azusa
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 明日晴れたら | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | |
2 | i Love | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | 1stシングル 最高30位 売上0.7万枚 |
3 | マングローブの森 | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | |
4 | 夢ノート | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | 3rdシングル 最高38位 売上0.6万枚 |
5 | ふーる ふーる | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | |
6 | 真夏のフォトグラフ | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | 4thシングル 最高38位 売上0.3万枚 |
7 | ナミダアメ | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | |
8 | Two of us | azusa | azusa | t.sato | |
9 | 好きよ | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | |
10 | 君のままで | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | 2ndシングル 最高22位 売上0.7万枚 |
11 | Just be a friend | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | |
12 | 夏祭り | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | |
13 | フラワー | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | |
14 | stories〜azusa self-cover ver.〜 | azusa | azusa | azusa,t.sato&r.wat | アルバム『TVアニメ「アマガミSS」Character Image
Songs「For You…」』提供曲 セルフカバー 配信限定シングル |
※シングル200位以内データ
リリースデータ
2011年8月31日 | 初登場37位 | 売上0.3万枚 | Produced by George Ono | ポニーキャニオン |
azusa1stアルバム。結果的に唯一のアルバム。スパークリング☆ポイントの元メンバーで、スパクリ時代末期のシングルで自作曲シングルをリリースしていたが07年凍結後は1人だけソロ活動を開始。ライブを中心に自作楽曲を発表し、09年の正式解散発表後もライブ活動のみ継続していた。最終的には事務所White Dreamには残りビーイングは離脱(他の2人のメンバーは明日香は事務所も移籍、亜衣里は音沙汰なし)。2010年にポニーキャニオンに移籍してシンガーソングライターとして再デビューした。83年から長年ビーイング在籍だった渡部良が08年にビーイングを退社し設立したヴェインティイウノという会社が音楽制作を行っている。スパクリが活動していた時期は共にビーイング所属だったことからその関係で独立した渡部が当時から音楽制作を開始していた梓の才能を見て才能を発揮する新天地を与えたものと思われる。またヴェインティイウノの会社紹介に90年のビーイング時代に「アニメーションテーマ曲への積極的な参加を推進」とあるのでこれが本当なら「スラムダンク」から現在の「コナン」に通じるビーイングのアニメタイアップを推進していたのが渡部さんで、恐らくその関係から、知名度がほとんど無い状態のazusaの魅力を手っ取り早く確実に売っていくためにコネクションがあった(?)アニメ方面へ売り込んだものと思われる。またビーイング繋がりで4,6ではピアノを担当しているのはDIMENSIONの小野塚晃である。シングルは全てタイアップ先アニメのジャケットで本人が登場していなかったが、今作は初めて本人写真ジャケットとなっている。初回盤はシングルPV4曲を収録したDVD付。
宅録のようでクレジットにもギターやピアノなどが数曲でクレジットされているのみとなっており、ほとんどは打ち込みのようだが落ち着いたポップス路線のバンドサウンド風の音色になっている。軟水系シンガーとも紹介されているが、非常にスウィートながら甘すぎないひたすらに心地いいボーカルが最高の持ち味。スパクリ時代は大半の時期を素人ラップや無理に都会ぶったサウンド等に費やしており、そもそも終盤以外はセンターでも無かったのでまさかここまでいい声を持っているとは気付かなかった。まさにこれこそがazusaの声を生かした最良の路線だと思う。楽曲自体はバラード主体ではなくわりかしゆったりしたものは多いがアッパーな曲もあるし、意外と色々な曲調が入りつつもまとまっている印象。手作り感漂いつつもマイペースに好きな音楽を楽しんでいるリラックスした感じもある。再デビューは知っていたが視聴者向けのアニメ仕様のシングルしか出していなかったので興味がわかずシングルは聞いておらず、今回も何となく手に取っただけだったが思ったよりも良かった。ソニー等のアニメタイアップではなく、シングルで本人を打ち出さないアニメに即した作りのCDしか出していなかったためか、今作もアニメ系にカテゴライズされ、CD屋やレンタルでの置き場も完全にアニメコーナーになっていたがあまりアニメソングという感じはしなかった(なおazusaは声優はやっていない)。心地いいポップスが聞ける1作。
今作以降も2012年にシングル3枚を発表しているがリリースはこれらが最後となった。2013年1月にはワンマンライブも行ったが、活動は停滞し、11月のブログで「今のステージを一旦終了し、次のステージへ向かって歩き出そうと思っています」という曖昧な表現で事実上の引退を宣言。活動終了となった。このため、2012年のシングル3枚はアルバム未収録のままとなっている。
印象度★★★☆☆