EPIC DAY
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
SIDE A | |||||
1 | Las Vegas | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 大賀好修、寺地秀行 | |
2 | 有頂天 | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 大賀好修、寺地秀行 | 51stシングル 最高1位 売上17.1万枚 |
3 | Exit To The Sun | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
4 | NO EXCUSE | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 大賀好修 | |
5 | アマリニモ | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 大賀好修 | |
SIDE B | |||||
6 | EPIC DAY | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 大賀好修 | |
7 | Classmate | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
8 | Black Coffee | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 大賀好修 | |
9 | 君を気にしない日など | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 寺地秀行 | |
10 | Man Of The Match | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 大賀好修 |
リリースデータ
2015年3月4日 | 初登場1位 | 売上29.5万枚 | Produced by TAK MATSUMOTO | VERMILLION RECORDS |
メンバー
Guitar | 松本孝弘 |
Vocal | 稲葉浩志 |
B'z19thアルバム。2013年の25周年ベスト2作を挟んで3年8ヵ月ぶりのオリジナルアルバム。シングル発売は2012年以来となったが、新曲発表自体は2013年のベスト盤に収録された4曲以来となり、一切のリリースが無かったのはソロ活動をしていた2014年のみとなる。基本の演奏陣(ベースがバリー、ドラムがシェーン)は変わっていないが、今作はここ数作でメインアレンジャーだった寺地秀行よりも大賀好修の参加が多くなっている。また「Classmate」ではベース美久月千晴、ドラムを山木秀夫が担当しており、久々に日本人のリズム隊も参加している。90年代半ば〜00年代序盤頃に参加していた山木のドラム参加は02年の『GREEN』以来(それぞれのソロ作品には近年も参加している)となる。
ライブグッズを収録したLPサイズBOX仕様のLIVE-GYM 2015盤、2012年のライブを収録したDVD付属の初回盤、CDのみの通常盤、そして2ndアルバム以来となるアナログレコード盤(ダウンロードコード付)の合計4形態で発売された。アナログ盤だけでなく、CDでもSIDE-A、SIDE-Bと表記され、5曲目と6曲目の間に通常より長い曲間の無音部分が設定されている。
レコードを意識した5曲、5曲の構成とそれに伴う43分という収録の短さ。これによって生じた聞きやすさが物足りなさを上回り、好印象を与える1作。今回は新たに大賀好修が参加しているものの、今までアレンジャー変更のタイミングで感じられたようなリフレッシュされた感じはあまりせず、安心安定のB'zといった印象。シングルチューンになりうるインパクトのある楽曲が生まれなかったのか、今のB'zのモードとしてファン以外にも受けるようなヒットを意識した楽曲は書かなかったのかは不明だけど、正直全体に好印象だけど強く印象に残るような楽曲はあまりないようにも感じた。ロック系は勢いで聞けるからいいけど、バラード系が多いSIDE-Bはこの曲数でも勢いが落ちて聞こえてきたので、これでもう少し長いアルバムになっていたら、個人的にはきつかった。ただ短くて聞きやすいので、繰り返し何度も聞いているとじわじわ馴染んできて良さが見えてくると思われ、チェックして終わりのライトリスナーよりも長く聞き続けるファン向けの作品なんじゃないだろうか。何年も経ってから印象が変わってくる可能性は高い。
LIVE-GYM 2015盤
初回盤DVD付
通常盤
アナログ盤
印象度★★★★☆