Buono! LIVE TOUR 2010 Rock'n Buono! 3
No | タイトル | 備考 |
1 | OPENING SE | |
2 | Café Buono! | 1stアルバム『Café Buono!』収録曲 |
3 | ロッタラ ロッタラ | 5thシングル |
4 | MC | |
5 | こころのたまご | 1stシングルC/W |
6 | Kiss! Kiss! Kiss! | 3rdシングル |
7 | OVER THE RAINBOW | 2ndアルバム『Buono! 2』収録曲 |
8 | MC | |
9 | うらはら | 3rdアルバム『We are Buono!』収録曲 |
10 | Last Forever | 1stアルバム『Café Buono!』収録曲 |
11 | Our Songs | 10thシングル |
12 | MC | |
13 | MY BOY | 7thシングル |
14 | VTR ゴーカート対決(短縮バージョン) | |
15 | One Way=My Way | 3rdアルバム『We are Buono!』収録曲 |
16 | カタオモイ。 | 3rdアルバム『We are Buono!』収録曲 |
17 | 曲前煽りMC | |
18 | Independent Girl〜独立女子であるために | 3rdアルバム『We are Buono!』収録曲 |
19 | MC | |
20 | ホントのじぶん | 1stシングル |
21 | 君がいれば | 1stアルバム『Café Buono!』収録曲 |
22 | Blue-Sky-Blue | 3rdアルバム『We are Buono!』収録曲 |
23 | MC | |
24 | 恋愛ライダー | 2ndシングル |
25 | ワープ! | 7thシングルC/W |
26 | Bravo☆Bravo | 9thシングル |
Encole | ||
27 | We are Buono!〜Buono!のテーマ〜 | 3rdアルバム『We are Buono!』収録曲 |
28 | MIRACLE HAPPY LOVE SONG | 10thシングルC/W |
29 | MC | |
30 | You're My Friend | 2ndアルバム『Buono! 2』収録曲 |
Bonus映像1 公演ごとの『OVER THE RAINBOW』差し替え曲 | ||
1 | 消失点-Vanishing Point- | 2ndアルバム『Buono! 2』収録曲 |
2 | I NEED YOU | 2ndアルバム『Buono! 2』収録曲 |
Bonus映像2 VTRコーナー(Full Size Ver.) | ||
1 | ゴーカート対決編 | VTR 本編ではこの映像の短縮バージョンを使用 |
2 | 卓球対決編 | VTR |
3 | ダーツ対決編 | VTR |
リリースデータ
2010年11月10日 | 音楽DVDチャート初登場5位 | 売上0.5万枚 | Zetima |
メンバー
嗣永桃子 |
夏焼雅 |
鈴木愛理 |
Buono!3rdライブDVD。2010年8月15日横浜BLITZで行われたライブの模様を収録。前作同様にDVD収録はツアーFINALではない(FINALは名古屋)。「Rock'n' Buono!」と題されたライブは08年から毎年8月にFC限定で行われていたが、この3回目は一般のライブツアーとして開催された。8月に発売されたベスト盤を引っ提げてのツアーという形にはなるが、ポニーキャニオンとの契約はベストを出した時点で終了していたようで、今作は自社レーベルであるZetimaに移動しての発売となっている。このため前2作とは仕様が変わり、DISC-2やブックレット、クレジット記載などが全て無くなり、DVD1枚が入っているのみの簡素な内容となったがその分だけ1000円ちょっと安くなった。メイキング映像も無くなったが、公演ごとに入れ替えていた2曲、VTR映像をボーナス映像として収録している。
レコード会社が変わるだけでこうも変わるとは…というのを体感できる1作。パッケージ全体の簡素な作りもやっつけながらそれ以上に内容が前2作とはかなり異なる。映像や音量バランスが明らかにおかしい。最大の特徴は観客をやたらと大きく取り扱っているところである。特に観客の声援がやたらでかい。後半のバンドサウンドが妙に落ち着いて抑えたミックスにされているのに、余計目立つ。元々熱い観客たちの様子は前2作でも十分に伝わっていたが今回は観客の「オイ!オイ!」、特にBメロにおける各自のソロパートで歌っているメンバーの名前を大声で連呼するといった部分がバカでかい音で収録されており、メンバーの声にかなり被さってしまっている。これは正直うるさすぎるし邪魔である。そしてとにかくカメラ割で観客席がやたら映る。それ以外にも何でこの場面でここしか映さないんだろう?と疑問に思うような箇所が多く、編集にも違和感がある。ライブの盛り上がりを表現することに重点を置いた編集とでも言えば聞こえはいいが、実際に当日のライブの評判とこのDVD自体の評判が両極端なことになっており、とにかく今作の評判はファンの間でもすこぶる悪いようなので、Zetimaスタッフの決定的な感覚のズレや手抜きと言われても仕方がないと思う。
構成の方は前2作と同じで前半はカラオケ、VTRを挟んで後半からは「Dolce」が入って生バンド演奏になる。今回はベースとドラムが交代になっている。ステージ上では今回も曲によってはBuono!メンバーと一緒に出てくるなど完全な後方バックバンドにはなっておらず、一体となっている。だが、いかんせん今回妙にバンドの音が抑えられているのでバンド感は3作の中で最も薄い。楽曲としては実は前回のツアーから1曲もレパートリーが増えていない(ベスト出ただけ)という状況だったものの今まではバンドでやっていた曲を前半で披露したり、バンドで比較的抑えた曲もやったりと工夫しておりその点を感じさせない。ただボーカルにしても前2作に比べると絶好調とは言い難く、ライブ自体は悪くなかったんだろうけど、DVD作品としてはこれまでの2作と比べてあらゆる面でイマイチだと思う。前2作が廃盤で今作は安く入手可能ではあるが最初に選ぶ1枚としては絶対にお勧めできない。
印象度★★★☆☆