10th Anniversary Live Vol.1

No タイトル 作詞 作曲 備考
1 トラック分けなし、以下の曲が全て1トラックに収録されている
  ripple   浅岡雄也 1stアルバム『ウタノチカラ』収録曲 インスト 表記無し
  ウタハトビラヲアケテユク 浅岡雄也 浅岡雄也 8thアルバム『ウタハトビラヲアケテユク』収録曲
  希望という名の空を見上げて 浅岡雄也 浅岡雄也 4thミニアルバム『Only Lonely』収録曲
  メビフォエバ 浅岡雄也 浅岡雄也 2ndミニアルバム『メビフォエバ』収録曲
  ダウト 浅岡雄也 浅岡雄也 10thアルバム『ミライノツクリカタ』先行トラックシングル
  Tiny Love 浅岡雄也 浅岡雄也 新曲 10thアルバム『ミライノツクリカタ』収録曲
  七色 浅岡雄也 浅岡雄也 10thアルバム『ミライノツクリカタ』先行トラックシングル両A面曲
  TimeMachine 浅岡雄也 浅岡雄也 3rdミニアルバム『空の果て』収録曲
  FLY 浅岡雄也 浅岡雄也 『Pre-productions 001』1曲目、8thアルバム『ウタハトビラヲアケテユク』収録曲
  Never stop for new day 浅岡雄也 浅岡雄也 『Pre-productions 001』2曲目、8thアルバム『ウタハトビラヲアケテユク』収録曲
  Stand Up〜革命ノ歌〜 浅岡雄也 浅岡雄也 9thアルバム『キミガセカイヲカエテユク』収録曲
  ZERO 浅岡雄也 浅岡雄也 『Pre-productions 002』1曲目、8thアルバム『ウタハトビラヲアケテユク』収録曲
  ウタノチカラ 浅岡雄也 浅岡雄也 1stアルバム『ウタノチカラ』収録曲

※『ミライノツクリカタ』は10thアルバムと公式でされているが、ベスト盤2作を除くアルバムは『ウタウタイ 其の一』を含めても9作しかない。
『ウタハトビラヲアケテユク』リリース時に8枚目とカウントがズレたので1枚目のベスト盤が7枚目としてカウントされたが、2枚目のベスト盤はカウントしてないと思われる。

リリースデータ

2013年9月14日 自社通販・ライブ会場限定販売 Produced by 浅岡雄也
Band Sound Produced by 田辺トシノ
Fly Blue

浅岡雄也1stライブアルバム。FIELD OF VIEW時代含めて初のライブ音源のCD化となる。大阪と東京で行われたソロデビュー10周年ライブ「10ネンガスギテモ アイハマダ イロアセナイ」のうち7月28日の新代田FEVER(東京)でのライブの模様を抜粋して収録。版権の問題でメジャー時代の楽曲は「ウタノチカラ」のみ(記載上)で、残りは自主制作以降の楽曲となるが、自主制作以降の楽曲でも数曲収録漏れしている。全て1トラックに繋げて収録されており、トラック分けされていない(不評だったのかVol.2ではトラック分けされている)。バンドメンバーは、ギター馬場一嘉、ベース田辺トシノ(バンドマスター)、キーボード野崎洋一、ドラムは小柳Cherry昌法(元LINDBERG)。『空の果て』以降の実質シングル作品と同様の薄型CD-Rケース仕様。表紙の裏にクレジットが書かれており、それとは別に4つ折りの用紙が封入されている。ここに当日のセットリスト全曲が記載されていて、黒字強調されているのが今作収録曲となっている。2013年末にはVol.2の発売が告知され予約者には年末年始にかけて発送された。

リミックスを入れるならライブ音源を入れてくれと思っていたのでついにライブ音源がリリースされたのは嬉しい。生歌でも変わらずサンシャインな浅岡雄也のボーカルの魅力を打ち出すには加工するリミックスよりもライブ音源の方がどう考えてもいいというのが主な理由だったんだけど、それ以上に打ち込みのCD音源より生バンドのライブの方がパワーがあるというのも大きかった。ただ今回打ち込みだったメジャー時代の楽曲は収録されず、CDの時点で生バンドを起用していた曲が収録されているので打ち込みがバンド演奏に変わる醍醐味は残念ながら全く無い

基本的にノー編集のようだが、実際には順番が飛んでいる箇所も客の拍手を繋げるといった編集はされており、1つのライブとして楽しむ事ができる。ただ会場が小さいのか客入り自体が悪いのか(この会場のキャパは300)、客の歓声が妙にパラパラしている。もうファンも黄色い声を張り上げるような年頃では無くなってきているのだろうか。メジャー時代の2作のライブDVDや2010年に見に行った渋谷DUOでのライブではもう少し盛り上がっていたように記憶しているが…。ていうか渋谷DUOも後ろの方がスカスカだったとはいえ、10周年記念にも関わらずあれから3年で会場キャパが半分以下にまで縮小しているとは思わなかった…。

声に対する自信(と奢り)が原因でTwitterで騒動を起こした事もあるほどだが、本人が最大の自信を誇っている歌声に関しては変わらぬ歌声…と思いきや少々変わっている。やけに力んだりガナったりしている辺りはCDや以前のライブDVDでは見せなかったスタイルだ。中盤以降は前半よりは安定してくるので単にコンディションがそこまで良くなかったのかもしれない。また最後の「ウタノチカラ」では全力で歌い続けて声が枯れてしまったのか、高音部分でかすれ気味になってしまう。あれだけ声について他のアーティストのファンにケンカ売ってまで自信たっぷりだったことを考えると、今作でのコンディションはあれ?って感じではあった。もちろん騒動を知っているせいでそう感じただけなので、それが無ければこの程度のコンディションならそこまで気にしなかったと思う。

また薄型CD-Rケースという簡易な作品で3000円+送料500円は少々高い。個人的にはそれなりに満足ではあったけど、熱心なファンでない人には手放しではお勧めできないし、お近くでライブがあるならたぶん直接行ったほうがいいと思う。ただ新曲と思われる「Tiny Love」の出来からは来る自称10th実質9thアルバムの『ミライノツクリカタ』への期待は高まった

自社通販限定

印象度★★★☆☆

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