YOU MORE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | バースデーケーキの上を歩いて帰った | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
2 | レディナビゲーション | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
3 | 謹賀新年 | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
4 | 草原に立つ二本の木のように | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
5 | 涙の行方 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
6 | Boyfriend | 福岡晃子 | 福岡晃子 | CHATMONCHY |
7 | 桜前線 | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
8 | Last Kiss | 福岡晃子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
9 | 少年のジャンプ | 高橋久美子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
10 | 拳銃 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
11 | 余韻 | 橋本絵莉子 | 橋本絵莉子 | CHATMONCHY |
リリースデータ
2011年4月6日 2016年2月24日(Forever Edition) |
初登場4位 初登場156位 |
売上4.1万枚 売上0.06万枚 |
Produced by CHATMONCHY | Ki/oon Records |
メンバー
Guitars,Vocals,Hand Clap(1,3),Acoustic Guitar(6) | 橋本絵莉子 |
Bass,Chorus,Hand Clap(1,3),Acoustic Piano(7) | 福岡晃子 |
Drums,Chorus,Recorder(1),Hand Clap(1,3),Japanese Drum & Hand Drum(3),Vibraslap(5) | 高橋久美子 |
チャットモンチー4thアルバム。ミニアルバム『Awa Come』から半年でのリリース。今回もシングルなしでリリースされ、11曲全てが新曲となっている。さらに今作はタイアップも1曲も無い。またこれまで編曲やアレンジ表記が無かったが(サウンドプロデュースという表記だった)、今作では初めてアレンジ表記がされている。今作リリース後7月に高橋久美子が脱退を発表し、9月29日の地元徳島のライブをもって脱退したため、3人時代最後のアルバムとなった。初回盤はスリーブケース仕様。2015年デビュー10周年を記念したリマスタープロジェクトとして2015年時点での最新作『共鳴』以外のアルバム5枚、ミニアルバム2枚をBlu-Spec CD 2化してオリジナルをリマスターしたDISC-1&当時のライブ音源で構成したDISC-2の2枚組Forever Editionとして発売。第1弾は2015年に前半4作が一斉発売された。後半3作は2016年2月に発売された。オリジナルのマスタリングは原田光晴が担当しているが、Forever EditionのリマスターはGreg Calbiが担当している。今回入手したのはオリジナル盤。
3rdまでの流れがC/W集で断ち切られ、リリースペースを落としてシングルも出さずに地元に帰ったりもしてここからまた本格始動…なはずだったけど結果的に3人時代が終わってしまったという今作。リラックスした前作を経ているが、3rd以前の延長には向かっていないし、前作ほどリラックスはしていないけどたぶんヒットとかシングル曲とか意識せずに今やりたい事を楽しんで作ったんだろうなというような感じはする。明るい感じではあるんだけど、「シャングリラ」〜「風吹けば恋」頃までのような外に向けて開いた雰囲気は正直ない。かなりアレンジは凝っているし聞きごたえはあるんだけど、これまで聞いてきたファン向け、それも過剰に1st〜3rdを神格化せず、その延長を期待せず、"今"を感じられ許容できるファン向け、といった感じはどうしても漂う。ただ「少年のジャンプ」「拳銃」「余韻」というラスト3曲の流れは今作の中でも最もテンションが上がっていく感じで良かった。
印象度★★★☆☆
2015.12.10更新