The Beatles 1
No | タイトル | 作詞作曲 | 備考 本国イギリス基準(解散後のシングル化は除く) |
1 | Love me do | Lennon/McCartney | 1stシングル、1stアルバム『Please Please Me』収録曲 モノラル ドラムはアンディ・ホワイト担当バージョン |
2 | From me to you | Lennon/McCartney | 3rdシングル モノラル |
3 | She loves you | Lennon/McCartney | 4thシングル モノラル |
4 | I want to hold your hand | Lennon/McCartney | 5thシングル |
5 | Can't buy me love | Lennon/McCartney | 6thシングル、3rdアルバム『A Hard Day's Night』収録曲 |
6 | A hard day's night | Lennon/McCartney | 7thシングル、3rdアルバム『A Hard Day's Night』収録曲 |
7 | I feel fine | Lennon/McCartney | 8thシングル |
8 | Eight days a week | Lennon/McCartney | 4thアルバム『Beatles For Sale』収録曲 アメリカでシングル化 |
9 | Ticket to ride 涙の乗車券 |
Lennon/McCartney | 9thシングル、5thアルバム『Help!』収録曲 |
10 | Help! | Lennon/McCartney | 10thシングル、5thアルバム『Help!』収録曲 |
11 | Yesterday | Lennon/McCartney | 5thアルバム『Help!』収録曲 アメリカでシングル化 |
12 | Day tripper | Lennon/McCartney | 11thシングル両A面曲 |
13 | We can work it out 恋を抱きしめよう |
Lennon/McCartney | 11thシングル |
14 | Paperback writer | Lennon/McCartney | 12thシングル |
15 | Yellow Submarine | Lennon/McCartney | 13thシングル両A面曲、7thアルバム『Revolver』収録曲 10thアルバム『Yellow Submarine』収録曲 |
16 | Eleanor Rigby | Lennon/McCartney | 13thシングル |
17 | Penny lane | Lennon/McCartney | 14thシングル両A面曲、米編集盤『Magical Mystery Tour』収録曲 |
18 | All you need is love 愛こそはすべて |
Lennon/McCartney | 15thシングル、米編集盤『Magical Mystery
Tour』収録曲 10thアルバム『Yellow Submarine』収録曲 |
19 | Hello,goodbye | Lennon/McCartney | 16thシングル、米編集盤『Magical Mystery Tour』収録曲 |
20 | Lady Madonna | Lennon/McCartney | 17thシングル |
21 | Hey Jude | Lennon/McCartney | 18thシングル |
22 | Get back | Lennon/McCartney | 19thシングル、12thアルバム『Let It Be』収録曲 シングルバージョン |
23 | The ballad of John and Yoko ジョンとヨーコのバラード |
Lennon/McCartney | 20thシングル |
24 | Something | Harrison | 11thアルバム『Abbey Road』収録曲、21stシングル(カット) |
25 | Come together | Lennon/McCartney | 11thアルバム『Abbey Road』収録曲、21stシングル両A面曲(カット) |
26 | Let it be | Lennon/McCartney | 22ndシングル、12thアルバム『Let It Be』収録曲 シングルバージョン |
27 | The long and winding road | Lennon/McCartney | 12thアルバム『Let It Be』収録曲 アメリカでシングル化 |
リリースデータ
2000年11月13日 2011年9月2日(09年リマスターで再発) 2013年6月9日(2011年盤限定再発) 2013年11月6日(2011年盤再発) 2014年6月25日(2011年盤限定再発) 2015年11月6日(2015New Mix盤) |
