Made in ASKA
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | MIDNIGHT 2 CALL | ASKA | ASKA | 澤近泰輔 | 2ndセルフカバーアルバム『君の知らない君の歌』収録Ver. 2ndシングル |
2 | Love is alive | ASKA | ASKA | 澤近泰輔 | 2ndアルバム『SCENE U』収録曲 Featuring:岩崎宏美 |
3 | I'm busy | ASKA | ASKA | 十川ともじ | 3rdアルバム『NEVER END』収録曲 |
4 | you & me | ASKA | ASKA | ASKA/十川ともじ | 3rdアルバム『NEVER END』収録曲 黒田有紀とのデュエット |
5 | はるかな国から | ASKA | ASKA | 澤近泰輔 | 3rdアルバム『NEVER END』収録曲 |
6 | ID | ASKA | ASKA | ASKA/ PAUL STAVELEY O'DUFFY |
5thシングル 最高4位 売上34.7万枚 |
7 | ONE | ASKA | ASKA/ ERVIN BEDWARD |
ASKA/PAUL WICKENS | 6thシングル(カット) 最高14位 売上15.0万枚 |
8 | Now | ASKA | ASKA | 松本晃彦 | 5thアルバム『kicks』収録曲 |
9 | In My Circle | ASKA | ASKA | 松本晃彦 | 5thアルバム『kicks』収録曲 |
10 | 心に花の咲く方へ | ASKA | ASKA | 旭純 | 9thシングル 最高4位 売上2.9万枚 |
11 | UNI-VERSE | ASKA | ASKA | 澤近泰輔 | 10thシングル 最高10位 売上2.4万枚 |
12 | いろんな人が歌ってきたように | ASKA | ASKA | 澤近泰輔 | 7thアルバム『SCRAMBLE』収録曲 |
13 | FUKUOKA | ASKA | ASKA | 澤近泰輔 | 8thアルバム『Too many people』収録曲 |
14 | cry | ASKA | ASKA | 澤近泰輔 | 黒田有紀への提供曲 セルフカバー 新録音 |
15 | メリーゴーランド | ASKA | ASKA | ASKA/藤山祥太 | 新曲 |
リリースデータ
2018年10月18日 | 初登場7位 | 売上1.0万枚 | Produced by ASKA | ヤマハミュージック |
ASKA3rdベストアルバム。初の自選ベストとなっており、『We are the Fellows』に収録されなかった曲からASKAが選曲した13曲+95年に黒田有紀へ提供した「cry」のセルフカバーと新曲「メリーゴーランド」を収録。『We are the Fellows』発表時にもし選曲されていたら発売できなかったとして名指しされたユニバーサル時代の「心に花の咲く方へ」「UNI-VERSE」「いろんな人が歌ってきたように」は今作には普通に収録されている。これは9月26日に執行猶予が明けた事を受けてユニバーサル時代の音源も再流通が決定して使用可能になったためと思われる。マスタリングエンジニア(リマスター)は佐々直美。公式通販限定で受注生産されていた『We are the Fellows』の一般発売盤と同時発売。同デザインのブックレット一体型デジパック仕様、UHQCD仕様となっている。『We are the Fellows』は既にファンの大半が受注生産時に入手していたため初登場28位と低迷したが今作はトップ10入りを果たした。
「心に花の咲く方へ」の編曲は旭純と表記されているが、収録されている音源は澤近泰輔が編曲と表記されていた『SCENE V』収録の「心に花の咲く方へ(album ver.)」の方だと思われる。
「MIDNIGHT 2 CALL」は『君の知らない君の歌』収録のセルフカバーバージョンだがオリジナルは1stアルバム収録、5th6thシングルは4thアルバム、9thシングルは6thアルバム収録なので今作には一応1st〜8thアルバムまでから1曲以上は選曲されて時系列に並んだ構成となっている。『We are the Fellows』に続いて9th『Black&White』からは何故か自選でも選ばれないというのはどういうことなのか気になるところではあるが…。
執行猶予も開けて無事に全期間自由に収録可能になった事と時系列の収録から今作の方がASKAの歴史をそのままたどれるような1作になっていると思う。どうにも代表曲と思えるような曲は『We are the Fellows』に収録されてしまったので、『We are the Fellows』に収録された曲たちの印象には届かない感じの曲が多くてファン向けにはなっているが、「ID」や「ONE」、そしてユニバーサル期の3曲などの中盤パートは個人的には特に『We are the Fellows』には収録されなかったけど収録されていてほしかったようなベスト盤らしい選曲になっていると感じた。特にシングルにもなった「UNI-VERSE」は当時既に注目度も低くてあまりヒットしなかったものの、かなりヒット性の高い渾身の1曲だったと思う。CHAGE and ASKAで名曲「Man and Woman」を発表したのは「UNI-VERSE」の前年だったが、この時期のASKAってけっこうピークに近い状態にあったように思うだけに音楽以外の事で追い詰められて制作がスムーズに進められていなかったらしいのが改めて惜しかったなと思う。
基本的には『We are the Fellows』の次、もしくはセットで聞く事でASKAをざっとおさらいできる役割を持ったベスト盤だが、最初にこれだけ聞くという聞き方はあまりされないだろうし、あまり意図もされていないようにも思う。
印象度★★★★☆
2019.1.7更新