対談レビュー第24弾 Beautiful Dreamer×unnamed Stories〜永遠の明日へ〜
V6 20周年シングルレビュー X1(クロスワン)

すざきんぐ->アーティスト単位だと1年半ぶりの対談です。
MOMA->今回も長いので3分割です。
すざきんぐ->V6も気付けば20周年ですかぁ…。
幼少期のジャニーズといえばV6!だったのが懐かしいです(1991年生まれ)。
MOMA->95年は小5でした。カミセンをけっこう押し出してたので若手ジャニーズ!ってイメージが強かったなぁ…。最年長同士で並べるとSMAP、TOKIOより上だったりするんですけどね。
すざきんぐ->CD売上でのピークは完全に初期っていう…(汗)
MOMA->最も高い
最初の5年がほぼ横一線っていうのはジャニーズではほとんど唯一かも?大体デビュー曲がダントツ売上になるか、その後にデカいヒットがあったりしますが、いずれにも属さないという。これは凄いヒットした!っていうのは無いんですよね。
すざきんぐ->SMAP、TOKIOに比べて若さ全開だったから幼少期ど真ん中だったんでしょうかね?
MOMA->特に初期の曲はわりと10代向けな面は強かったですよね。
冠番組の名前も「学校へ行こう!」だったし。メンバーにウルトラマンいたし、WAになっておどったりしてたし。
すざきんぐ->SMAP、TOKIOだと年上世代だし、嵐だと年下世代だしちょうどいい感じの狭間世代っていうか(笑) けっこう万遍なく記憶にあるシングル曲は多いです。
MOMA->今回「SUPER Very best」準拠で45曲振り返っていきたいと思います。両A面曲は…網羅しきれなかったので1曲目のみということで。

※この対談は2015年9月に行われました。


1st MUSIC FOR THE PEOPLE
1995年11月1日

MUSIC FOR THE PEOPLE/THEME OF COMING CENTURYバレーデビュー!

すざきんぐ->バレータイアップのデビューにして、バレータイアップありきでのグループ結成。
MOMA->バレーボールタイアップによるジャニーズデビュー伝統の始まり。当時を知っていると未だに
バレーデビュー=V6っていうイメージ。
すざきんぐ->この後嵐、NEWS、Hey! Say! JUMP、NYCboys、Sexy Zoneと続きますね。
MOMA->最早その時々のバレーの大会内容よりデビュー曲の方が記憶に残っているという
すざきんぐ->Sexy Zoneの頃には試合前のライブ禁止になったような…。
MOMA->あれもまた伝統になってましたが、むしろよく今までOKだったなっていうくらいのジャニコン化っぷりでしたからね。
すざきんぐ->MUSIC FOR THE PEOPLEというタイトルのどこにバレー要素があるのか THE エイベックス!
MOMA->今となってはけっこう時代を感じますが当時としては最先端バリバリエイベクシー(?)ナンバー。
すざきんぐ->めっちゃかっこいい!ここ最近は時代が一周してあんまり古臭く聞こえないような。
MOMA->パラパラとかユーロビートな音ってものすごく90年代後半感があって小中学生の頃!っていうイメージなんですよね。
すざきんぐ->大先輩達のきゃきゃんすとっぷ!らびんぐ!とかきーみがーきみがー♪よりも普通にかっこいい
MOMA->ジャニーズでこれをやるっていうのは本当に最先端だったと思います。ジャニーズって90年代に入ってからの対応に出遅れてて80年代のイメージ引きずってたので、この95年にはSMAPがようやく007期突入、TOKIOはまだ「うわさのキッス」とかやってる頃でしたからね。V6がデビューして当時のTOKIOの時代錯誤感が助長され
すざきんぐ->エイベックスも頭角を現していた頃でしたっけ?
MOMA->そうですね。エイベックスという社名もいつの間にか浸透していきましたね。
すざきんぐ->売上もNo.2
MOMA->
「デビュー曲で1位取れなくてジャニーさんに怒られた」っていう話はSMAP・TOKIO・V6が共通して定期的に話しているネタのような(笑) 
※「デビュー作で1位取れないジャニーズは珍しい」とされているが、これは80年代までの価値観(とKinKi以降で復活)であり、90年代になってからは忍者含めてデビュー作1位逃すのが4組も続いたのでジャニーズ1位デビューが当然という風潮はV6デビュー時には少なくともジャニーズ社外では無くなっていたと思われる。KinKi Kids以降は本格的にこの伝統が復活した。
すざきんぐ->その割にTOKIOもV6もデビュー曲は今では最大クラスの代表曲ばりにTVで歌うほどのポジションになってますね(笑)
MOMA->売上以上にけっこう鮮烈な印象残ってますけど、20周年付近でのTVの影響も大きいと思います。
すざきんぐ->10年置きによく歌われるイメージ。当時の記憶は流石にあんまりないですが…(当時4歳)

この曲の印象は…
MOMA★★★★☆->未来的なイメージがいまだに強くてなんだかワクワクするものがあります。
すざきんぐ★★★★☆->MUSIC FOR THE PEOPLE らーびん♪のサビはかっこよくてたまらんですね。


2nd MADE IN JAPAN
1996年2月14日

MADE IN JAPAN めーでぃんじゃぱんめでぃじゃぱん!  

