C'mon
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | C'mon | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
2 | さよなら傷だらけの日々よ | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | 48thシングル 最高1位 売上17.7万枚 |
3 | ひとしずくのアナタ | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
4 | Homebound | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | 49thシングル 2nd beat |
5 | Don't Wanna Lie | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | 49thシングル 最高1位 売上21.6万枚 |
6 | DAREKA | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
7 | ボス | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
8 | Too Young | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
9 | ピルグリム | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
10 | ザ・マイスター | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
11 | デッドエンド | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
12 | 命名 | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
13 | ultra soul 2011 | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | 31stシングル リメイク |
リリースデータ
2011年7月27日 | 初登場1位 | 売上38.7万枚 | Produced by TAK MATSUMOTO | VERMILLION RECORDS |
メンバー
Guitar | 松本孝弘 |
Vocal | 稲葉浩志 |
B'z18thアルバム。2年8ヵ月ぶりのアルバム。これまではソロ活動をメインとした年でも04年のようにその合間にシングルを出していたが2010年はソロ活動のみに専念してデビュー以来初めて1枚もシングルが出なかった。これにより連続1位獲得年数記録が途切れることとなった。2011年になってB'zとしての活動を再開。立て続けにリリースした2シングルからC/W1曲含む3曲を収録。また01年のシングル「ultra soul」のタイアップだったテレ朝の世界水泳タイアップが10周年を記念して再度この曲をテーマ曲にしたいとオファーしてきたため、再録音が行われて今作にも収録された。前作に続いて寺地秀行がアレンジャー兼ボーカルディレクションとして参加。ドラムは『BIG MACHINE』以降ほぼ固定のSHANE GAALAAS、ベースは前作に続いてのBARRY SPARKSとなっている。今回は「Too Young」でウッドベースを別の外人ベーシストに任せた以外はこの2人が固定で参加している。それ以外にDIMENSIONの小野塚晃(キーボード)、勝田一樹(サックス)といったおなじみのメンバーが数曲に参加しているほかストリングス隊が4曲に参加している。初回盤は既にシングル初回盤に収録されていたシングル2曲のPVに加えてリード曲「C'mon」のPVを収録したDVD付。
2年開いたものの、制作陣は前作と同じ。適度にロックで適度に聞きやすく、ひたすらロックに押すのではなく適宜外部装飾音も足して幅を広げるところも含めて高値安定の1作。東日本大震災以降で書かれた表題曲「C'mon」は近年のリード曲の中では抑えめの曲調だが、日本中が不安な心情に陥っている中で非常に頼もしさを感じるところがあった。全体に前作ほどの好印象ではなく、総じていつも通りのB'zではあるが、これだけのクオリティを維持し続けるのも大変なわけだし、さすがといった感のある貫録の1作である。
「ultra soul 2011」は打ち込みだった原曲から生音にリメイク(生音リテイク自体は海外のi tunes限定配信という形で数年前にやっているが今回は更なる新録音)。基本アレンジはほぼそのままで細かい演奏やギターソロ等が変わったものの大胆は変更はしていないが、全体的に原曲よりもどっしりとしていて重厚感が増していてこれはこれでかなり良い。最後の最後でアルバム本編の印象全部持って行ってしまうのは仕方が無いか。
印象度★★★★☆