にリリースされた配信シングル「レタス」を初CD化で収録。「レタス」とリード曲として「アンドロメダ」もMVが制作された。初回盤はLuno Recordsを立ち上げて以降(シングル「降車ボタンを押さなかったら」以降)今作までの楽曲の全歌詞を掲載した歌詞集「LYRIC BOOK 2015-2019〜飛び上がった、ルノの行方〜」が付属する。
前作で高らかに自身の感覚が戻ったと宣言していたhozzyが引き続き絶好調。「レタス」の歌詞の自由さは少し面食らう部分もあったが、これぞ藍坊主な「アンドロメダ」は前作の「群青」に続いて早くも新たな代表曲が生まれたようにも思う。ただ今回は前半4曲がどれも素晴らしいんだけど後半3曲がそれよりはやや印象が落ちるので、締めにもリード曲的な楽曲が来ていた前作よりは総合的な印象もやや落ちてしまうところがある。バランスとしては前作のように藤森曲でビシッと締まればかなり理想的だったが…。いずれにせよ前作が奇跡の復調ではなく、確かな復調だった事と、まだ先が期待できるのが本当に嬉しいようなそんな2連続での傑作。
歌詞集に関しては2015年以降の作品を聞く際にそれぞれ歌詞カードを取り出さなくてもこれ1冊あれば便利、というくらいで、一応まだ全作持ってるのでこれは無くても良かったかも。もう少し何かコメントとか歌詞以外の見どころがあるのかと思ったらモノクロの写真が時々掲載されている以外はひたすら歌詞が並んでいるだけだった。しかも何故か作詞作曲の表記が一切ない。歌詞集なので作曲はまあ別になくていいにしても誰が書いた歌詞なのかも記載しないってのはどうなんだろうか。作詞しているのが1人だけというバンドならまだしもメインライターが2人いるのに…。
印象度★★★★☆
2019.10.6更新