Best Retakes
No | タイトル | 備考 |
1 | Love Butterfly | 8thシングルC/W 新録音 |
2 | 線路沿いの恋 | 4thシングル 1stリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.1』収録Ver. |
3 | 夕立〜sound of the memory〜 | 13thシングル 1stリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.1』収録Ver. |
4 | If | 12thシングル 1stリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.1』収録Ver. |
5 | 月のヌード | 2ndアルバム『Target』収録曲 3rdリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.3』収録Ver. |
6 | Baby Face | 1stアルバム『bloom of youth』収録曲 3rdリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.3』収録Ver. |
7 | 恋の砂 | 2ndアルバム『Target』収録曲 3rdリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.3』収録Ver. |
8 | Holiday〜Short trip style〜 | 10thシングルC/W 新録音 |
9 | Garden | 6thシングル 2ndリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.2』収録Ver. |
10 | Silver Train | 2ndアルバム『Target』収録曲 1stリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.1』収録Ver. |
11 | GROWIN' DAYS | 4thアルバム『GROWIN' DAYS』収録曲 2ndリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.2』収録Ver. |
12 | 君と僕と約束 | 6thシングルC/W 3rdリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.3』収録Ver. |
No | タイトル | 備考 |
1 | シーラカンス | 未発表曲集『Gift〜Bluem of Xtra〜』収録曲 3rdリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.3』収録Ver. |
2 | 天気雨 | 12thシングルC/W 新録音 |
3 | River | 3rdアルバム『スパシーバ』収録曲 3rdリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.3』収録Ver. |
4 | Stairway | 10thシングル 2ndリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.2』収録Ver. |
5 | 同級生 | 未発表曲集『Gift〜Bluem of Xtra〜』収録曲 2ndリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.2』収録Ver. |
6 | 声 | 8thシングル 新録音 |
7 | Another Life | 1stアルバム『bloom of youth』収録曲 新録音 |
8 | 詩 | 2ndアルバム『Target』収録曲 1stリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.1』収録Ver. |
9 | Yes,we're alone | 9thシングルC/W 新録音 |
10 | error | 2ndアルバム『Target』収録曲 1stリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.1』収録Ver. |
11 | No Name World | 未発表曲集『Gift〜Bluem of Xtra〜』収録曲 2ndリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.2』収録Ver. |
12 | ラストツアー〜約束の場所へ〜 | 9thシングル 2ndリアレンジアルバム『on Accoustics Vol.2』収録Ver. |
※作詞作曲編曲表記なし
リリースデータ
2010年10月20日 2016年4月8日(再発) |
300位圏外 | バウンディ |
メンバー
Vocal | 別所悠二 |
Piano,Guitars,Chorus,Other Instruments | 松ヶ下宏之 |
Bluem of Youthアコースティックリテイクベストアルバム。02年を最後に無期限活動休止を宣言。05年にデビュー10周年で3公演を行った以外はソロ活動をしていたが、08年末のカウントダウンライブを機に本格的に活動を再開。ライブ中心の活動で、09年から3枚のリアレンジミニアルバム『on Accoustics』シリーズをリリースしていたが全国流通はしていなかった。今回3作から全曲を収録し、さらに6曲の新録音曲を加えた全24曲を1作のアルバムとしてインディーズながら全国流通盤として発売。2曲ほどで生ドラム(『声』で使っているとクレジットがあるが、『詩』の間違えと思われる)、DISC-1の5曲ほどでは生の弦も導入されているが、基本的には2人によるアコースティックリメイクとなっている。なおAcousticではなくAccousticになっているのは誤植ではなく意図的である。ランクインはしなかったものの売り切れてそのまま廃盤になっていたが2016年4月8日に特に告知も無くひっそりと再発売された。
1曲目が凝りに凝ったバンドアレンジによる『Love Butterfly』となっているが、これ以外にバンド的なアレンジになっている曲は『GROWIN' DAYS』と『詩』くらいしかなく、基本的にはピアノとアコギ+αといったサウンドが展開する。『Love Butterfly』の出来がかなりいいだけにアコースティックという括りに縛られないリメイクが聞きたかったところだが、シンプルでごまかしが効かないアレンジでも彼らがいかに名曲をたくさん生み出していたかが改めて分かる内容になっている。アッパーな曲こそないがどの曲もそれなりに勢いはあるのでまったりした流れにはなっていない。そもそも原曲自体があまり知られていないのが残念なところだが(そのためか選曲がかなりコアでシングルが全部無いのに未発表曲集やC/Wからの選曲も多い)、過去の原曲と合わせてぜひ今一度聞いてもらいたい作品である。彼らが『ラストツアー』のTV企画1発屋でないことはすぐに分かるはずだ。
ただ残念なのはこの内容で5250円という異常な高額設定。さらに少数生産であっという間に高額レア盤になってしまった。いくら全国流通してなかったからってライブ等で『on Accoustics』シリーズを買い求めていた熱心なファンは新録音6曲にしか価値が無いにも関わらずこの値段。ちょっと懐かしい程度のライトなユーザーにもかなり厳しい…と踏んだり蹴ったりな価格設定である。活動資金が厳しいという事情も見え隠れしているが、彼らはソニー時代にも2CD+DVDで1万越えというやたら高額なアイテムを2作出しており、これでかなりファンを絞り込んでしまったんじゃないかと思う。内容はいいものの2枚組で3000円台も当たり前の時代に果たして5250円の価値があるかというと正直微妙だ。それだけに惜しい。
印象度★★★★☆