MAGIC
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 最深部 | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number | |
2 | サマーワンダーランド | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number | 19thシングルC/W |
3 | 瞬き | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number&小林武史 | 17thシングル 最高5位 売上6.2万枚 |
4 | あかるいよるに | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number | |
5 | ARTIST | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number | 17thシングルC/W |
6 | オールドファッション | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number&島田昌典 | 19thシングル 最高4位 売上6.5万枚 |
7 | ロンリネス | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number | 18thシングルC/W |
8 | 雨と僕の話 | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number&亀田誠治 | |
9 | エキシビジョンデスマッチ | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number | 20thシングルC/W |
10 | monaural fantasy | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number | |
11 | HAPPY BIRTHDAY | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number&小林武史 | 20thシングル 最高4位 売上4.6万枚 |
12 | 大不正解 | 清水依与吏 | 清水依与吏 | back number&蔦谷好位置 | 18thシングル 最高3位 売上4.8万枚 |
Strings Arranged by 小林武史&四家卯大(3,11)、村田昭(4)、亀田誠治(9)
リリースデータ
2019年3月27日 | 初登場1位(2週連続) | 売上31.8万枚 | Produced by back number(1,2,3,5,7,8,10,11)、 小林武史(4,11)、島田昌典(6)、亀田誠治(9)、蔦谷好位置(12) |
ユニバーサル |
メンバー
Guitars&Vocal | 清水依与吏 |
Bass | 小島和也 |
Drums | 栗原寿 |
back number6thアルバム。メジャーでは5th。ベスト盤『アンコール』から2年3ヵ月、オリジナルアルバムとしては『シャンデリア』から3年3ヵ月ぶり。前作以降のシングルのうち『アンコール』に収録された「僕の名前を」「ハッピーエンド」は収録されず、ベスト以降の4シングルを収録。各シングルC/Wは2曲ずつ合計8曲だったが、4作のシングルC/Wから綺麗に1曲ずつ4曲が収録された。
初回盤Aは2018年8月11日の東京ドーム公演全曲とメイキングを収録したライブBlu-ray
or 2DVD、ライブフォトブック「back
number dome tour 2018 "stay with you" PHOTO BOOK」付属、三方背BOXトールケース仕様。
初回盤Bはシングル4曲と「ARTIST」のMVとロンドンでのフォトブックメイキングを収録したBlu-ray
or DVD、そのロンドン撮影含むフォトブック「SPECIAL
PHOTO BOOK for NO MAGIC TOUR 2019」付属、三方背BOXトールケース仕様。
通常盤はCDのみ。内容としては3種だが、Blu-ray付、DVD付がそれぞれあるので合計5種存在する。
シングルは4作とも5万枚前後の安定したヒットを記録、今作は2週連続1位となり、前作はやや下回ったものの現状ロックバンドとしてはONE OK ROCKと並ぶトップクラス、年間チャートでもトップ10クラスの売上を記録している。また2018年よりO社で配信のDL枚数が発表されるようになり、これまでも年間配信ランキングで上位にランクインしていたが、初めてその数字が判明した。「瞬き」は2018年の二大ヒット曲として浸透した「Lemon」「U.S.A.」に続く堂々の3位で40万DLを越えている(「U.S.A.」との差は10万程度)。「大不正解」は16位、「オールドファッション」は20位で共に20万DL越え。「HAPPY BIRTHDAY」はこれら3作を上回り50万に迫る勢いでDL数を重ねている。ベスト盤のヒット以降、文字通りのトップバンドへと登りつめているのは数字が証明しているのだが、相変わらずメディアでの扱いには大きな変化が無い状況となっている。
「大不正解」はシングルとしては攻めた1曲で新鮮さを感じたがそれ以外の3曲はあまりback numberを知らなくても、ああこれがback numberだよねっていう王道ストリングス良メロミディアム。しかしそれが自分たちのすべてではないとばかりにロックバンドとしての側面をC/Wやアルバム曲で見せる…という基本スタイルは前作同様で、それら含めてback numberらしいなと感じる1作。らしいといっても前作とベストしか聞いていないんだけど、今作にはとても安定感がある。「ARTIST」「ロンリネス」ではアーティストとしての本音というかやさぐれ気味というか振り切った部分も見せているんだけど、振り切り方が何だかぎこちない。それはたぶん良くも悪くも清水依与吏という人はあまり破綻したところのない実に真面目な音楽人だからなんだろうなと改めて思った。そういった真面目さがどこか突き抜けきれない印象にも個人的には繋がっているんだけど(もっと意味不明な曲が1曲や2曲あってもいい)、しかしそれ以上のこの確実に外さないグッドメロディーを生み出し続けられる安定感が最大の魅力で持ち味なんだろうなとも思う。ベスト盤はあまりに重すぎたけどこのくらいのまとまったアルバムなら聞きやすい。確実なグッドメロディーを聞きたければここに来れば良い、そんな信頼感がある。
初回盤BD付A 初回盤DVD付A 初回盤BD付B 初回盤DVD付B 通常盤
印象度★★★★☆
2019.6.16更新