B'z The Best “Pleasure”
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | LOVE PHANTOM | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 18thシングル 最高1位 売上186.2万枚 |
2 | love me,I love you | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 17thシングル 最高1位 売上139.4万枚 |
3 | Easy Come,Easy Go! | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 6thシングル 最高1位 売上47.0万枚 |
4 | ZERO | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 11thシングル 最高1位 売上130.9万枚 |
5 | ALONE | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 9thシングル 最高1位 売上112.5万枚 |
6 | 裸足の女神 | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 13thシングル 最高1位 売上173.4万枚 |
7 | 愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 12thシングル 最高1位 売上202.0万枚 |
8 | LADY NAVIGATION | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 8thシングル 最高1位 売上117.1万枚 |
9 | 太陽のKomachi Angel | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 5thシングル 最高1位 売上46.2万枚 |
10 | BE THERE | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 4thシングル 最高3位 売上34.7万枚 |
11 | Don't Leave Me | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 14thシングル 最高1位 売上144.4万枚 |
12 | Bad Communication E.Style | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 1stミニアルバム『BAD COMMUNICATION』収録曲 2ndミニアルバム『WICKED BEAT』収録の全英語詞Ver.のショートバージョン |
13 | Calling | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 22thシングル 最高1位 売上100.0万枚 |
14 | さまよえる蒼い弾丸 | KOHSHI INABA | TAK MATSUMOTO | 24thシングル 最高1位 売上69.2万枚 |
リリースデータ
1998年5月20日 | 初登場1位 | 初動271.0万枚、売上513.1万枚 | Room Records |
メンバー
Vocal | 稲葉浩志 |
Guitar | 松本孝弘 |
B'z1stベストアルバム。『Flash Back』があったため、初の公式ベストアルバムとされていて公式サイトでも今作が1作目のベストアルバムとして扱われている。ここまでオリジナルアルバムにシングルを収録しないことが多かったため、「裸足の女神」「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」「LADY NAVIGATION」「太陽のKomachi Angel」「BE THERE」「さまよえる蒼い弾丸」がアルバム初収録。「Bad Communication E.Style」は『WICKED BEAT』収録バージョンを短く編集したものとなっており、このショートサイズバージョンは今作でしか聞けない。リマスターはされているようだが、作詞作曲以外(編曲表記も無い)の一切のスタッフクレジットが無く詳細は不明。08年の『ULTRA Pleasure』『ULTRA Treasure』がリリースされるとここでしか聞けないシングルは『太陽のKomachi Angel』のみとなり、2013年にシングルコレクションがリリースされると今作のみの収録楽曲は無くなった。
発売前から大々的なプロモーションが展開され、時間差での特典商法が派手に行われた。初回特典はジグソーパズル。さらに2回目の出荷特典としてポストカード、3回目には別のジグソーパズル、そしてアーティストカードが付属するなど、時間差で多数の特典がついたため、何枚も買ったファンも続出。発売間もないうちにから中古市場に溢れかえる現象が発生した。元々の高需要と特典商法の盛り上がりも重なって日本初の500万突破作品となった。しかし1年後、宇多田ヒカルの特典は特にない1stアルバム『First Love』にあっさり抜かれるどころかあちらは700万オーバーとなり、現在は歴代2位。
90年代のB'z、売れ始めてからミリオンを連発していた時期の楽曲が適度なボリュームでズラッと並んでいて圧巻のベストアルバム。個人的にも今作をB'zの入り口とした。この時期は比較的ポップな印象の楽曲が多く、ゴリゴリにハードな曲はまだ少ない。やや時代を感じさせるものもあるけど、B'z最初の10年を濃縮し、そして次への余地を多く残した優れたベスト盤だったと思う。もっと聞きたい!と思ってそんなタイミングでバチッと次の『Treasure』がリリースされたのも良かった。
前述のように早い段階で中古屋にズラッとこの金色が並ぶ事態となり、その見た目が文字通り金ピカにズラリ輝いていた光景が発売当時中学2年生だったが、中学高校の頃にいつ中古屋に行っても必ずそんな感じだった印象が強く残っている。廉価にB'zを聞いてみようというのでも長年需要と供給が常に満たされているような(いや供給過多か)状態なので、中古屋に行けばまあほぼ確実に置いてあるという点でも気軽に入手しやすい。
印象度★★★★★
2018.2.27修正