初登場2位、最高1位 初登場25位、最高22位 300位圏外 300位圏外 300位圏外 初登場1位 |
売上196.4万枚 売上3.6万枚 - - - 売上18.5万枚 |
東芝EMI EMIミュージック EMIミュージック ユニバーサル ユニバーサル ユニバーサル |
メンバー
Rhythm Guitar | ジョン・レノン(John Lennon) |
Bass | ポール・マッカートニー(Sir Paul McCartney) |
Lead Guitar | ジョージ・ハリスン(George Harrison) |
Drums | リンゴ・スター(Ringo Starr) |
THE BEATLES、No.1シングルヒットコレクションアルバム。イギリスかアメリカでシングル化されチャート1位を獲得したシングルをCDの限界までフル収録した全27曲。全世界同時発売だったため、日本では集計上不利になりそれでも初動22万をたたき出したものの浜田省吾『The History of Shogo Hamada "Since1975"』に及ばず初登場2位。2週目には売上を倍に伸ばして1位を獲得し、4週で日本では初のミリオンを突破。その後も売れ続け、O社の集計上は日本でのビートルズ唯一のミリオンセラーにしてダントツの売上を記録した。全世界では3000万枚を突破しているとも言われている。全曲24ビット・デジタルリマスターが施されている。この時点では1999年の『Yellow Submarine Songtrack』はあったものの、オリジナル音源では1987年のオリジナルアルバム初CD化、1993年の赤盤・青盤ベストのリマスターが最新だったため、久々のリマスターだった。
2011年には2009年のリマスター音源を使用した再発盤がリリースされている。2013年6月19日〜7月5日には『ヘルプ』Blu-ray盤発売に合わせて旧作がプライスダウンで出荷された。この際に品番が改められている。さらに10月に『ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』リリース時にはさらに品番が改められ、価格が元に戻された。2015年にはリミックス&リマスターで新装発売されたが、このページでは2000年盤(00リマスター)、2011年盤(09リマスター)を扱う。
ヒットシングルが網羅されており1枚で行きたいならビートルズ入門に最適の1枚。93年リマスターの赤盤、青盤は音が小さく、かなり古典的な味わいと化しつつあったが、00年当時のリマスターでは迫力が増したという点も当時は見逃せないポイントだった。また現役時代にリリースされたイギリスにおける22作のシングルA面の中では結局のところ2ndシングル「Please Please Me」と14thシングル「Strawberry Fields Forever」以外は全部収録されていたりもするのでNo.1ヒットコレクションというかほとんど普通のシングルコレクションに近い。赤盤、青盤がビートルズの歴史を2作で一気に振り返るヒストリー的なアルバムだったとすれば、今作は解散から30年が経過してもなお語り継がれるビートルズの有名なヒット曲を抑えた新たな1枚モノ入門用ベストとしてこれからビートルズを聴く若い世代に向けての1枚ともいえる。大ヒットはしたものの、赤盤・青盤をリアルタイムで聞いてきた世代の昔からのファンには基本的にあまり評判は良くなかったようだが、新たな世代の新たな入口としての役割は果たしていたんじゃないかと思う。
2011年には赤盤青盤に続いて09年のリマスター音源で再発されているが…09年リマスター音源はこの後もアメリカBOX、日本BOXでも使用するなど、新規でのリマスターを行わずに他の作品でも徹底的に使いまわし続けたのでぶっちゃけどこでも聞ける音源になってしまった。よって09年リマスター音源を使用した2011年盤を聞くよりはむしろ他の作品で使用されていない2000年リマスター音源、もしくは新たなミックスを施した2015年盤の方が価値がある状態になってしまったように思う。
2015年に最新の技術で再編集したMVをメインにする企画では今作を基とし、今作の最新エディションという形態で販売された。この際には00年盤、09年リマスター以降使いまわされてきた09年音源ではなく、新たなミックスが施され、DVD/Blu-ray付属盤、DVD/Blu-ray単独盤だけでなく、CD単独盤も発売された。このためこの『THE BEATLES 1』という作品には00年のリマスター音源、09年リマスター音源を使用した2011年盤、新たなミックスを施した2015年盤の3つの音源が使用された盤が存在する。これに伴い2000年盤だけでなく、2011年盤も販売終了になったようだ。
2011リマスター盤(2009音源) 2013年期間限定廉価盤(2011年盤と同じ)
印象度★★★★★