Japonism(通常盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Sakura | eltvo | eltvo | 佐々木博史 | 45thシングル 最高1位 売上52.1万枚 |
2 | 心の空 | 布袋寅泰 | 布袋寅泰 | 布袋寅泰 | |
3 | 君への想い | wonder note,Macoto56 | wonder note | 石塚知生 | |
4 | Don't you love me? | wonder note,paddy | takarot,wonder note | 石塚知生 | 松本ソロ |
5 | miyabi-night | Macoto56,AKJ & ASIL | AKJ & ASIL | A.K.Janeway | |
6 | 三日月 | youth case | A-bee | A-bee | |
7 | Bolero! | SAKRA | SAKRA | Slice of Life | |
8 | Mr.FUNK | youth case | Ricky Hanley,Daniel Sherman | metropolitan digital clique | 相葉ソロ |
9 | 暁 | s-Tnk | 三留一純 | 三留一純 | 大野ソロ |
10 | 青空の下、キミのとなり | wonder note,s-Tnk | Gigi,wonder note | metropolitan digital clique | 46thシングル 最高1位 売上57.2万枚 |
11 | Rolling days | Octobar | Octobar | pieni tonttu | 櫻井ソロ |
12 | イン・ザ・ルーム | 小川貴史 | Jeremy Hammond | Jeremy Hammond | |
13 | マスカレード | HYDRANT | HYDRANT | 船山基紀 | |
14 | MUSIC | AKIRA | 古川貴浩 | 吉岡たく | 二宮ソロ |
15 | 伝えたいこと | ASIL,s-Tnk | Fredrik "Figge" Bostrom, Susumu Kawaguchi |
pieni tonttu | |
16 | Japonesque | MiNE,R.P.P | sk-etch,MiNE | ha-j,sk-etch |
Rap詞:櫻井翔(2,3,11,12),Shigeo(8)
Chorus Arrangement:Ko-saku(1〜7,9〜13,15,16)、ko-saku,Shigeo(8)、AKIRA(14)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 僕らがつないでいく | SQUAREF,John World | Pippi Svensson,Josef Melin | BJ Khan | |
2 | the Deep End | 100+ | STEVEN LEE,Drew Ryan Scott, Andreas Ober |
A.K.Janeway | |
3 | Make a wish | いなむらさちこ | sk-etch,Shu Kanematsu,BEAT,ROLF | 佐々木博史 | |
4 | ふるさと | 小山薫堂 | youth case | 宮野幸子 | 2010年からNHK紅白歌合戦で毎年歌われていた曲 初CD化 |
Chorus Arrangement:Ko-saku(1〜4)
リリースデータ
2015年10月21日 | 初登場1位 | 売上102.3万枚 | Producer:Julie K. | J Strom |
メンバー
相葉雅紀 |
松本潤 |
二宮和也 |
大野智 |
櫻井翔 |
嵐14thアルバム。前作以降のシングル2曲を収録。9月に発売された「愛を叫べ」は未収録。6作連続でソロ曲が本編に散りばめられた構成になっている。今作はアルバムでは初の3種発売となり、初回盤、よいとこ盤、通常盤でそれぞれDISC-2の収録内容が全て異なる。初回盤は「心の空」MV+メイキングを収録したDVD付。よいとこ盤は少年隊のカバー「日本よいとこ摩訶不思議」とトークを収録したCD付。通常盤は新曲3曲と2010年以降毎年紅白で歌われていた「ふるさと」を初収録した4曲入りCD付。アルバムでは初の3種発売にしたことで売上が上昇し、『僕の見ている風景』以来5年ぶりオリジナルアルバムでは2作目、通算3作目のミリオンセラーを達成した。
日本がテーマとなっており、リード曲「心の空」は現在ロンドン在住の布袋寅泰が外から見た日本をテーマに書き下ろした楽曲とされている。1曲目の「Sakura」も桜をテーマにしているのでそこはかとなく和のテイストが漂い、「心の空」は三味線、「君への想い」は琴を導入するなど和楽器を入れていて強烈に和風テイストを印象付ける。ただ和風なテイストはこれ以外に何曲かある程度で和のテイストで全体通しているわけではない。コンセプトがふわっとしているのはいつものことだが、今回もあんまり和風じゃなくね?と思い始めた頃に適宜目立つように和のテイストがブレンドされてくるので最終的になんとなく日本をテーマにしたアルバムっぽく感じられるといった寸法。シングル「愛を叫べ」が外されてしまったように明るくポップな曲はほぼ皆無で、打ち込みのクールなナンバーに適宜ブラス、ストリングス、時々和楽器を加えたような曲が延々続くので統一感はあるんだけど、もう少し違うテイストがあってもいいような気はした。唯一生音バンドサウンドの「マスカレード」は日本とか和というより80年代ジャニーズみたいな歌謡ノリの曲だし。原点回帰みたいなテーマもあったようだけど、90年代SMAP陣営+ラップだった初期とは制作陣も違うしあまりそんな感じはしなかった。
サクラップに関しては今回も4曲といつも通りの少なさ。しかし4行1ブロックで終わってしまう曲は無く、最低8行2ブロックはあるので出てくればそれなりに存在感はあって良かった。また「心の空」のサクラップは櫻井のインタビューによると楽曲の打ち合わせの段階で布袋サイドがラップを入れる箇所を既に用意していたとのこと。嵐サイドの要請ではなく、布袋さんが当たり前のようにラップを入れる部分を用意して曲を作っていたというのが本人より需要分かってる感じがしていい。
通常盤DISC-2はそのまま本編の延長戦とかライブのアンコールといった感じだけど「Make a wish」は本編でもあまりなかった聞かせるメロディーの楽曲に感じられた。「ふるさと」に関してはコンセプト的に今作の締めには意外と悪くないけど、どうも国民的スタンダードにしようという雰囲気で毎年紅白で歌い続けていた割に毎年その場限りで忘れてしまって、毎年初めて聞く曲のように聞いていたけど、今作でもやっぱりすっかり印象が飛んでいて初めて聞くような感覚で聞いた。物凄く「みんなのうた」的なスタンダードっぽいんだけど、なんかスタンダードになりきれない曲かなぁ…。
印象度★★★☆☆
2015.12.21更新