共鳴
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | きみがその気なら | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子,恒岡章,下村亮介 | |
2 | こころとあたま | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子,恒岡章,下村亮介 | 16thシングル 最高22位 売上0.5万枚 |
3 | ぜんぶカン | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子, 福岡晃子 |
橋本絵莉子,福岡晃子 | |
4 | 隣の女 | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子,世武裕子,北野愛子 | 17thシングル両A面曲 |
5 | 毒の花 | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子,世武裕子,北野愛子 | |
6 | 私が証 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子,恒岡章,下村亮介 | |
7 | 楽園天国 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子,恒岡章 | |
8 | 最後の果実 | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子,世武裕子,北野愛子 | |
9 | 例えば、 | 西加奈子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子 | |
10 | いたちごっこ | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子,恒岡章,下村亮介 | 16thシングル両A面曲 |
11 | ときめき | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子,世武裕子,北野愛子 | 17thシングル 最高23位 売上0.5万枚 |
12 | ドライブ | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子,福岡晃子 |
リリースデータ
2015年5月13日 2018年6月27日(Forever Edition) |
初登場8位 初登場70位 |
売上1.5万枚 売上0.1万枚 |
Produced by チャットモンチー | Ki/oon Records |
メンバー
Guitar,Vocal | 橋本絵莉子 |
Bass,Chorus | 福岡晃子 |
Support Musician | |
男陣 | |
Drums,Percussion,Chorus | 恒岡章 |
Synthesizer,Piano,Chorus | 下村亮介 |
乙女団 | |
Piano,Synthesizer,Chorus | 世武裕子 |
Drums,Chorus | 北野愛子 |
チャットモンチー6thアルバム。2年7ヶ月ぶりのアルバム。前作リリース後のツアーが2013年2月に終了し、2013年5月に橋本がいきなり妊娠を発表し、同時に2010年に入籍していたことを公表。産休に伴い活動休止となり、2014年8月に活動を再開した。活動再開後は男性サポートメンバー2人を迎えた編成を「男陣」、女性サポートメンバーメンバー2人を迎えた編成を「乙女団」としてライブや曲ごとに使い分けるようになった。これに伴い2人になってドラムへ転向していた福岡のメイン楽器はベースへ戻ったが、サポートなしの2人編成の曲ではドラムを叩く事もある。今作には「男陣」(1曲だけ恒岡章のみの参加)、「乙女団」、2人だけ、といった3つの編成で制作されている。活動休止および路線変更が響いたのか、アルバムでのトップ10入りは果たしたものの累計売上は前作初動を下回るほど低下した。初回盤はシングル4曲のMVとサポートメンバー含む6人での「男女六人ないものねだり〜『共鳴』完成パーティー〜」を収録したDVD付。
2016年に前作までがForever Editionでリマスター&ボーナスディスク付属で再発された際に最新作だった今作はラインナップから外れていたが、2018年のラストアルバムと同時発売で今作もForever Edition化された。
ほぼ外部の音を入れずに3ピースに一貫してこだわり、2人になったら2人バンドという体制にこだわっていたが、考えが変わったのか今作ではサポートメンバーを使い分けて投入。これによりこれまで時々メンバーの演奏で入る程度だったピアノ、シンセが全面に渡って導入されたのが大きな変化。ギターサウンドがかなり後退して(というかピアノやシンセが目立つ)ゆったりした曲も多いので尖った部分が無くなりすっかり丸くなったようにも聞こえる。2人バンド体制の曲も普通に福岡がベースとドラムを担当するなど音重ねている(前作では1曲目以外ギターベースドラムが揃った曲は無くどれかが欠けていた)ので、前作の時のような2人だけで器用にリアルタイム演奏するのを前提にしているわけではないので前作の時とは空気も異なる。
単純に橋本もしくは福岡が書く歌詞と橋本のメロディーのいずれかもしくは両方だけ、つまり歌詞とメロディーにチャットモンチーらしさを見出していたか、一貫してこだわっていたメンバーだけで鳴らすストイックでヒリヒリしたバンドサウンドにらしさを見出していたかで、新たな進化と取るか全く別物になったと取るか変わってくると思うんだけど、個人的には完全に別のバンドになったなと思う。やはり大きいのはピアノ/シンセがほとんどの曲でけっこう鳴っている事とそれに伴いギターが引いた感じになり丸くなった事でこれで今までと全く印象が変わった。幅が広がったのは確かだけど、広がった割にこれぞという強い印象の曲が無いように思う。シングル4曲あるけどこれにしても意外と印象が薄かったりもするし…。
印象度★★★☆☆
2015.12.15更新