バジの素
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 遊びに行こうよ | 中沢晶 | 織田哲郎 | 織田哲郎&BA-JI | 1stシングル 最高80位 売上1.3万枚 |
2 | 酸素をちょうだい!(酸欠Version) | 中沢晶 | 田村滋 | 西本美清&BA-JI | デビューミニアルバム『とりあえず。』収録曲 リメイク |
3 | 愛です。(ホロ酔いVersion) | 中沢晶 | 中沢晶 | 織田哲郎&BA-JI | デビューミニアルバム『とりあえず。』収録曲 リメイク |
4 | 1995 | 中沢晶 | 中沢晶 | 長田直也&BA-JI | |
5 | 邯鄲の夢 | 中沢晶 | 中沢晶 | 高橋一誠&BA-JI | |
6 | 君のうた | 中沢晶 | 中沢晶 | 加藤貴也&BA-JI | |
7 | shampoo | 中沢晶 | 梶原嵩史 | BA-JI&長田直也 | |
8 | 生意気な彼女 | 中沢晶 | 織田哲郎 | 織田哲郎&BA-JI | |
9 | 僕だけを… | 中沢晶 | 織田哲郎 | 織田哲郎&BA-JI | |
10 | 時の岸辺 | 中沢晶 | 織田哲郎 | 織田哲郎&BA-JI |
リリースデータ
1996年4月1日 | 初登場29位 | 売上5.6万枚 | Produced by 織田哲郎 | ZAIN RECORDS |
メンバー
Vocal,Chorus | 中沢晶 |
Guitar,Percussion,Chorus | 今村啓一 |
Bass,Percussion,Chorus,Whistle | 田村滋 |
Drums,Percussion,Keyboards,Chorus | 梶原嵩史 |
BA-JI1stアルバム。95年8月に4曲入りミニアルバム『とりあえず。』でデビュー。96年2月に1stシングル『遊びに行こうよ』がリリースされ、今作がリリースされた。8月には2ndシングル『青い風』をリリースするも一向に売れなかったのと、プロデューサーの織田哲郎が同時期に相川七瀬をエイベックスで手がけて大成功していたためか(その後のビーイングの織田への態度からしても、織田が自らプロデュースまで手がけてかわいがっていた彼らは実質的に追い出されたのではないか…)フェードアウト。98年になってソニーに移籍してBAJI-Rに改名して復活。シングル4枚、アルバム1枚を立て続けに出すも全く売れずに、00年になってもう1枚シングルを出して解散している。今作には当時のZAIN系(T-BOLANやFIELD OF VIEW)の流れに沿って、ライナーノーツが封入されている。
レゲエを中心に無国籍で自由なサウンドを展開しているが、民族要素をあくまで要素として扱っており、民族色には染めずにポップスに昇華している。よってあくまで自由な雰囲気のポップミュージックとして聞ける。パーカッションや色々な民族楽器を取り入れているため、あまりバンドっぽくはないのだが、これらの要素をポップに落とし込むのはけっこう難しいと思われ、何気に実力の高い面白いグループだったのではないかと思う。ただ時代とは合ってなかったか…。あと、この後のシングル『青い風』(ビーイングGIZAコンピ『It's TV SHOW!!』で聞ける)と『遊びに行こうよ』のシングル2曲はかなり明るく元気な曲なのに、アルバム曲全てがまったりしており、意外と元気さが無かった。これはレゲエのリズムを基本に置いたせいだろうが、そこが少し残念だった。もう少しシングル路線の明るい作風中心だったら彼らが展開していた楽しさももっと伝わったのではないだろうか。
印象度★★★☆☆