INSIDE CHAGE&ASUKA�X

リリースデータ

メンバー

チャゲ&飛鳥5thアルバム。シングルが3作連続でアルバム未収録となっていたが、先行シングルの「MOON LIGHT BLUES」は収録された。今作以降はCD登場に伴い近い時期にCDでも発売されるようになっている。CD化の際にアルバム未収録だったシングル収録曲を追加収録している。ジャケットには「CHAGE&ASUKA�X」とも表記されているが、公式サイトでは現在「ASKA」という現在の表記に変わっている。また前作と異なり、今作ではブックレットの目次もCDレーベル面も『INSIDE』という表記のみで「CHAGE&ASKA�X」という表記はされていない。CD化以降はポニーキャニオンへの移籍もあり、何度か再発されている。99年にEMI移籍の際にポニーキャニオン盤は全て廃盤となり、EMIにて一斉再発されたが、わずか2年でユニバーサルへ移籍してしまったのでEMI盤は即廃盤となった。改めて01年にヤマハから再発され、これが現行盤となる(01年以降、現役ではユニバーサル所属ながら旧作の発売元はヤマハという形になっている)。ここまでは1度もリマスターされていなかったが、04年に発売された『25th Anniversary BOX-1』に収録された際には初めてリマスターされた。ただしこのBOXではボーナストラックが削除されてしまっている。09年には未CD化だったライブ盤なども含めてベスト盤以外の作品が一斉に紙ジャケSHM-CD化され、この際もリマスターされている。現在のところ、最新盤は09年盤、これが限定扱いのため現行盤は01年盤となるが、2014年のASKA逮捕により、全作品が回収され、新品での流通は全作停止した。17年夏の『VERY BEST ROLL OVER 20TH』の販売再開以降、段階的に配信の再開、他のベスト盤の販売再開、映像作品の販売再開と来て18年4月にヤマハが権利を持つオリジナルアルバムの販売はすべて再開され、01年盤、限定だったはずの09年盤も全て余っていたのか販売再開となった。今回聞いたのは01年盤。

前作よりさらにポップス路線になっており、楽曲自体もこれといったものがなく普通。既に初期のフォーク演歌の面影は皆無だ。全面的に導入しているわけではないけど、打ち込みも積極的に使っており、当時としてはコンピューターサウンド(打ち込み)はけっこう新しく意欲的だったものと思われる。このため随所に90年代以降の感覚ではありえないようなダサい音が鳴っていたりもする辺りは時代性が強い。

01年盤　　09年紙ジャケリマスター盤　

印象度★★☆☆☆

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