Butterflies(初回盤A)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | GO | 藤原基央 | 藤原基央 | |
2 | Hello,world! | 藤原基央 | 藤原基央 | 24thシングル 最高2位 売上20.9万枚 |
3 | Butterfly | 藤原基央 | 藤原基央 | |
4 | 流星群 | 藤原基央 | 藤原基央 | |
5 | 宝石になった日 | 藤原基央 | 藤原基央 | |
6 | コロニー | 藤原基央 | 藤原基央 | 24thシングル両A面曲 |
7 | パレード | 藤原基央 | 藤原基央 | 5th配信シングル 初CD化 |
8 | 大我慢大会 | 藤原基央 | 藤原基央 | |
9 | 孤独の合唱 | 藤原基央 | 藤原基央 | |
10 | You were here | 藤原基央 | 藤原基央 | 3rd配信シングル 初CD化 |
11 | ファイター | 藤原基央 | 藤原基央 | 4th配信シングル、漫画『3月のライオン』10巻CD付特装版収録曲 |
12 | 8分20秒から隠しトラック「TO.I.KI」、終了後数分無音 |
No | タイトル | 備考 |
-MUSIC VIDEO- | ||
1 | You were here | 3rd配信シングル |
2 | ファイター | 4th配信シングル |
3 | パレード | 5th配信シングル |
4 | Hello,world! | 24thシングル |
5 | コロニー | 24thシングル両A面曲 |
-Special Live 2015 at Yokohama Arena- | ||
1 | OP | |
2 | パレード | 5th配信シングル |
3 | Hello,world! | 24thシングル |
4 | ハンマーソングと痛みの塔 | 5thアルバム『orbital period』収録曲 |
5 | MC | |
6 | 才悩人応援歌 | 5thアルバム『orbital period』収録曲 |
7 | morning glow | 7thアルバム『RAY』収録曲 |
8 | ファイター | 4th配信シングル |
9 | 太陽 | 4thアルバム『ユグドラシル』収録曲 |
10 | ギルド | 4thアルバム『ユグドラシル』収録曲 |
11 | ハルジオン | 4thシングル |
12 | embrace | 4thアルバム『ユグドラシル』収録曲 |
13 | 虹を待つ人 | 1st配信シングル、7thアルバム『RAY』収録曲 |
14 | 乗車権 | 4thアルバム『ユグドラシル』収録曲 |
15 | supernova | 11thシングル |
16 | ガラスのブルース | 1stアルバム『FLAME VEIN』収録曲 |
17 | ray | 7thアルバム『RAY』収録曲 |
18 | 各地でのライブビューイングの様子 | |
19 | コロニー | 24thシングル両A面曲 |
20 | メーデー | 14thシングル |
リリースデータ
2016年2月10日 | 初登場1位 | 売上28.6万枚 | Produced by BUMP OF CHICKEN&MOR | TOY'S FACTORY |
メンバー
Vocal,Guitar | 藤原基央 |
Guitar | 増川弘明 |
Bass | 直井由文 |
Drums | 升秀夫 |
BUMP OF CHICKEN8thアルバム。1年11ヵ月ぶり。メジャーデビュー以降(『jupiter』以降)のオリジナルアルバムのリリース間隔としては最短となった(これまでは『jupiter』と『ユグドラシル』の2年半)。前作以降シングルCDは2015年の1作のみだったが、2014年に立て続けに配信シングルを3作リリースしており、今作で全て初CD化となった。初回盤はシングル5曲のMVと24thシングルの発売記念で大阪と横浜で2公演行われたシングル購入者抽選購入ライブのうち横浜公演となる2015年8月4日横浜アリーナでのライブの模様を全曲収録した映像作品が付属し、初回盤AはDVD、初回盤BはBlu-rayとなっている。アルバム表題曲のMVも制作されたが、前作同様にYou Tube公開のみで収録されていない。
前作以上に電子音全開な「GO」や「Butterfly」のアレンジの異色さが目立つが、楽曲自体はいつものBUMP OF CHICKEN。あまりの電子音っぷりにこの印象がどうしても際立つものの全体にはいつも通りのBUMPといった感じで電子音ばかり駆使しているわけではない。個人的には前作での電子音の導入は「ray」を筆頭に新たな局面を感じられたものの、「Butterfly」はさすがにやりすぎというか、曲が呼んでいるのでこういうアレンジになったといってもどうにもしっくりこない。ここまで時流に合わせると年月を重ねた時にBUMP史上最も古く聞こえる曲になるんじゃないか。元々楽曲重視のスタイルだったとはいえ今作はどうも楽曲重視を意識しすぎていてもう少しバンドで主張してもいいんじゃないかと思えてしまう部分も多い。また前作がビシバシ響きまくりで自分の中で最高到達点になってしまったのもあるのかもしれないけど、今回は歌詞にしてもメロディーにしてもあまり響いてこなかった。最初の印象は良かったんだけどどうもそれ以上いつものようにじわじわ来るものがあまり無く、結果的に電子音の異色さ以上に残るものがあまり無かった。
DVD
初回盤BのBlu-rayとは同内容だが、高画質で持っておきたいかどうかと1000円の価格差を考慮してDVDを選択した。前作同様にMVとライブ映像という収録内容だが、ライブの方がフル収録に拡大されており、総収録時間2時間という完全に単独の映像作品レベルになっている。
MVは何気に配信曲でも作っていたらしく(配信曲がリリースされていたこと自体あまり把握していなかった…)、しかも「パレード」「コロニー」などド派手なCGが多用されており、スケールが格段にでかくなっている。タイアップ先の世界観もあったのかもしれないけどBUMPも随分派手なバンドになったなぁ…と。見ごたえは抜群だ。
ライブは過去のライブ映像作品2作がアンコール差し替え、雰囲気モノドキュメントとそれぞれライブをフル収録したものでは無かっただけに1本のライブを全曲フル収録は初。中盤に『ユグドラシル』収録曲が連続で披露されるなど新旧織り交ぜた内容になっていて、ライブ映像作品自体がまだ4本目(単独2作と前作特典と今作)ということもあり、ライブ映像が初収録という曲もまだまだあるのでそこが見どころだろうか。個人的には今作まで+1度だけ現場へ足を運んだ2013年の初の日本武道館公演も合わせてライブで見たかった曲はあらかた見れたように思う。
ファンをフューチャーしすぎた『WILLPOLIS 2014』で予想以上の不評を喰らいまくったせいか、今回はそこまでファンを映しまくっているわけではないけどそれでもけっこういい顔したファンの様子が映し出されており、ライブ全体の一体感には毎度圧倒される。2013年のライブで実際に感じたがこの圧倒的な一体感はBUMPのライブににわかレベルな俺ごときが足を運んではいけないと思うほどすさまじいものがあり、実際直井が俺たちのファンは本当にカッコいいなどと発言していた事もある。その凄さの一端は今回の映像でも十分に感じられる。
印象度★★★★☆
2016.3.24更新