ポラリス

DISC1 “ポラリスEP”
No タイトル 作詞 作曲 編曲
1 試される 小出祐介 小出祐介&関根史織 Base Ball Bear
2 Flame 小出祐介 小出祐介 Base Ball Bear
3 PARK 小出祐介 小出祐介&関根史織 Base Ball Bear
4 ポラリス 小出祐介 小出祐介 Base Ball Bear

 

DISC2 “日比谷ノンフィクションZ”
No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 The Cut-feat.RHYMESTER-       3rdミニアルバム『THE CUT』収録曲 ライブ音源
2 LOVE MATHEMATICS       8thシングル ライブ音源
3 君はノンフィクション       2ndミニアルバム『初恋』収録曲 ライブ音源
4 SHINE       7thアルバム『光源』収録曲 ライブ音源
5 Tabibito In The Dark       14thシングル ライブ音源
6 yoakemae       12thシングル ライブ音源
7 ドラマチック       4thシングル ライブ音源
8 祭りのあと       1stアルバム『C』収録曲 ライブ音源
9 17才(17thVer.)-Bonus Track 小出祐介 小出祐介 Base Ball Bear 2ndアルバム『十七歳』収録曲 再録音 スタジオ音源

リリースデータ

2019年1月30日 初登場15位 売上0.5万枚 Produced by Base Ball Bear DGP RECORDS(ビクター)

メンバー

Vocal&Guitar 小出祐介
Bass&Chorus(DISC1)、Bass,Chapman Stick&Chorus(DISC2) 関根史織
Drum&Chorus 堀之内大介

Base Ball Bear1stEP。7thアルバム『光源』から1年9ヵ月ぶりの新作。これまで所属していたEMI Rrecords(ユニバーサル)からビクターへ移籍して新たに自主レーベルDGP RECORDSを立ち上げた。これまで3.5thと称した8曲入りアルバムの2枚同時発売やミニアルバムは3枚あった(1stが4曲、2nd3rdは3曲+1トラックに60分程度のライブ音源)が、今作は初のEPと銘打たれ、新曲4曲を収録した『ポラリスEP』2018年10月21日に日比谷野外大音楽堂で行われたライブから8曲+「17才」再録音を収録した『日比谷ノンフィクションZ』の2枚組仕様。DISC-2の「17才」のみライブ音源ではなく再録音のスタジオ音源となる。「試される」は2018年11月11日に初披露したライブ映像がYou Tubeで公開されていた。またリード曲はタイトル曲「ポラリス」ではなく、MVが作られ先行配信もされたのは「Flame」であった。5000枚限定生産盤とされ、O社では15位から123位に吹き飛びそのまま300位圏外となりほぼ5000枚に達するなど完売したかのような推移だったが、実際には売り切れにはなっていない模様。

Base Ball Bearは元々メンバーだけでの演奏にこだわるタイプのバンドだったが、湯浅の突然の失踪脱退から3人になって前作『光源』ではサポートギターに加えて打ち込みも導入するなどメンバー以外の音も入れてサウンドの幅を広げていた。しかし今作は一転して3人になって初めて3人だけの演奏にこだわり、3ピース体制で演奏されている。サポートギターは入れず、ギターも重ねていないようなのでこれまでに比べてギターの厚みが無くなってはいるんだけど、ベースやドラムがこれまで以上に存在感を発揮することで抜けた部分を埋めている。正直ずっとついてきてくれるファン向けな感じもあり、1曲1曲はそんなに印象的ではないんだけど、3人体制も物足りなくはならない、十分にありだと思える1作

DISC-2のライブ音源もRHYMESTERがゲストで出た以外は3人で演奏しているようだ。過去の楽曲は一部を除いてそこまで何度も聞いておらず、その聞いている曲が今作には入っていないのでオリジナルと比べてどう変わったか細かいところまでは把握できないが、3人での充実した演奏を堪能できる。「17才」は17周年にひっかけての再録音で3人の立ち位置がハッキリしたバンド演奏になっていて、3人で出来る最大限の、そして年月を重ねた「17才」になっていると思う。

ポラリス  

印象度★★★☆☆

2019.4.30更新

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