Family
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 花のように | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | |
2 | なにもしらない | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | 1st7インチシングル(同時発売) |
3 | 真夜中のダンス | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | |
4 | シンプル | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | |
5 | 水面を叩け | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | |
6 | あこがれ | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | |
7 | 涙の階段 | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | 2nd7インチシングル(同時発売) |
リリースデータ
2019年11月13日 | 初登場47位 | 売上0.13万枚 | All songs produced by BBHF | Beacon LABEL |
メンバー
尾崎雄貴 |
DAIKI |
佐孝仁司 |
尾崎和樹 |
BBHF2ndEP。配信限定『Mirror Mirror』から4ヵ月ぶり。『Mirror Mirror』と対となると予告されていた作品で今作はBBHF改名後初のCDとして発売された。同時発売で「なにもしらない」「涙の階段」が7インチシングルレコードとして発売され、B面には今作未収録の新曲「黄金」「わかっていた」がそれぞれ収録された。「黄金」「わかっていた」は未CD化のままとなったが、この2作のシングルは配信シングルとしても発売されたたため、配信では入手可能となっている。紙ケース仕様。
これまでメンバーの演奏楽器は細かく表記されていたが今作から名前のみとなった。レコーディングはプライベートスタジオわんわんスタジオと芸森スタジオとなっていてSME時代から変わっていない。ミックスは曲ごとに異なり、海外エンジニアも3名(1曲ずつ)、日本人1名(4曲)を起用。
前作のデジタルなものに対して今作は肉体的なものという事でバンド感を重視した作風になることは示唆されていたが…。確かに前作に比べれば打ち込みサウンドは控えめではあるが、相変わらずシンセや打ち込みっぽい音色は多用されていてそんなにガツンとロックバンドしているわけでもなく、4人が一斉にバーンと演奏しての衝動というよりも相変わらずコンピューターできっちり作りこんでいるような複雑なサウンドが展開する。思っていたよりもこっちもデジタル感強めで、そんなに鮮やかな二面性が提示されているわけでもなく、結局デジタル寄りでBBHFは固まりつつあるのではないかと感じた。『Moon Boots』ではもう少しロックバンドっぽい曲があったので、てっきり「ライカ」みたいな曲がガツンと聞ける作品だと思っていただけにこれは予想外だった。今作くらいの曲だと『Moon Boots』ではデジタル寄り扱いになりそうな…。どうもその辺の感覚もズレているようで本格的に合わなくなってきたかもしれない。
楽曲自体の雰囲気や勢いは淡々とし過ぎていた前作に対して今作の方が熱度の高さはあると思うし、当然こちらの方が好みではあるが…それでもかなりとっつきにくい。流れるようにBGMとして聞く分には心地よさはあるので、ポップミュージックとして聞くんじゃなくてカッコいい洋楽を流し聞きするような感覚がいいのかな…。
印象度★★★☆☆
2020.11.16更新