SCENE U
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | はじまりはいつも雨 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 澤近泰輔 | 3rdシングル 最高2位 売上116.3万枚 |
2 | けれど空は青〜close friend〜 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 十川知司 | |
3 | Love is alive | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 澤近泰輔 | 岩崎宏美とのデュエット |
4 | DAYS OF DREAM | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 十川知司 | |
5 | 恋 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 佐藤準 | 日野美歌へ提供 セルフカバー |
6 | 都会の空 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 十川知司 | 高橋真梨子へ提供 セルフカバー |
7 | 風の住む町 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 西平彰 | 中村雅俊へ提供 セルフカバー |
8 | PLEASE | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 佐藤準 | 光GENJIへ提供 セルフカバー |
9 | 君が愛を語れ | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 澤近泰輔 | 3rdシングルC/W |
10 | 止まった時計 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 佐藤準 | 薬師丸ひろ子へ提供 セルフカバー |
リリースデータ
1991年6月5日 2001年7月18日(現行盤) 2005年11月23日(『SCENE & SCENEU』) 2018年11月21日(Remix ver.) |
初登場1位 - 初登場34位 初登場47位 |
売上110.3万枚 - 売上1.0万枚 売上0.2万枚 |
Produced by 飛鳥涼 | ポニーキャニオン ヤマハミュージック ヤマハミュージック ヤマハミュージック |
ASKA2ndアルバム。約3年ぶりのソロアルバム。先行シングル「はじまりはいつも雨」をA面、C/W共に収録。さらに提供曲を5曲セルフカバー。「はじまりはいつも雨」がロングヒットの末にミリオンを記録した中で発売され、今作も2週連続1位、さらにもう1度の合計3週1位となり前作のほぼ10倍の売上を記録してミリオンヒットとなった。ソロではシングル、アルバム共に最大のヒット作。今作時点でCHAGE&ASKAとしてはまだミリオンは出ていなかったが同年後半に「SAY YES」とアルバム『TREE』で200万枚越えを達成した。なお今作時点では正式にASKAに表記を変えていたため、ASKA名義で発売されているが、作詞作曲やプロデュースは飛鳥涼の名義を引き続き使用している。現行盤はヤマハに移動してやはりCHAGE and ASKAの旧作と同時に再発された01年盤となる。ここまでリマスターは一切されていなかった。今回入手したのは01年盤。
05年に『SCENEV』と同時発売で次回作と2枚組セットになった『SCENE & SCENEU』として限定発売され、この際に唯一リマスターされた。また2018年にはASKA主導の下でリミックスも施されて『SCENE』と共にリミックス&リマスター盤UHQCDとしてジャケットも一新されて発売された。
前作同様にバラードアルバム。提供曲のセルフカバーが5曲収録されているのも前作同様だけど、「はじまりはいつも雨」という大ヒット曲があるのがやはり大きく違うところだろうか。後のベスト盤にも半分の5曲(うち「止まった時計」はリメイクした)も選曲されている事からもソロでの代表作っぽい風格が漂う。ただ美メロとはいえミディアム〜バラード押しはややしんどいところもあり、中盤があまり印象に残らなかった。これはベスト盤に冒頭3曲とラスト2曲が収録されていてそっちを先に聞いていたというのも大きいかも…。
前作も今作も作風はほぼ同じだし、後追いで聞くと前作も別に変わらないんだけど、前作はその後のCHAGE&ASKAの方向性に影響はしていても当時のチャゲ&飛鳥とはちょっと違うソロならではの作風だった。対して今作は完全に1人チャゲアスといった印象が強く、なんだかんだCHAGEのコーラスやマニアックな曲がアルバムとしてのバランスをうまく取っていたんだなぁ…とも感じた。
01年盤 『SCENE & SCENEU』 2018年Remix
印象度★★★☆☆
2016.1.12更新