チャットモンチーBEST〜2005-2011〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | ハナノユメ | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | 1stミニアルバム『chatmonchy has come』収録曲 |
2 | 恋の煙 | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 1stシングル 最高34位 売上1.5万枚 |
3 | 恋愛スピリッツ | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | 2ndシングル 最高26位 売上0.8万枚 |
4 | 東京ハチミツオーケストラ | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 1stアルバム『耳鳴り』収録曲 |
5 | シャングリラ | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | 3rdシングル 最高6位 売上4.4万枚 |
6 | 女子たちに明日はない | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 4thシングル 最高17位 売上1.8万枚 |
7 | とび魚のバタフライ | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 5thシングル 最高9位 売上2.3万枚 |
8 | 世界が終わる夜に | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 5thシングル両A面曲 |
9 | 橙 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | 6thシングル 最高12位 売上2.0万枚 |
10 | 親知らず | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | 2ndアルバム『生命力』収録曲 |
11 | ヒラヒラヒラク秘密ノ扉 | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | 7thシングル 最高11位 売上3.1万枚 |
12 | 風吹けば恋 | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | 8thシングル 最高8位 売上3.1万枚 |
13 | 染まるよ | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 9thシングル 最高10位 売上2.3万枚 |
14 | Last Love Letter | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 10thシングル 最高7位 売上2.3万枚 |
15 | 8chのピンヒール | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | 3rdアルバム『告白』収録曲 |
16 | ここだけの話 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | 2ndミニアルバム『Awa Come』収録曲 |
17 | バースデーケーキの上を歩いて帰った | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | 4thアルバム『YOU MORE』収録曲 |
Additional Arrangement:久保田光太郎(7)
※シングル200位以内データ
No | タイトル | 備考 |
1 | DEMO、恋はサーカス チャットモンチーワンマンライブ at JITTERBUG(2005.10.15) |
1stミニアルバム『chatmonchy has come』収録曲 |
2 | さいた チャットモンチーワンマンライブ at JITTERBUG(2005.10.15) |
未音源化曲(自主制作盤には収録) |
3 | メッセージ smoke on the ご当地'06東ファイナル at SHIBUYA CLUB QUATTRO(2006.07.02) |
1stアルバム『耳鳴り』収録曲 |
4 | ひとりだけ smoke on the ご当地'06東ファイナル at SHIBUYA CLUB QUATTRO(2006.07.02) |
1stアルバム『耳鳴り』収録曲 |
5 | とび魚のバタフライ チャットモンチー日比谷野外大音楽堂 七夕ライブ〜天まで響け!!〜at 日比谷野外大音楽堂(2007.07.07) |
5thシングル 2ndDVD『チャットモンチー レストラン スープ』収録映像 |
6 | 恋愛スピリッツ チャットモンチーすごい2日間 in 日本武道館 at日本武道館(2008.04.01) |
2ndシングル 3rdDVD『チャットモンチー レストラン メインディッシュ』収録映像 |
7 | 長い目で見て チャットモンチー2009いま一度ライブハウスを洗濯し申す!ツアー at Zepp Tokyo(2009.07.05) |
3rdアルバム『告白』収録曲 5thDVD『WASH THE LIVEHOUSE '09@Zepp Tokyo』収録映像 |
8 | シャングリラ ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010 at 国営ひたちなか海浜公園(2010.08.08) |
3rdシングル |
9 | 風吹けば恋 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010 at 国営ひたちなか海浜公園(2010.08.08) |
8thシングル |
