いざッ、Now
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 言葉より大切なもの | TAKESHI Rap詞:櫻井翔 |
飯田建彦 | 石塚知生 | 11thシングル両A面曲 |
2 | JAM | 久保田洋司 | Tobias Lindell・ Joel Eriksson・ Victor Wiszniewski |
岩田雅之 | |
3 | The Bubble | SPIN Rap詞:櫻井翔 |
Peter Bjorklund・ Joel Eriksson |
AKIRA | |
4 | Thank you for my days | TAKESHI | 岩田雅之 | 岩田雅之 | |
5 | PIKA★★NCHI DOUBLE | SPIN Rap詞:櫻井翔 |
森元康介 | 石塚知生 | 12thシングル 最高1位 売上14.0万枚 |
6 | keep a peaK | 吉岡たく | 吉岡たく | Instrumental | |
7 | EYES WITH DELIGHT | 久保田洋司 Rap詞:櫻井翔 |
コモリタミノル | 石塚知生 | |
8 | RIGHT BACK TO YOU | SPIN Rap詞:櫻井翔 |
Peter Bjorklund・ Joel Eriksson |
ha-j | |
9 | RAINBOW | 久保田洋司 | コモリタミノル | 石塚知生 | |
10 | ハダシの未来 | 宮崎歩 | 宮崎歩 | CHOKKAKU | 11thシングル 最高1位 売上22.3万枚 |
11 | 優しくって少しバカ | 井上貴志 | 井上貴志 | ha-j | |
12 | Dear My Friend | 小川貴史 | 関淳二郎 | 関淳二郎 | |
13 | 君だけを想ってる | 久保田洋司 | 馬飼野康二 | 大坪直樹 | |
14 | チェックのマフラー | TAKESHI | 森元康介 | 岩田雅之 | |
15 | 途中下車 | SPIN | 森元康介 | ha-j |
Strings Arr. Willem Friede(2,7)
Horn Section Arr. Tony Kadleck(9)
Brass Arr. 佐野聡(13)
リリースデータ
2004年7月21日 | 初登場1位 | 売上15.2万枚 | Produced by Julie K. | J Storm |
メンバー
相葉雅紀 |
大野智 |
櫻井翔 |
二宮和也 |
松本潤 |
嵐4thアルバム。前作から1年ぶり。前作以降の2シングル3曲を収録。初回盤はファンが選んだとされる「A・RA・SHI」、「a Day in Our Life」、「君のために僕がいる」、「台風ジェネレーション-Typhoon Generation-」、「とまどいながら」の5曲のビデオクリップを収録したDVD『ARASHI Best5CLIPS』付属。初のDVD付となったほか、唯一のDUOケース仕様となっている。通常盤はCDのみで曲目は同じ。初回盤は後にプレミア化したが、内容自体は09年のDVD『5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009』に全曲収録された事で役目を終えており、現在は5〜8th初回盤ほどには高騰していない。
シングルでは連続1位こそ獲得していたものの「PIKA★★NCHI DOUBLE」は最低売上となるなど決して好調とは言えない状況だったが初の初回盤DVD付が効いたのか、今作は好調で初動だけで前作売上に匹敵した。しかし2週目には13位、3週目には42位と急落していき300位以内8週ランクインに留まり初動からの売上は伸び悩んだ。2019年の活動休止発表後に再浮上し、300位以内登場週数は10週となった。
今作では演奏の一部海外レコーディングが復活しているがニューヨークだけでなくアムステルダムでもレコーディングが行われていて海外演奏陣になっているのは「JAM」、「Thank you for my days」、「EYES WITH DELIGHT」、「RAINBOW」の4曲。「君だけを想ってる」はテナーサックス&フルートのみ外人演奏者となっている。なお4曲のうち「EYES WITH DELIGHT」以外はOmar Hakimがドラムを担当しているが、Smappiesからよくコンビで演奏する事が多かったベースのWill Leeは今作には参加していない。
90年代SMAPの作家陣と新たな作家陣と新旧の作家陣が入り乱れ、爽やかなアイドルポップを中心にしつつそれなりにバラエティ豊か。前2作のようにある程度方向性を寄せるのではなく、バランス良く色々な方向性をまとめてきていてSMAPの後継的な流れとそれだけではない嵐らしさが混ざっていてこのままどっちにも転がれるようなそんな1作だと思う。この後長らく永遠の若者代表みたいな雰囲気をキープし続けるようにもなったが、リアルタイムで概ね大学を卒業する学生が終わる年齢に差し掛かっていたのはこの頃で(ドラマでは二宮が永遠の17歳状態でもう数年先まで高校生役が回ってくることがあったが…)、青春の終わり、人生の岐路に立たされたような「PIKA★★NCHI DOUBLE」は象徴的だ。同じく作詞をSPINが手掛けたラストの「途中下車」も同様に大人への旅立ちとまだここにいたいという思いが混ざっていて明るいんだけどちょっぴり切なさも感じられる。
印象度★★★★☆
2020.12.8更新