Brotherhood
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | F・E・A・R | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | |
2 | ギリギリchop(Version51) | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | 26thシングル 最高1位 売上80.5万枚 |
3 | Brotherhood | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | |
4 | ながい愛 | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | |
5 | 夢のような日々 | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | |
6 | 銀の翼で翔べ | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | |
7 | その手で触れてごらん | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | |
8 | 流れゆく日々 | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | |
9 | SKIN | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | |
10 | イカせておくれ! | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 | |
11 | SHINE | 稲葉浩志 | 松本孝弘 | 松本孝弘、稲葉浩志 |
Arrangement of Strings & Brass Section:池田大介(4,6,9)
リリースデータ
1999年7月14日 | 初登場1位 | 初動101.9万枚、売上139.2万枚 | Produced by TAK MATSUMOTO | Room Records |
メンバー
Guitar | TAK MATSUMOTO |
Vocal | KOSHI INABA |
B'z10thアルバム。ベスト盤2作を挟んで97年11月以来のオリジナル。前年のシングル「HOME」は未収録。先行シングルの「ギリギリchop」のみ収録された。「ギリギリchop」はシングルではベースを寺沢功一、ドラムを黒瀬蛙一が演奏していたが、今作ではアメリカのハードロックバンドMR.BIGのリズム隊2名(ベースのビリー・シーンとドラムのパット・トーピー)を招いてギターボーカル含めて全面的に再録音している。Versionが51なのは51テイクも録ったわけではなく、5バージョン目の1テイクを意味するらしい。今作では徳永暁人、明石昌夫は2人とも全面的に不参加で、ベースはビリー(2,3,8,10,11)と満園庄太郎(1,4,5,6,7,9)が担当している。パットのドラム参加は1曲のみで残りのドラムは黒瀬蛙一が担当。また今までKOHSHIだった稲葉の名前のローマ字表記がKOSHIに変わった。前2作同様にスリーブケース入りだが今回はフォトブックは付属しない。
ベスト盤の反動か、今作ではハードロック路線が本格化。ベスト盤を聞いてそのポップさに魅了されたにわかはお断りとでも言いたげな激しさがある。これまでとは一味違う事を宣言するようなハードな「F・E・A・R」、シングルでもハードだったのにさらに激しい「ギリギリchop(Version51)」、B'zとファンの関係性を歌った感涙必至のロックバラード「Brotherhood」と冒頭3曲の名曲っぷりは圧倒される。ハードなアルバムながら魅了される掴みにはなっているのだが…冒頭3曲が良すぎて4曲目以降も悪くは無いんだけど一気に横一線になってしまう感じでなかなか印象に残ってこない。非常に出オチ感の強いアルバムという印象がある。特に「Brotherhood」が名曲すぎ。「Brotherhood」が出てしまうと後にどんな曲が来てもぺんぺん草も生えないくらいの勢いなのでこれが最後に回って来れば全体でももっと好印象になっていたかも。
特筆すべき点では変わったところでは「夢のような日々」ではサビの後に松本の単独ボーカルパートが存在。これはかなりレアだ。3月にリリースされていたソロシングル「THE CHANGING」も初のボーカルナンバーとなっていたが、この時期松本は歌いたかったのだろうか?
印象度★★★★☆
2018.3.7修正