MIX BLOOD
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | EXPLOSION | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三・THE ALPHA | |
2 | MIX BLOOD | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三 | |
3 | TEKU TEKU | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三 | 明石家さんまへ提供 セルフカバー |
4 | 不条理なkissを忘れない | 澤地隆 | CHAGE | 新川博 | |
5 | 黄昏を待たずに | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三・飛鳥涼・THE ALPHA | 15thシングル 最高17位 売上4.5万枚 |
6 | Newsにならない恋 | 澤地隆 | CHAGE | 久石譲 | 早見優へ提供 セルフカバー |
7 | ADIOS SENORITA | 澤地隆 | CHAGE | 佐藤準 | |
8 | かけひき | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 新川博 | |
9 | シングル・ベッド | 澤地隆 | CHAGE | 瀬尾一三 | 明石家さんまへ提供 セルフカバー |
10 | やっぱりJAPANESE | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三・飛鳥涼 | |
11 | 月のしずく | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三 | CDのみボーナス曲 「MIX BLOOD」の歌詞アレンジ変更楽曲 |
リリースデータ
1986年9月21日(LP) 1986年9月21日(CT) 1986年9月21日(CD) 1989年3月21日(GOLD CD) 1990年7月21日(再発) 1993年12月17日(APO CD) 1999年12月16日(再発) 2001年8月22日(現行盤) 2009年9月23日(SHM-CD/リマスター) |
最高3位 最高5位 最高10位 - - - - - - |
売上6.2万枚 売上2.9万枚 売上3.3万枚 - - - - - - |
Produced by C&A、山里剛 | キャニオンレコード キャニオンレコード キャニオンレコード キャニオンレコード ポニーキャニオン ポニーキャニオン 東芝EMI ヤマハミュージック ヤマハミュージック |
メンバー
チャゲ |
飛鳥 |
チャゲ&飛鳥8thアルバム。前作から5ヵ月でのリリース。1ヵ月前のシングル「COUNT DOWN」は未収録(オリジナルアルバム未収録)となり、その前の「黄昏を待たずに」のみが収録された。レコードからCDへの切り替えが急速に行われていた時期で、今作では初めてCDがレコード、カセットと同時発売された。当時レコードとカセットは10曲入りだったが、CD盤のみに「月のしずく」が追加収録されていた。その後何度か再発されている。93年の再発は一時的に高品質CDとして発売されていたAPO CDでの再発(現在のSHM-CDと同様に高級素材を用いただけなので通常プレイヤーで再生可能だったという)。99年にEMI移籍の際にポニーキャニオン盤は全て廃盤となり、EMIにて一斉再発されたが、わずか2年でユニバーサルへ移籍してしまったのでEMI盤は即廃盤となった。改めて01年にヤマハから再発され、これが現行盤となる(01年以降、現役ではユニバーサル所属ながら旧作の発売元はヤマハという形になっている)。ここまでは1度もリマスターされていなかったが、04年に発売された『25th Anniversary BOX-2』に収録された際には初めてリマスターされた。09年には未CD化だったライブ盤なども含めてベスト盤以外の作品が一斉に紙ジャケSHM-CD化され、この際もリマスターされている。現在のところ、最新盤は09年盤、これが限定扱いのため現行盤は01年盤となるが、2014年のASKA逮捕により、全作品が回収され、新品での流通は全作停止した。17年夏の『VERY BEST ROLL OVER 20TH』の販売再開以降、段階的に配信の再開、他のベスト盤の販売再開、映像作品の販売再開と来て18年4月〜6月にかけてヤマハが権利を持つオリジナルアルバムの販売はすべて再開され、01年盤、限定だったはずの09年盤も全て余っていたのか販売再開となった。今回聞いたのは01年盤。
前作に続いて80年代のテクノロジーを生かしたザ・80年代な売れ線ポップアルバム。お笑い芸人の明石家さんまやアイドル早見優に提供した楽曲があったり、かなり明るくてポップな印象が残る。大半の編曲を手掛けた瀬尾一三のアレンジはバンドサウンドの重厚さも目立ち、けっこうロック的な要素も感じられるんだけど、それでもやはりキーボードやシンセ関係の音が多用されると80年代独特の感じが全開になり、どうにも時代を感じてしまう。
さらにレコードからCDへ一挙移行を狙ってかCD盤にだけボーナス曲を入れるなど、環境を整えるだけでも大変な状況下で当時のレコード会社の強気っぷりが今にしてみると凄い気もする。アルバムとしては「やっぱりJAPANESE」がフェードアウトしていって完全にアルバムが終了した感じになるので、その後に出てくる「月のしずく」は明らかにおまけ的というか別に無くてもいいような感じも。でもこれ現行CD盤では通常枠でボーナス扱いになってないんだよな…。
印象度★★★☆☆