Z=One
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | TWILIGHT ZONE | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三・飛鳥涼 | |
2 | 棘 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 平野孝幸 | |
3 | J's LIFE | 松井五郎 | CHAGE | Light house project | |
4 | 標的(ターゲット) | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 平野孝幸 | 11thシングル 最高38位 売上3.2万枚 |
5 | メゾンノイローゼ | 松井五郎 | CHAGE | 久石譲 | |
6 | 誘惑のベルが鳴る | 松井五郎 | CHAGE | 瀬尾一三 | 12thシングル(カット、13th同発) 最高44位 売上1.4万枚 |
7 | マドンナ | 松井五郎 | CHAGE | 久石譲 | |
8 | オンリーロンリー | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 平野孝幸 | 13thシングル(カット、12th同発) 最高42位 売上1.8万枚 |
9 | 星屑のシャンデリア | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三 | |
10 | マリア(Back To The City) | 松本一起 | CHAGE | 平野孝幸 | 11thシングルC/W |
11 | さようならの幸せ | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三・飛鳥涼 | |
-Bonus Track-(CD化以降に追加収録) | |||||
12 | 真夜中の二人 | 松井五郎 | CHAGE | 平野孝幸 | 12thシングルC/W |
13 | SHAKIN' NIGHT | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | Light house project | 13thシングルC/W |
リリースデータ
1985年1月25日(LP) 1985年1月25日(CT) 1985年2月25日(初CD化) 1986年12月15日(再発) 1990年7月21日(再発) 1999年12月16日(再発) 2001年8月22日(現行盤) 2009年9月23日(SHM-CD/リマスター) |
最高9位 最高15位 - - - - - 初登場285位 |
売上4.9万枚 売上2.6万枚 - - - - - 売上0.05万枚 |
Produced by C&A、山里剛 | ワーナー・パイオニア ワーナー・パイオニア ワーナー・パイオニア キャニオンレコード ポニーキャニオン 東芝EMI ヤマハミュージック ヤマハミュージック |
メンバー
チャゲ |
飛鳥 |
チャゲ&飛鳥6thアルバム。先行シングル「標的(ターゲット)」とB面「マリア(Back To The City)」を収録。1ヶ月後に「誘惑のベルが鳴る」「オンリーロンリー」が2枚同時シングルカットされた。CD化の際にはそのB面2曲が追加収録されている。84年夏にはチャゲと石川優子による「ふたりの愛ランド」が40万枚を越える大ヒットを記録したが、その勢いがチャゲアス本体に波及する事は無く、売上に変化は無かった。初期のワーナー・パイオニアからは在籍時最後のオリジナルアルバムとなった。CD化以降はポニーキャニオンへの移籍もあり、何度か再発されている。99年にEMI移籍の際にポニーキャニオン盤は全て廃盤となり、EMIにて一斉再発されたが、わずか2年でユニバーサルへ移籍してしまったのでEMI盤は即廃盤となった。改めて01年にヤマハから再発され、これが現行盤となる(01年以降、現役ではユニバーサル所属ながら旧作の発売元はヤマハという形になっている)。ここまでは1度もリマスターされていなかったが、04年に発売された『25th Anniversary BOX-1』に収録された際には初めてリマスターされた。ただしこのBOXではボーナストラックが削除されてしまっている。09年には未CD化だったライブ盤なども含めてベスト盤以外の作品が一斉に紙ジャケSHM-CD化され、この際もリマスターされている。現在のところ、最新盤は09年盤、これが限定扱いのため現行盤は01年盤となるが、2014年のASKA逮捕により、全作品が回収され、新品での流通は全作停止した。17年夏の『VERY BEST ROLL OVER 20TH』の販売再開以降、段階的に配信の再開、他のベスト盤の販売再開、映像作品の販売再開と来て18年4月にヤマハが権利を持つオリジナルアルバムの販売はすべて再開され、01年盤、限定だったはずの09年盤も全て余っていたのか販売再開となった。今回聞いたのは01年盤。
前作でも導入していたコンピューターサウンドを全面的に導入。次の移籍第1弾シングル「モーニング・ムーン」以降で路線変更したと思われがちなのでその前のアルバムでこんな全面的にコンピューターサウンドを導入していたとは思ってなかった。コンピューターサウンドが前面に出た当時としては攻めまくりで斬新(たぶん)、今となってはいかにも初期型打ち込みサウンドみたいな音色が不思議な感覚の1枚。これまた前作辺りからそうなってきていたけど、ここらあたりまで来るとようやくASKAのあの特有の声が姿を見せ始めていて、かなり若いもののASKAの声だと分かるようになってきた感じも。初期のフォーク演歌的なヒット曲のイメージから徐々に抜け出してセールス的にはやや低迷した時期を経て、再ヒットへの下地が出来上がっていたアルバムと言えるのかも。
印象度★★★☆☆