This BOφWY
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | DREAMIN' | 布袋寅泰、 松井五郎 |
布袋寅泰 | 3rdアルバム『BOφWY』収録曲 |
2 | ホンキー・トーキー・クレイジー | 布袋寅泰 | 布袋寅泰 | 1stシングル 100位圏外 89年CD再発盤 最高61位 売上0.7万枚 |
3 | BAD FEELING | 氷室京介、 高橋まこと |
布袋寅泰 | 3rdアルバム『BOφWY』収録曲Ver. 2ndシングル(カット) 100位圏外 89年CD再発盤 最高46位 売上0.9万枚 |
4 | ハイウェイに乗る前に | 氷室京介、 松井五郎 |
氷室京介 | 3rdアルバム『BOφWY』収録曲 |
5 | NO.NEW YORK | 深沢和明 | 布袋寅泰 | 1stアルバム『MORAL』収録曲 2ndシングルC/W(リメイク)Ver. |
6 | ROUGE OF GRAY | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 4thアルバム『JUST A HERO』収録曲 |
7 | わがままジュリエット | 氷室京介 | 氷室京介 | 3rdシングル 最高39位 売上3.6万枚 |
8 | JUSTY | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 4thアルバム『JUST A HERO』収録曲 |
9 | IMAGE DOWN(LIVE VERSION) | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 1stライブアルバム『“GIGS” JUST A HERO
TOUR 1986』収録音源 1stアルバム『MORAL』収録曲 |
10 | B・BLUE | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 4thシングル 最高7位 売上13.7万枚 |
11 | ONLY YOU | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 5thシングル(カット) 最高4位 売上11.3万枚 |
12 | BEAT SWEET | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 5thアルバム『BEAT EMOTION』収録曲 |
13 | WORKING MAN | 松井恒松 | 布袋寅泰 | 4thシングルC/W、5thアルバム『BEAT EMOTION』収録曲 |
14 | DRAMATIC? DRASTIC? | 高橋まこと | 布袋寅泰 | 5thアルバム『BEAT EMOTION』収録曲 |
15 | LONGER THAN FOREVER | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 6thアルバム『PSYCHOPATH』収録曲 |
16 | MARIONETTE | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 6thシングル 最高1位 売上24.4万枚 6thアルバム『PSYCHOPATH』収録Ver. |
17 | PLASTIC BOMB | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 6thアルバム『PSYCHOPATH』収録曲 |
18 | MEMORY | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 6thアルバム『PSYCHOPATH』収録曲 |
19 | 季節が君だけを変える | 氷室京介 | 布袋寅泰 | 7thシングル(カット) 最高4位 売上9.0万枚 6thアルバム『PSYCHOPATH』収録曲 |
20 | CLOUDY HEART | 氷室京介 | 氷室京介 | 7thシングルC/W(カット) 3rdアルバム『BOφWY』収録曲 |
リリースデータ
1998年2月25日 | 初登場1位 | 売上152.4万枚 | 東芝EMI |
メンバー
Vocal | 氷室京介 |
Guitar,Chorus | 布袋寅泰 |
Bass | 松井恒松 |
Drums | 高橋まこと |
BOφWY初のベストアルバム。解散した88年に『SINGLES』は出ていたが本格的なベストは解散から10年経過して初だった。大々的なプロモーションを行った事とCDバブル全盛時代だったこともあって『SINGLES』が持っていた最高売上64.8万枚を大幅に上回り解散から10年で異例のミリオンセラーとなった。なお1stアルバムの頃はビーイング所属、2ndはまた別のレコード会社に所属していたため初期2枚のアルバムからはリメイクやライブ音源しか収録されていない。この問題をクリアした今作の拡大版として07年には『This BOφWY DRASTIC』『This BOφWY DRAMATIC』の2枚が同時発売されている。なお今作にアレンジ表記はないのだが、全て布袋が1人で編曲している模様。
このアルバムのヒットはリアルタイムで知っていて『MARIONETTE』はその時によくかかっていたので知っていたがそれ以外の曲は全く知らなかった。彼らがJ-ROCKの歴史を変えた先駆者的な偉大な「伝説のバンド」として語り継がれているのでこれは1度くらいは聞いておこうと思って(発売当時は興味なかった)、7,8年経過してから遅れながらも借りてきた。伝説のバンドというくらいだから相当に激しいロックバンドなんだろうなと勝手に思っていたのだが1曲目からパ〜ララパ〜ララ♪といかにも80年代的なちゃっちぃブラスの装飾音が鳴っててビックリ。同じく80年代的な雰囲気のドラムがビッタビッタと目だって鳴っている割にギターがサウンドを激しく覆っているわけでもなく、ロック的な攻撃性はあってもかなり聞きやすいサウンド。イメージとは全く違うので非常に驚いたのと同時に正直これが伝説のバンド?と思ってしまった。やっぱ時代?90年代のバンド、要するにGLAYやラルク等そういうのを小学生くらいから聞いていて、それがもう「原点」な音になってしまっている世代からしてみれば過去の功績がどうだろうと、やっぱ「え?」って思うんじゃないだろうか。個人的に80年代ってそういう時代で、最も古さを感じるというか…。70年代のフォークとか、ビートルズくらいまで古くなると逆にオールドモノとしての良さを感じたりするんだけど。GLAYも大きく影響受けてるらしいということで今の若いGLAYファンが聞いたところでこのバンドの良さってのはいきなりは理解できないんじゃないかなと思う。個人的にも借りてからもけっこう時間を置きながら何度も聞いてみたんだけど…未だにその良さはよく分からなかったりする。とりあえず「伝説のバンド」BOφWYに興味がある人は最初に聞く1枚としては内容たっぷりで最適だと思う。
印象度★★★★☆