NEW LOVE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | マイニューラブ | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
2 | 兵、走る | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
3 | WOLF | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
4 | デウス | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
5 | マジェスティック | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
6 | MR.ARMOUR | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
7 | Da La Da Da | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
8 | 恋鴉 | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
9 | Rain & Dream | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
10 | 俺よカルマを生きろ | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
11 | ゴールデンルーキー | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
12 | SICK | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
13 | トワニワカク | KOSHI INABA | TAK MATSUMOTO | YUKIHIDE "YT" TAKIYAMA |
Strings Arrangement:寺地秀行(7)
リリースデータ
2019年5月29日 | 初登場1位 | 売上27.4万枚 | Produced by TAK MATSUMOTO | VERMILLION RECORDS |
メンバー
Guitar | 松本孝弘 |
Vocal | 稲葉浩志 |
B'z21stアルバム。前作から1年半ぶり。30周年を迎えた2018年はツアーのみで新作リリースは無く、一切の先行シングル無しでのアルバムとなった。2018年秋のフジテレビ月9ドラマ『SUITS/スーツ』主題歌だった「WOLF」、ポッキーCMタイアップ「マジェスティック」、リポビタンDのCMタイアップ「兵、走る」の3曲は2018年後半には既にタイアップ先で使用されていて、「デウス」も19年4月からスズキエクスードのCMタイアップとしてOAされていたが、いずれも配信でさえリリースされておらず、今作でようやく音源化となった。
今作では長年ライブのサポートでレコーディングでも大半の楽曲を担当していたドラムのShane Gaalaas(02年からライブでは固定)、ベースのBarry Sparks(08年からライブでは固定)が「兵、走る」のみの参加となっている。ドラムはBrian Tichy(1,4,6,7,8,10,12,13)、玉田豊夢(3,5)、Brittany Maccarello(9,11)、ベースはRobert DeLeo(6,7,9,10,11)、亀田誠治(3,5)、Mohini Dey(1,4,8,12,13)が担当。また今作を引っ提げてのツアーでもサポートメンバーを一新し、Brian Tichy、Mohini Dey、そして今作では6にコーラス参加しているのみのSam Pomantiがキーボード、YUKIHIDE "YT" TAKIYAMAがギターとなった。
また「Rain & Dream」にはAerosmithのギタリストJoe Perryがギターで参加。B'z作品で初めてTAK以外のギタリストが演奏した。1曲全面的に演奏しているわけではなく、イントロ部分とアウトロ部分での長いギターソロの掛け合い部分に参加している模様。
初回盤はオリジナルTシャツ付属。『MAGIC』以降続いていたDVD付での発売は無い。一方で前々作『EPIC DAY』に続いてアナログ盤でも発売された。
アレンジャーをYUKIHIDE "YT" TAKIYAMAに変えた前作に続いてサポートメンバーもほぼ一新。元々2人組だからこそバンドメンバーは流動的で自由であったはずが気が付けば10年以上同じバンドで安定していたので(ライブは固定でCDでは基本はシェーン&バリーだったが適宜変えてはいた)、30周年を越えてさらに進んでいくために新たなバンドで新たな気分で、というところはあったようだ。ただ前作同様に思っていたよりもあまり印象が変わらず、激しいギター中心のバンドサウンドに適度にキャッチーなメロディーが乗っかるいつものB'z。何かもう少し変わるか、そろそろ久々に強い1曲が出てくるかと期待もしていたのだが、普通にいい曲が並んでいる印象でこれぞという1曲は特になく…。
先行のタイアップは結局1つも配信ですら出なかったが、どれもB'zらしい曲だとは思うけどシングルA面として出て歴代のシングルヒットに並べた時にどうかというとA面には弱いかなと思う。ドラマ『SUITS/スーツ』は見ていたが、BGMとしてB'zがかかってるなぁとは思っていたが結局最終回まで見てもサビすらも印象に残らず、今回ちゃんとCDで聞いても初めて聞く曲のような感覚だった。リポビタンDのCMで見た明確な記憶が無い「兵、走る」の方がまだなんとなく聞き覚えがあったくらいで…。そんなわけで近年ほとんど1曲1曲では残らなくなってしまったという傾向は今回も変わらず、熱心なファンとただ全部聞いてきただけのにわかリスナーの差を痛感しまくっているここ数年だが、実にB'zらしい安定安心の1作だとは思う。
印象度★★★☆☆
2019.9.11更新