キミガセカイヲカエテユク
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | キミガセカイヲカエテユク | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 馬場一嘉 | |
2 | メビフォエバ | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 2ndミニアルバム『メビフォエバ』収録曲 |
3 | Paradox | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | |
4 | Trueway | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 2ndミニアルバム『メビフォエバ』収録曲 |
5 | Stand Up〜革命ノ歌〜 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | |
6 | 青空#1 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 福田康文 | 1stミニアルバム『世界の真ん中で』収録曲 |
7 | キオク | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | |
8 | 世界の真ん中で | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 1stミニアルバム『世界の真ん中で』収録曲 |
9 | 儚き歌 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | |
10 | 永遠に | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 中西亮輔 &Ken Ito |
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11 | Simple Life | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 | 浅岡雄也 |
リリースデータ
2011年10月10日 | 自社通販限定 | Produced by 浅岡雄也 | FLYBLUE |
浅岡雄也9thアルバム。公式ではベスト含めて9thとしているがオリジナルとしては8作目。2年ぶりのオリジナルアルバム。間にリリースされたミニアルバムという名の事実上のシングルから2曲ずつ4曲収録。前作同様に自主制作盤のため、一般流通はしておらず自社通販のみ。何故か帯が無く、背文字が片方印刷されていない。さらに品番が順番だと本来FBCR-004になるはずが、FBCR-002となっており、「世界の真ん中で」の品番と同一になってしまっているなどの表記ミスがある。演奏は本人含めたギター7名、ベース1名、ドラム4名、本人含めてコーラス2名、Other Instが本人で一括クレジットされている。『メビフォエバ』からの2曲にはミニアルバム時にクレジットされていたバイオリンが何故か記載されていない。またイェアに変わって新たにTwitterで本人が常用していた「Twitter (顔文字)イエーイ!」という謎のフレーズもクレジットされている(「Twitter (顔文字)イエーイ! And very special thanks to YOU!!」という謎過ぎるスペシャルサンクス)。
前作のみ2011年に配信が開始されストリーミングも解禁されていたが、2019年には次回作以降も一挙にリマスターされて配信解禁となった。しかし今作のみはスルーされてしまっている。本人曰くマスターが見つからないとの事。
基本的に前作と同じ王道バンド路線。前作での音のしょぼさも大幅に改善。今回は勢いのあるバンドサウンドが炸裂しており、アレンジ面では過去最高にがっしりとしたサウンドが展開している。『メビフォエバ』制作時に生音へのこだわりを改め、ミックス面でも感じるところはあった旨をつぶやいていたのでそれが反映されたものと思われる。ただ「世界の真ん中で」だけは打ち込み全開アレンジのまま収録されているので、急にリミックスバージョンが収録されているかのよう。
曲調はイメージ通りのさわやかさだが、「なう」が2曲に登場したり、ソロになってからはタイトルで多用していたカタカナ表記を歌詞の中で多用するようになったり、独特の言葉遣いなどこれまで音楽面では抑えていたTwitterで見せているネットスランガー(?)なキャラクターが一気に顔を覗かせ始めたような印象もある。同じ事歌ってても独特の言い回しやカタカナの連発ってどうも軽く聞こえてしまうような気がするが、完全自主制作になって今まで抑え込んでいた本来の姿が浮かび上がってきたのだろうか。全体に強く残る1曲はそこまで無いけど、それでも今までを思えばアルバムとして満足度の高い1作だ。
※ネットスランガー…ネット特有の表現方法(浅岡さんの場合は当時は主に顔文字と短文の言い回しを多用していた)を乱用する者の意味。
印象度★★★★☆