ザ・レコーディング at NHK CR-509 Studio
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 遥か彼方 | 後藤正文 | 後藤正文 | 1stミニアルバム『崩壊アンプリファー』収録曲 |
2 | 未来の破片 | 後藤正文 | 後藤正文 | 1stシングル |
3 | 君という花 | 後藤正文 | 後藤正文 | 2ndシングル |
4 | リライト | 後藤正文 | 後藤正文 | 5hシングル |
5 | ブルートレイン | 後藤正文 | 喜多建介,後藤正文 | 7thシングル |
6 | 転がる岩、君に朝が降る | 後藤正文 | 後藤正文 | 11thシングル |
7 | ムスタング | 後藤正文 | 後藤正文,山田貴洋 | 2ndミニアルバム『未だ見ぬ明日に』収録曲 |
8 | 藤沢ルーザー | 後藤正文 | 後藤正文 | 12thシングル |
9 | 新世紀のラブソング | 後藤正文 | 後藤正文 | 13thシングル |
10 | 夜を越えて | 後藤正文 | 後藤正文 | 6thコンピ盤『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2012』収録曲 |
11 | アネモネの咲く春に | 後藤正文 | 後藤正文 | 7thアルバム『ランドマーク』収録曲 |
12 | 今を生きて | 後藤正文 | 後藤正文,喜多建介, 山田貴洋,伊地知潔 |
19thシングル |
13 | Loser | 後藤正文 | Beck Hansen, Carl Stephenson |
7thコンピ盤『ASIAN
KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2013』収録曲 ベックの日本語詞カバー |
リリースデータ
2013年9月11日 | 初登場9位 | 売上1.6万枚 | Ki/oon Records |
メンバー
Vocals,Guitar | 後藤正文 |
Guitar,Vocals | 喜多建介 |
Bass,Vocals | 山田貴洋 |
Drums | 伊地知潔 |
Support Musicians | |
Percussion | 三原重夫 |
Keyboard,Guitar | 上田禎 |
Chorus | 岩崎愛 |
ASIAN KUNG-FU GENERATIONスタジオライブアルバム。2013年4月にNHK BSプレミアムで放送された「ザ・レコーディング〜ASIAN KUNG-FU GENERATION〜」のためにNHKのCR-509 studioで収録された音源をまとめた作品。2日間でメンバー選曲による18曲が1発録りレコーディングされ、17曲が実際に放送された。今作にはそのうちの13曲が収録されている。唯一未放映だった「踵で愛を打ち鳴らせ」を含む「ループ&ループ」、「マーチングバンド」、「踵で愛を打ち鳴らせ」、「それでは、また明日」、「AとZ」といった残り5曲は初回盤DVDに映像として収録されている。なおブックレットはレコーディング情報とクレジットのみで歌詞は掲載されていない。
9曲目までがベスト盤『BEST HIT AKG』にも収録された曲なので選曲はベスト選曲。とはいえ個人的に好きなトップ3である「ソラニン」「君の街まで」「それでは、また明日」(これはDVDに入ってるけど)が収録されていないのが残念。後藤本人がTwitterで告知した際に「ライブ盤」と表現したのでライブアルバムという事になっているが、スタジオで1発録音しただけなので観客はいないし、ライブらしい残響音も全く無い。ちょこちょこと変わっているし、「リライト」なんて間奏が妙に長くなったりはしているが、全体的にはリメイクやリアレンジというほどでもなくあくまでほぼそのままに再録音したという感じで、『BEST HIT AKG』初回盤DVDで1stアルバムを丸々スタジオライブで再録音したのと試み的には近い。歓声や残響、荒さといったライブらしさが皆無で、音自体はかなり綺麗。それでもレコーディングを重ねながら作り込んだ元のCD音源には無いライブの息遣いや勢いは確かにあったりもして、なかなか聞き応えがある。ベスト盤の次の年に9曲被った内容だけに敬遠されがちではあるし、実際今作はスルーしようかとも思っていたけどスルーしなくて良かった。
印象度★★★★☆