Anthology Highlight
No | タイトル | ||
1 | Free As A Bird | Original Conposition by John Lennon John Lennon、Paul McCartney、 George Harrison、Ringo Starr |
第1弾『The Beatles Anthology 1』収録曲 1977年頃のジョンの未発表デモを基にして制作した新曲 シングル(カット) 最高51位 売上2.0万枚 |
2 | One After 909(Complete) | John Lennon、Paul McCartney | 第1弾『The Beatles Anthology 1』収録曲 12thアルバム『Let It Be』収録曲 アウトテイク |
3 | That Means a Lot | John Lennon、Paul McCartney | 第2弾『The Beatles Anthology 2』収録曲 未発表曲 |
4 | Leave My Kitten Alone | Little Willie John、Titus Turner、James McDougal | 第1弾『The Beatles Anthology 1』収録曲 未発表カバー |
5 | If You've Got Trouble | John Lennon、Paul McCartney | 第2弾『The Beatles Anthology 2』収録曲 未発表曲 |
6 | Can't Buy Me Love | John Lennon、Paul McCartney | 第1弾『The Beatles Anthology 1』収録曲 6thシングル アウトテイク |
7 | Mr. Moonlight | Roy Lee Johnson | 第1弾『The Beatles Anthology 1』収録曲 4thアルバム『Beatles For Sale』収録曲 アウトテイク |
8 | Kansas City / Hey-Hey-Hey-Hey! | Jerry Lieber、Mike Stoller/Richard Penniman | 第1弾『The Beatles Anthology 1』収録曲 4thアルバム『Beatles For Sale』収録曲 アウトテイク |
9 | Eight Days A Week(Complete) | John Lennon、Paul McCartney | 第1弾『The Beatles Anthology 1』収録曲 4thアルバム『Beatles For Sale』収録曲 アウトテイク |
10 | I'm Looking Through You | John Lennon、Paul McCartney | 第2弾『The Beatles Anthology 2』収録曲 6thアルバム『Rubber Soul』収録曲 アウトテイク |
11 | Yesterday | John Lennon、Paul McCartney | 第2弾『The Beatles Anthology 2』収録曲 5thアルバム『Help!』収録曲 TV出演時の音源 |
12 | Tomorrow Never Knows(Take1) | John Lennon、Paul McCartney | 第2弾『The Beatles Anthology 2』収録曲 7thアルバム『Revolver』収録曲 アウトテイク |
13 | Strawberry Fields Forever(Take 1) | John Lennon、Paul McCartney | 第2弾『The Beatles Anthology 2』収録曲 14thシングル アウトテイク |
14 | Across the Universe | John Lennon、Paul McCartney | 第2弾『The Beatles Anthology 2』収録曲 12thアルバム『Let It Be』収録曲 アウトテイク |
15 | Something | George Harrison | 第3弾『The Beatles Anthology 32』収録曲 21stシングル(カット) アウトテイク |
16 | Not Guilty | George Harrison | 第3弾『The Beatles Anthology 32』収録曲 ビートルズでは未発表曲 ジョージのソロ作品で後に発表した曲 |
17 | Octopus's Garden | Ringo Starr | 第3弾『The Beatles Anthology 32』収録曲 11thアルバム『Abbey Road』収録曲 アウトテイク |
18 | All Things Must Pass | George Harrison | 第3弾『The Beatles Anthology 32』収録曲 ビートルズでは未発表曲 ジョージのソロ作品で後に発表した曲 |
19 | Come And Get It | Paul McCartney | 第3弾『The Beatles Anthology 32』収録曲 バッドフィンガーへの提供曲 未発表音源 |
20 | Good Night | John Lennon、Paul McCartney | 第3弾『The Beatles Anthology 32』収録曲 9thアルバム『The Beatles』収録曲 アウトテイク |
21 | While My Guitar Gently Weeps | George Harrison | 第3弾『The Beatles Anthology 32』収録曲 9thアルバム『The Beatles』収録曲 アウトテイク |
22 | The Long And Winding Road | John Lennon、Paul McCartney | 第3弾『The Beatles Anthology 32』収録曲 12thアルバム『Let It Be』収録曲 オーケストラと合唱抜きの音源 |
23 | Real Love | John Lennon | 第2弾『The Beatles Anthology 2』収録曲 1979年頃のジョンのデモを基にして制作した新曲 シングル(カット) 最高53位 売上1.1万枚 |
リリースデータ
2011年6月14日 | 配信限定 | EMI |
メンバー
Rhythm Guitar | ジョン・レノン(John Lennon) |
Bass | ポール・マッカートニー(Sir Paul McCartney) |
Lead Guitar | ジョージ・ハリスン(George Harrison) |
Drums | リンゴ・スター(Ringo Starr) |
The Beatlesアンソロジー3部作ハイライトアルバム。配信限定。カタカナ表記の邦題も存在せず、日本でも普通に『Anthology Highlight』の英字表記。1995〜1996年に3作リリースされたAnthology3作が2011年6月14日にiTunes限定リマスター配信され、iTunes限定で全曲セット『Anthology Box Set』として配信されるのに合わせて、3作の中から厳選した23曲を収録した事実上の3部作から選曲したベストアルバム。当初iTunes限定とされていたが、ビートルズのストリーミング配信は2015年12月24日に一斉解禁され、アンソロジーシリーズはそれより遅れた2016年4月4日に解禁され、現在は広くDL/ST配信されている。ただし各配信サイトによって扱いが異なり、『Anthology Box Set』は当初のままAppleのみで他サイトでは2016年解禁に合わせて3作別々に配信されているようだ。また3作は配信されているが『Anthology Highlight』は配信されていないサイトもある。確認したところSpotifyでは今作は配信されておらず3作別々のみ、ユーザーが3作からプレイリストを組んでジャケットも同じものに合わせたプレイリストは存在する。Amazon Musicでは3作別々と『Anthology Highlight』で配信されている。moraでは2016年4月4日に3作と一緒に『Anthology Highlight』のDL配信も開始されている。
シリーズの目玉だった"新曲"である「Free As A Bird」、「Real Love」を最初と最後に配置、公式音源としては発表されなかった未発表曲や有名曲の別テイクを中心にまとめたまさしくハイライト、ベスト盤と言える内容。このシリーズ3作、かなり未完成な音源も多く、興味深くはあるが繰り返し聞こうと思うほど面白くない部分も多く、何よりまともに聞くとCD6枚6時間以上かかる。今作は合計6CDだったものをほぼ1枚分の長さにしている上に、ある程度出来ている音源をまとめているので比較的最後まで通しでも聞きやすい。未発表曲は全て収録はされていないが、とりあえず手を出してみるにはサブスク時代以降では最適な1作だと思う。もうちょっと掘り下げたければ各3作を再生すればいいだけだし、個人的にも久々にシリーズを聴こうというのに手っ取り早くて良かった。
3作を聞いて思っていた印象よりも音も良く聞こえる気がするのはリマスター効果なのか、厳選された効果なのか。
印象度★★★☆☆
2022.12.9更新