チロル
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 乙女 | chiaki | chiaki | 阿部尚徳 | |
2 | Bee | chiaki | 木暮“SHAKE”武彦 | 木暮“SHAKE”武彦 | 1stシングル 最高44位 売上1.6万枚 |
3 | Snow | chiaki | chiaki | 平間あきひこ | 3rdシングル 最高49位 売上0.7万枚 |
4 | 嘘 | chiaki | chiaki | 阿部尚徳 | |
5 | ヒコーキ | chiaki | chiaki | 岡本雅彦 | |
6 | 三日月 | chiaki | chiaki | 平間あきひこ | |
7 | 女のコ | chiaki | chiaki | CMJK | |
8 | GO! GO! OL | chiaki | chiaki | 窪田晴男 | |
9 | 初恋 | chiaki | chiaki | 平間あきひこ | |
10 | 地平線 | chiaki | 木暮“SHAKE”武彦 | 木暮“SHAKE”武彦 | 2ndシングル 最高50位 売上0.8万枚 |
11 | Snow ROCK版 | chiaki | chiaki | 十川知司 | 3rdシングル 別アレンジ |
リリースデータ
2001年1月31日 | 初登場52位 | 売上0.8万枚 | 東芝EMI |
chiaki1stアルバム。タレント千秋のソロ歌手名義での初のアルバム。日テレのバラエティ「ウリナリ」でポケットビスケッツとして活動していた千秋だったが、内村が提案する形で00年春にソロ歌手として独立するとしてポケットビスケッツを終了。番組も降板したが、ソロデビュー時は最初のライブハウスでのライブを番組が手配して観客を募集したり(このソロでの最初のライブの後に千秋に目隠しをして連れ出してポケットビスケッツのラスト武道館ライブを行った)、「Bee」の宣伝を番組でもしたり、ポケットビスケッツのライブ内でもソロ曲を歌ったり、C/Wにはポケビメンバーに向けて書いた「カナリア」を収録する等、番組でもソロデビューまではバックアップしていたのだがポケットビスケッツファンが全くついてこなかった。なおレコード会社はポケビからそのまま契約してEMIだった。今作以降はシングル1枚、アルバム1枚、02年を持って歌手活動は終了を余儀なくされている。
3rdシングルで初めて作曲をしたところ、そのままアルバム曲全てを作曲することとなり、セルフプロデュース色の強い作品となったとのこと。肝心のデビュー曲「Bee」には圧倒的にキャッチーさが足りなく、かっこいいことはかっこいいのだがポケビファンだった俺も当時レンタルすらせずに完全スルーしてしまった。ただ「Snow」なんかは冬のセツナロック系で手にしなくとも気になってはいた…という程度だった。今回改めて聞いてみたが、パンクロックを基調にしつつもアコースティックやらとびきりポップなのやら非常に多彩。ボーカルも曲ごとにスタイルが違っていてまるで声優のアルバムのようである(ちなみに千秋は声優業もやっている)。正直ロックならロックで突き抜けた方がかっこよかったような気もするし、ポケビの時の歌声が1番良かったとも思う。それでもバラエティ豊かで飽きないアルバムであり、けっこうヒット性のあるいいアルバムという印象だ。まさにchiakiワールド全開といったところだが、タレント千秋の個性が強すぎたのがまともに評価どころか聞かれなかった原因だと思う。ポケットビスケッツという企画内ではそのキャラクターが最高に活きたけど、独立した歌手となると別の話だったのだろう。確かに当時既に30直前(9か月後に30歳)とは思えないキャラクターだった(今もだけど)。
印象度★★★☆☆