変身
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考・担当楽器(ボーカルは橋本で固定) |
1 | 変身 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 橋本(Drums,Guitars)、福岡(Bass,Chorus) |
2 | ハテナ | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 13thシングル 最高18位 売上0.8万枚 橋本(Guitars,Blues Harp)、福岡(Drums,Chorus) |
3 | テルマエ・ロマン | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 12thシングル 最高13位 売上1.3万枚 橋本(Guitars,風呂桶)、福岡(Drums,風呂桶,Synthesizer) |
4 | 少女E | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 橋本(Guitars,Cracker)、福岡(Drums,Woodblock,Cracker) |
5 | コンビニエンスハネムーン | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 15thシングル 最高23位 売上0.6万枚 橋本(Guitars,Bell,Handclap)、福岡(Drums,Shaker,Hand Clap) |
6 | Yes or No or Love | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 橋本(Bass)、福岡(Drums,Chorus,Synthesizer) |
7 | 初日の出 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 橋本(Drums)、福岡(Bass,Chorus) |
8 | 歩くオブジェ | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 橋本(Guitars)、福岡(Drums) |
9 | きらきらひかれ | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 14thシングル 最高16位 売上0.8万枚 橋本(Guitars,)、福岡(Drums,Chorus) |
10 | ふたり、人生、自由ヶ丘 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 橋本(Guitars,Whistle)、福岡(Drums,Tambourine,Melodica) |
11 | ウタタネ | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 橋本(Electric Piano)、福岡(Drums,Chorus) |
12 | 満月に吠えろ | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY | 11thシングル 最高10位 売上1.4万枚 橋本(Guitars)、福岡(Drums,Wind Chimes,Chorus&Howling) |
Strings Arrangement:斎藤ネコ(8)
※シングル200位以内データ
リリースデータ
2012年10月10日 2016年2月24日(Forever Edition) |
初登場2位 初登場171位 |
初動2.2万枚、売上3.2万枚 売上0.05万枚 |
Produced by CHATMONCHY Sound Produced by チャットモンチー(5,6,9以外)、奥田民生(5)、後藤正文(6,9) |
Ki/oon Records |
メンバー
Vocal.Guitar | 橋本絵莉子 |
Drums | 福岡晃子 |
チャットモンチー5thアルバム。2011年9月にドラマー高橋久美子が脱退。バンド存続のため、ベースの福岡がドラムに転向(元からドラムをやっていたわけではなく脱退決定後イチから練習)。2人になって再始動してからのシングル5曲が収録されたが、「ハテナ」と両A面だった「夢みたいだ」は未収録。一部の楽曲では奥田民生、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文をサウンドプロデューに迎えている。「コンビニエンスハネムーン」のハンドクラップと奥田民生のタンバリン、「歩くオブジェ」のストリングス、「満月に吠えろ」のコーラス以外は全面的に2人の演奏のみとなっており、メインの楽器以外に2人はベースやドラム、ピアノ、シンセなどを演奏している。初回盤はスタジオライブDVD「変身中」が付属する。2015年デビュー10周年を記念したリマスタープロジェクトとして2015年時点での最新作『共鳴』以外のアルバム5枚、ミニアルバム2枚をBlu-Spec CD 2化してオリジナルをリマスターしたDISC-1&当時のライブ音源で構成したDISC-2の2枚組Forever Editionとして発売。第1弾は2015年に前半4作が一斉発売された。後半3作は2016年2月に発売された。オリジナルのマスタリングは原田光晴が担当しているが、Forever EditionのリマスターはGreg Calbiが担当している。今回入手したのはオリジナル盤。
2人になってもメンバーだけの演奏にこだわっており、さすがに音は重ねているものの、ライブにおいては少しループさせて流す程度で再現できるようにとどめている。ここまでこだわる必要があるのかは分からないが、結果的には唯一無二の「2人でバンド」という面白い作品が出来上がっている。ギター、ベース、ドラムが揃っているのは1曲目の「変身」だけで後の曲は基本はギターとドラムで、ベースとドラムだったりそれを演奏者入れ替えてやってみたり、ピアノとドラムだったりと組み合わせも色々試している。特にボーカル橋本が作詞作曲でも演奏でも大奮闘。ただほとんどの曲ではギタードラムがあってもベースが抜けているので、どこか音がスカスカしていて改めてベースの重要性を感じさせられる。1作だけならこれでも面白いけどこれが続くとなると、さすがに「いやサポート入れろよ」って感じになってくると思うけど、果たして頑なにサポートを入れてこなかっただけにその選択肢があるのかどうか…。正直さほどファンでも無いから面白いアルバムだったけど、もっと熱心なファンだったらどう反応していたか。好きなバンドからメンバーが脱退してバンド編成ではない2人になってもサポートも入れずにこのような実験に走ったらと考えると…複雑だ。
印象度★★★★☆