LOVE

Rap詞：櫻井翔(1,5,6,14)

リリースデータ

メンバー

嵐12thアルバム。前作以降のシングル2作3曲を収録。4作連続でメンバーソロ曲が本編に収録されている。6thアルバム以来となる初回盤DVD付が復活したが、複数商法にはなっておらず、CDの収録内容は同じ。初回盤DVDには「P・A・R・A・D・O・X」のPVが収録されている。初動だけで2013年のO社アルバム年間チャート1位に君臨しそのまま年間1位となった。週間では2週連続1位を獲得している。サウンドスキャンでは1週目は初回盤、2週目は通常盤が1位を獲得した。

先行シングル3曲がカッコよさ重視の楽曲だったのと前作がかなりポップだった反動で今回はカッコよさ重視のアルバムになるだろうなと予想していたが1曲目「愛を歌おう」でいきなりクライマックス感全開で高らかに愛を歌いだしたので驚く。でもよく考えたら2013年で嵐も全員30代になり、SMAPが国民的扱いされて平和ソングを連発するようになっていった頃と同じくらいの年齢になったのである。こういった系統の楽曲も求められるようになってきたのだろう。この1曲目ではジャケットの黒のイメージなんだったんだよ…と思ったが、全体的には2曲目以降がアルバム本編といった趣き。比較的クールな楽曲が並んでいるものの、シングル曲から思っていたよりもとっつきにくさも微妙さも無く、むしろわりと好印象。「Rock Tonight」みたいな今年のシングルでは聞けなかったキャッチーな楽曲も出てくるし、バランスは非常にいいと思う。ソロ曲を本編に入れているせいでどうしてもアルバム全体が長くなるし、サクラップが少ねぇ…というのはもう毎度の事で今更その辺りの改善は期待していなかったのでそんなに気にはならなかった。

　　通常盤　

印象度★★★★☆

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