U-ya Asaoka FlyBlue Best 2018(ハイレゾ盤)

No タイトル 作詞 作曲 編曲  
1 ウタハトビラヲアケテユク_2018 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉 8thアルバム『ウタハトビラヲアケテユク』収録曲 2018MIX
2 トビラ 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉 11thアルバム『Show must go on』収録曲
3 Be Ambitious! 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉&浅岡雄也 10thアルバム『ミライノツクリカタ』収録曲
4 儚き歌 2018 浅岡雄也 浅岡雄也 浅岡雄也 9thアルバム『キミガセカイヲカエテユク』収録曲 2018MIX
5 イマイルセカイヲアイデカザロウ 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉&浅岡雄也 8thミニアルバム(シングル)、12thアルバム『アナタトミライヲ』収録曲
6 Tiny Love 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉&浅岡雄也 10thアルバム『ミライノツクリカタ』収録曲
7 Never Stop 2018 浅岡雄也 浅岡雄也 浅岡雄也 『Pre-productions 001』C/W、8thアルバム『ウタハトビラヲアケテユク』収録曲 2018MIX?
「Never stop for new day」改題 
8 ヒカリハキミデボクハカゲデ_2018 浅岡雄也 浅岡雄也 末松一人&古後敦史 8thアルバム『ウタハトビラヲアケテユク』収録曲 2018MIX?
9 Forget-me-not 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉&浅岡雄也 10thアルバム『ミライノツクリカタ』収録曲
10 Show Must Go On 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉 11thアルバム『Show must go on』収録曲
11 リボッチ 浅岡雄也 浅岡雄也 浅岡雄也 10thミニアルバム(シングル)C/W 2018MIX?
12 アナタトミライヲ 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉&浅岡雄也 9thミニアルバム(シングル)、12thアルバム『アナタトミライヲ』収録曲
13 Rainbow〜あの虹の向こうへと〜 浅岡雄也 浅岡雄也 田辺トシノ&浅岡雄也 6thミニアルバム(シングル)『奇跡のような確率で/Rainbow〜あの虹の向こうへと〜』収録曲
14 キミトイツマデモ 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉 11thアルバム『Show must go on』収録曲
15 Revolution〜No15〜 浅岡雄也 浅岡雄也 馬場一嘉 10thミニアルバム(シングル)

リリースデータ

2018年7月20日(配信)
2018年7月31日(通販CD)
自社通販・配信限定 Produced by 浅岡雄也 FLYBLUE

浅岡雄也3rdベストアルバム。ソロデビュー15周年を記念してのベストアルバム。選曲は自主制作に移行した2009年のアルバム『ウタハトビラヲアケテユク』以降となっている。前ベスト『Legend Annivesary Fly Blue Best 2012』とは収録範囲が重複しているものの、「ウタハトビラヲアケテユク」以外に選曲の重複は無い。アルバム未収録のままだった「Rainbow〜あの虹の向こうへと〜」、3月31日に発売されたばかりのシングル収録曲である「Revolution〜No15〜」「リボッチ」3曲がアルバム初収録

1,4,11がミックス変更(2018MIX)と公式に記載されているが、曲目における2018表記とはズレがあり、「リボッチ」には2018表記が無いが1,4,11に該当してミックス変更扱いされている。逆に「Never Stop 2018」「ヒカリハキミデボクハカゲデ_2018」は2018表記があるが1,4,11に該当せずミックス変更扱いされていない。また「Never Stop 2018」は「Never stop for new day」というタイトルだったのが改題されているが、PDFの歌詞では「Never stop for new day」と原題のまま掲載している。全曲リマスターでTake違いもあるとされているが、Take違いに関しては詳しく言及されていない。

これまでとは発売形態がやや異なり、CD版はジャケット写真(過去の写真を組み合わせたもの)のみで歌詞カード・クレジットが付属せず歌詞・クレジットは配信版含めての公式サイトでPDFにまとめての無料公開という形になった。配信ではCD音質44.1/16ハイレゾ盤48/24の2種類が用意され、公式サイトや大手の配信サイトではなくそれぞれ異なる個人の音源販売用サイト経由で購入できる。3形態全て2500円に設定されているが、CDの場合はライブ会場で購入しない限り送料510円が別途生じる。

CD最大の価値であるブックレットが無いのであればCDを買う意味が無いため、今回は値段も全部一緒ならとハイレゾ音源を購入した。…が、購入したハイレゾのWAV音源をいつもの手順でISO化してDVD-AUDIO化する事が出来なかったため、WAVをWAVにエンコードし直す(結果24bit/48kHzのままなのは確認済みだがわずかに各ファイルのサイズが小さくなったので何か余計なデータが盛られていたのかもしれない)という謎の手順を挟んだ事でDVD-AUDIO化に成功した。

前ベストの販売はいつの間にか終了してしまっているものの(U-ya Asaoka名義で各配信サイトで配信はされている)、「ウタハトビラヲアケテユク」以外に被りを無くし、さらに合間に出していた先行シングル(途中で自主制作CD-Rに簡素化)も今回はあまり選曲していない。このため前ベストとの重複期間である『ウタハトビラヲアケテユク』『キミガセカイヲカエテユク』からは控えめな選曲だが(主要なところは前ベストに入れてしまっている)、以降の3枚のアルバムからは全力で選曲したようなラインナップ。自主制作以降はFIELD OF VIEW時代からのイメージに沿ったストレートなバンドサウンドによるストレートなアップテンポを主体としていて基本的にあの頃と変わらない。この変わらなさ、さわやかな歌声を生かしたストレートさがやはり最大の武器であり魅力だと思う。

あまり冒険や変化はないが、でもこの歌声にはやはりこういう曲が1番合うと思うし、the FIELD OF VIEW改名時の「夏の記憶」や「蜃気楼」のような暗めの作風やソロ初期の打ち込み主体でミディアム〜バラードが多かった時期と比べるとやはり今の方がしっくり来る。変化を求めるよりは変わらなさが魅力であると捉えた方がいいんだろうな。

テイク違いに関しては良く分からなかったが、「ウタハトビラヲアケテユク」に関しては単純にサウンドがさらに力強くなったと思う。元々初出の時点ではミックスやマスタリング作業にあまり慣れていなかったのか全体にボリュームも小さかった。これは前ベスト収録時にリマスターしてグッと持ち上がったが、今作ではミックス変更も施したことで比べ物にならないくらいのガツンとしたド迫力サウンドになった。というか全体的にかなりド迫力なリマスターを施しているようでちょっとキツすぎるようにも感じたが、これなら誰が聴いても音がしょぼいとはまずもって思わないし、音圧戦争云々の問題を気にするようなリスナーもいないと思うので、多くのリスナーが迫力があって良いと思えるような方向性ならこれでいいんじゃないかと思う。

公式限定

印象度★★★★☆

2018.8.19更新

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