10 | ここだけの話(Acoustic Ver.) Premium アコースティックLIVE〜五年目の浮気〜 at Billboard Live Tokyo(2010.11.23) |
2ndミニアルバム『Awa Come』収録曲 |
11 | 染まるよ(Acoustic Ver.) Premium アコースティックLIVE〜五年目の浮気〜 at Billboard Live Tokyo(2010.11.23) |
9thシングル |
12 | 真夜中遊園地 全国ツアー“YOU MORE 前線” at Zepp Osaka(2011.06.18) |
2ndアルバム『生命力』収録曲 |
13 | Last Love Letter 全国ツアー“YOU MORE 前線” at Zepp Osaka(2011.06.18) |
10thシングル |
14 | 拳銃 全国ツアー“YOU MORE 前線” at Zepp Osaka(2011.06.18) |
4thアルバム『YOU MORE』収録曲 |
15 | ヒラヒラヒラク秘密ノ扉 GRINDHOUSE showtime「1.5周年記念おめでとうございますライブ」at club GRINDHOUSE(2011.09.29) |
7thシングル |
16 | 親知らず GRINDHOUSE showtime「1.5周年記念おめでとうございますライブ」at club GRINDHOUSE(2011.09.29) |
2ndアルバム『生命力』収録曲 |
17 | ハナノユメ GRINDHOUSE showtime「1.5周年記念おめでとうございますライブ」at club GRINDHOUSE(2011.09.29) |
1stミニアルバム『chatmonchy has come』収録曲 |
リリースデータ
2012年2月15日 | 初登場2位 | 初動3.3万枚、売上4.9万枚 | Sound Produce:いしわたり淳治(1〜12,15)、亀田誠治(13)、チャットモンチー(14,16,17) | Ki/oon Records |
メンバー
Guitar,Vocals | 橋本絵莉子 |
Bass,Chorus | 福岡晃子 |
Drums,Chorus | 高橋久美子 |
チャットモンチー2ndベストアルバム。11年9月29日のライブをもってドラマー高橋が脱退し、3人時代の総括としてリリースされた。ここまでの全シングルA面+各アルバムのリード曲(1曲目)をリリース順に収録している。2人になっての初のシングルを先に2週連続でリリース→今作という3週連続リリースの3週目という流れだった。09年のC/W集に続くコンピ盤となるが、シングルを09年以降リリースしていないのでシングルの収録範囲は2作とも同じ期間となる。ブックレットには本間夕子(ライター)、三原重夫(ドラムチューナー)、南波一海(ライター)、小出祐介(Base Ball Bearボーカル)の4人のライナーノーツが記載されている。各楽曲の解説やメンバーコメントは記載されていない。またこれまでの全ライブデータも記載されているが、ディスコグラフィーは記載されていない。初回盤はメジャーデビュー1ヵ月前のライブから高橋のラストライブまでのライブを収録した75分のライブDVD付。一部過去に映像化されているものもあるが、ほとんどの映像が初商品化となる。
リリース順、各アルバムからも1曲目を収録と機械的ながら分かりやすい選曲。3人時代を総括するという意味でも、初心者向けにもいい内容だと思う。曲数は多いが、3分台の曲が多い事もあって時間は64分未満となっていて意外とコンパクトである。00年代以降売れ線の宿命と化しているストリングスどころかそもそもサポートを入れていない。一貫して3ピースサウンドにこだわっているところは非常にかっこいい。女性バンドで橋本の声もけっこうキュートであるにも関わらず、アイドルっぽさが無いというのは逆に貴重だし、どこかにありそうなのではなくしっかり個性も感じる芯のしっかりしたバンドという印象だ。特に「シャングリラ」以降「風吹けば恋」辺りまでは非常に勢いがあってどんどんバンドが拡大していくような勢いを感じる。ただ「染まるよ」「Last Love Letter」では勢いに任せず、いい感じに拡大してきていたバンドが終盤では少し停滞するような感じもした。ラスト3曲は余裕は感じるのだが、この時期にはシングルを出さなくなるし、少し落ち着いてしまったような感じである。
DVD
ライブではCD以上の熱度の演奏を繰り広げている。飛び飛びではあるが3人時代の歴史を追える。ただ徐々に会場規模も拡大していくのかと思ったら、6曲目で早々に日本武道館のステージを経験すると以降はライブハウスに戻ってしまい(ホールツアーはやっていたようだが今回は収録していない)、3人でのラストライブは地元のライブハウスである。大会場でのライブはあまり肌に合わなかったのだろうか。「ハナノユメ」の後には高橋の卒業式(花束とトロフィー渡して挨拶する程度)も収録されているが、いかんせん会場が狭いので引きの映像だと観客でメンバーがほとんど見えない状態となっている。3人最後のライブというのはかなりのメモリアルだと思うが、単独の映像作品としてリリースするには映像的にキツかったのかもしれない。また曲紹介や客を煽るMC程度は入っているのだが案外ボーカル橋本が曲紹介せずに、福岡や高橋がMCをして曲に突入する、といった場面が多いのは面白いと思った。初回盤でも3500円までしか値が上がらず、ネットでの割引により通常盤を下回る値段で入手可能なので買うなら初回盤の方がお得である
CDの方に初収録曲も無いので基本的には最近少し離れていたとか、これから聞いてみようというライトリスナー向けのベスト盤だと思う。ただライナーが4本もあるのに各自がそれぞれのチャットモンチーの印象を分析しているだけで音楽ファン向けではあるけど、曲解説が無いとか、ライブ全データまで記載しているのにディスコグラフィーは無い、とかイマイチ初心者にはあまり興味を持たれないような作りになっている点は気になるところ。
印象度★★★★☆