Are You Happy?
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | DRIVE | Macoto56 | Jeremy Hammond | Jeremy Hammond | under the supervision of Jun M. |
2 | I seek | ASIL | AKJ&ASIL | 石塚知生 | 49thシングル 最高1位 売上82.9万枚 |
3 | Ups and Downs | 市川喜康 | Joe Lawrence, Trevor Ingram |
pieni tonttu | |
4 | 青春ブギ | paddy | Soul-273 | ha-j | under the supervision of Masaki A. |
5 | Sunshine | kosuke,AKIRA | Tommy Clint | 石塚知生 | 櫻井翔ソロ |
6 | 復活LOVE | 竹内まりや | 山下達郎 | 山下達郎 | 48thシングル 最高1位 売上54.1万枚 |
7 | Amore | elvto | elvto | elvto | 相葉雅紀ソロ |
8 | Bad boy | HARAJUKU KIDZ | HARAJUKU KIDZ | HARAJUKU KIDZ | 大野智ソロ |
9 | WONDER-LOVE | KOU& | Erik Lidbom,Jon Hallgren | Erik Lidbom,Jon Hallgren | under the supervision of Kazunari N. |
10 | また今日と同じ明日が来る | Fox.i.e,二宮和也 | Fox.i.e | Fox.i.e,A-bee | 二宮和也ソロ |
11 | Daylight | stereograph | Simon Janlov,wonder note | 佐々木博史 | 49thシングル両面曲 |
12 | 愛を叫べ | 100+ | 100+ | 100+,佐々木博史 | 47thシングル 最高1位 売上53.0万枚 |
13 | Baby blue | 100+ | 100+ | 佐々木博史 | 松本潤ソロ |
14 | Miles away | 100+ | R.P.P. | metropolitan digital clique | under the supervision of Satoshi O. |
15 | To my homies | BASI | 韻シスト | 韻シスト | under the supervision of Sho S. |
16 | Don't You Get It | KOU& | Didrik Thott,Christian Fast, Henrik Nordenback |
吉岡たく,佐々木博史 | |
17 | TWO TO TANGO | HARAJUKU KIDZ | Kevin Charge,Andreas Oberg, HARAJUKU KIDZ |
metropolitan digital clique | 通常盤のみ収録 |
Rap詞:櫻井翔(5,11,15,17) ※「To my homies」のみRap詞表記が作詞表記より前)
Chorus Arrangement:ko-saku(1〜5,7,9〜12,14〜17)、AKIRA(13)
リリースデータ
2016年10月26日 | 初登場1位 | 売上77.7万枚 | Producer:Julie K. | J Strom |
メンバー
相葉雅紀 |
松本潤 |
二宮和也 |
大野智 |
櫻井翔 |
嵐15thアルバム。前作未収録だった「愛を叫べ」以降の3シングル4曲を収録。前作同様に9月発売の最新シングル「Power of the Paradise」は未収録。恒例のメンバーソロ5曲とは別に今作では"under the supervision of "と表記された楽曲が5曲収録されている。これはソロ曲ではなく全員歌唱曲で公式の説明は"各メンバーが担当"としか書かれていないがそのまま訳せば"監督下に"であり、各メンバーが監修を行っているものと思われる。初回盤は全16曲で「Don't You Get It」MVとメイキングを収録したDVD付。通常盤には「TWO TO TANGO」が追加収録された全17曲。
「Happy」をテーマにしたという事でここ数作よりもテーマがぼやっとしているが、前2作ではテーマに沿ったような曲は随所にちょこちょこ入っているだけでテーマに関係ないんじゃないかというような曲の方が多かったりしたので、今回はいつもよりテーマに沿っているというか全体にはハッピーな雰囲気の楽曲が多めに感じられる。多忙を極めているにも関わらず毎年のアルバムリリースと年3,4枚のシングルリリースを継続しているのは何気に凄いが、メンバーソロを本編に散りばめて16,7曲収録するフルボリューム編成も早5作目で概ねいつも通りと言ってしまえばいつも通り。相変わらずのフルボリュームはお腹いっぱいだし、あまり繰り返し聞くことも無さそうだが、聞いている間は聞きやすい曲が多くて充実の1枚だと感じられ概ね満足という。
ただ今作には新たな試みとしてunder the supervision of 〜という謎の表記がされた楽曲が5曲収録されている。Produced by とかにした方がメンバー各自がプロデュースしたという形で説明しやすくて分かりやすかったと思うが…。多忙なのでプロデュースというほどに深くは関与できず、いつものソロ曲程度の関与(どのような曲で行くのか要望を話し合ったり時には作家と多少やり取りするとか)で、監督、監修という言葉の方がピッタリだったのだろうか…。
このメンバー監修曲とソロ曲で見せている個々のカラーがけっこう現在のメンバーの志向や立ち位置が垣間見えるようで何気に面白い。分かりやすいのは相葉でソロも監修曲も思いっきり80'sアイドルのような歌謡路線。前作でもこんな感じの曲調が入っていたのは相葉の意向だったのかもしれない。大野、二宮はそれぞれアルバムならではのような独自の路線といった感じでソロと監修曲にあまり共通点も見られずイマイチ方向性が見えにくいが、松本、櫻井は方向性は違うがそれぞれA面でも見せてきたような嵐の一般イメージに沿ったような曲をやっている印象。ただサクラップはもう10年近くA面であまり出てこなくなっており、ここのところHIP HOP全開の曲をやっていない事からも、以前は強い関心を持っていたと思われるHIP HOPには現在は関心が無くなっていると思われ、ラップ自体もあくまで昔からのファンの期待に応えている感じでもあるので松本が現在の嵐のシングルA面の路線に1番沿ったような志向をストレートに持っているのかなと感じた。そういえば「復活LOVE」での山下達郎への提供を依頼したのも松本が中心で、「Daylight」にラップを入れたいとして櫻井にラップ詞を依頼したのも松本とされていたけど、そういうところにも表れているのかも?
印象度★★★★☆
2016.12.19更新