二十九歳
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 何才 | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
2 | アンビバレントダンサー | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
3 | ファンファーレがきこえる(Album Mix) | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | 16thシングル 最高28位 売上0.7万枚 |
4 | Ghost Town | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
5 | yellow | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
6 | そんなに好きじゃなかった | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
7 | The Cut-feat.RHYMESTER-(Album Mix) | 小出祐介, Mummy-D, 宇多丸 |
小出祐介 | Base Ball Bear | 3rdミニアルバム『THE CUT』収録曲 |
8 | ERAい人 | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
9 | 方舟 | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
10 | The End | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
11 | スクランブル | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
12 | UNDER THE STAR LIGHT | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
13 | PERFECT BLUE(Album Mix) | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | 15thシングル 最高11位 売上1.0万枚 |
14 | 光蘚(Album Mix) | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | アニメ「惡の華」コンセプトE.P.『惡の花譜』収録曲 |
15 | 魔王 | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear | |
16 | カナリア | 小出祐介 | 小出祐介 | Base Ball Bear |
リリースデータ
2014年6月4日 | 初登場8位 | 売上1.4万枚 | Produced by Base Ball Bear | EMI Records |
メンバー
Vocal/Guitar | 小出祐介 |
Bass/Chorus | 関根史織 |
Guitar | 湯浅将平 |
Drums | 堀之内大介 |
Base Ball Bear5thアルバム。フルアルバムとしては2年7ヶ月ぶり。ベスト盤と同時発売だった「PERFECT BLUE」以降の楽曲が収録されているが、16thシングル両A面曲「senkou_hanabi」は未収録。また既発の4曲は全てAlbum Mixとなっている(ブックレットに表記は無いが、公式サイト及び特設サイトの曲目にはAlbum Mixと表記されている)。初回盤は初の公式インタビュー映像とライブ映像を収録したDVD付。シングル/アルバム含めて初のDVD付となった。
タイトルはそのまま等身大の二十九歳。厳密にはリリース時点でピタリ29歳なのは小出、堀之内の2人だけで、湯浅は4月に30歳に、関根は1学年下なので28歳(学年基準の"年度"で言うと2014年度(2014年4月〜2015年3月)は関根が29歳になる年度で、残り3人は30歳になる年度)。等身大なのかどうかは分からないが、青春と形容される事の多かった初期に比べると大人になってきた事を実感するような、気取る事なく現在のバンドの視点で描かれた世界観が最大のポイント。サウンド自体はストレートなギターロックで一時期走ったような実験的な方向にはなってないんだけど、3rd『新呼吸』と違ってあえて明確な辿りつく答えを用意していないため、つかみどころが無かったりもする。初期から聞いてきてバンドと共に成長してきた同世代なら何かしら感じるところはあるんじゃないかと思う。というかというかそこに入り込めない限りは、16曲もあって長いこのアルバムの良さを見出すのは難しいんじゃないかと思う。「PERFECT BLUE」は1番好きな楽曲だったし、「魔王」とか「カナリア」とか終盤の楽曲の歌詞は同世代として共感できる部分が多かったし、苦手な曲も1曲も無いんだけど、ただでさえ16曲もあるのに14曲目というポジションで10分近い大作「光蘚」が出てくると集中も続かず、やっぱこのアルバム長いなと感じた。個人的には小出祐介の世界観は共感できる部分も少しはあるんだけど全体的にはそこまで馴染めなくて楽曲自体も数年おきくらいに凄く好きな曲が出てくるけど、それ以外はそこまで印象に残らなかったりもするという感じで、ずっと完全なライトリスナーのままなので、今作に関しても分かったような分からないような、結局のところ何と言っていいのかよく分からない。
印象度★★★★☆