MOMA->タイトルはMADE IN JAPANですが、作曲の人は日本の人ではありません
すざきんぐ->めーでぃんじゃぱん!めでぃじゃぱん!
MOMA->まあこの曲はそこが全てでしょう(おい)
すざきんぐ->地味にラップ詞がMotsuって。
MOMA->前作の作詞は秋元康だし、初期のクレジットは実に面白い(突如湯川風)。
すざきんぐ->この曲はなんかサビだけは子供の頃から知ってました!
MOMA->タイアップは春高バレーだし、基本的に前作と同じ感じでもう1曲!っていう印象が強かったかな。それでも強く残るサビだったと思います。
すざきんぐ->ラップが増えたのがメインコンテンツですかね。
MOMA->初期にラップするジャニーズ(大人になると減る)という伝統もV6が元祖だったか…。
すざきんぐ->V6はけっこう早い段階でラップ捨てましたけどね(笑)

この曲の印象は…
MOMA★★★☆☆->メーディンジャパン♪メディジャパン♪
すざきんぐ★★★☆☆->めーでぃんじゃぱん!めでぃじゃぱん!!


3rd BEAT YOUR HEART
1996年5月29日

BEAT YOUR HEART

ほぼ全編ラップ! 

すざきんぐ->ラップ!
MOMA->3連続バレータイアップですがワールドカップ&春高→春高→アトランタ女子バレー最終予選のイメージ曲、と段々扱いが弱く…。
すざきんぐ->初期シングルでなんかこの曲だけ異常に影薄くありません?
MOMA->
Bメロ(?)以外全部ラップゆえに冒頭のウィガッワッチューニー♪しか印象に残るところが…(汗)
すざきんぐ->ぱっぱっぱっぱらー♪ウィガッワッチューニー♪って若干出オチっぽさが…
MOMA->しかしサビを捨ててまで全部ラップにするとはなんてチャレンジャー…。
すざきんぐ->ハイテンションパラパラ一色な前作よりもサウンドは聴いててクセになりますが。そしてこの曲もラップMotsuかいな!
MOMA->それに初期のDave Rodgers提供曲って基本作曲だけで編曲は日本人なんですけど、この曲だけアレンジもDave Rodgersサイドがやってるんですよね。そこがちょっと違うのかも?
すざきんぐ->なんだか他の曲よりバブリーな感じが…。
MOMA->ハイテンションなラップも若くてバブリーですからね…。

この曲の印象は…
MOMA★★☆☆☆->ほとんどラップという攻めの姿勢は凄いけどやっぱサビメロは欲しいっすね。
すざきんぐ★★☆☆☆->カラオケで歌ったら面白そう。


4th TAKE ME HIGHER
1996年9月16日

TAKE ME HIGHER

ティガ!  

すざきんぐ->ティガ!!!!!!
MOMA->ちょうどウルトラマン見なくなった頃(小6)だったんで見てないんですが、下の世代だと凄く馴染み深いのかな?
すざきんぐ->正直ストーリーは全然覚えてない 
この曲でV6を知りました。一気にリアルタイム感あります。
MOMA->ウルトラマン主演でキャラソンとかじゃなくて自分で主題歌まで歌った人って珍しいような。
すざきんぐ->今だとゴリ押し!ジャニドラ!!とかネットで散々に言われそうな…。ユーロビート路線がピッタリ特撮ソングにハマってて最高っしたね。
MOMA->しっかりサビにTIGAって入ってるし。
すざきんぐ->ロックギターが鳴りまくってるのもかっこいいです。
MOMA->これは確かに子供の頃に主題歌として見たらカッコよかっただろうなぁ…。
すざきんぐ->これはリアルにカラオケでの登場率高いですね。周りで。

この曲の印象は…
MOMA★★★★☆->俺の中では初期V6の1曲だけど、ちょうど俺のちょい下からの世代がドンピシャで当時当たってるんじゃないでしょうか。
すざきんぐ★★★★☆->黄金期の始まり!(早い)


5th 愛なんだ
1997年1月20日

愛なんだ

最大のヒット曲!

すざきんぐ->当時のすざきんぐコレクションMD1枚目に入ってる曲!
MOMA->前年のドラマ『コーチ』で井ノ原と玉置浩二が共演していた時に、玉置浩二の方から「提供させてくれよ!」と言ってくれてマジで実現したという玉置浩二提供曲(作曲のみ)。
すざきんぐ->名曲ですが、いきなりポップ路線に転向して当時戸惑われなかったんですかね?
MOMA->ていうか
いきなりこれが最高ヒットになったんですよね。年明けで方向転換したので、新年気分もあって案外平気だった説。
すざきんぐ->この無類の若さ&明るさ&爽やかさはジャニーズソング随一じゃないかと思います。嵐や関ジャニ∞辺りでもちょっと違うような。
MOMA->この時期の雰囲気は意外と先輩も後輩も出せない感じはありますね。CHOKKAKUアレンジとなるとSMAPと被りかねないんですが、これまたちょっと違う。
すざきんぐ->ここから当時CDレンタルし始めたので(当時5歳)、V6といえばこの曲!ランキング最上位です。
MOMA->ダントツで最大ヒットというわけではないですが、V6というとこれかWAになっておどるイメージがやっぱ筆頭かなぁ。
すざきんぐ->なんといってもメロディーが絶品です!
MOMA->玉置浩二の陽気な側面が強く出たようなね。
すざきんぐ->しかし名曲故にカラオケで歌おうとするとキーが高くて
MOMA->玉置浩二セルフカバーバージョンがあればなんとかなるはず…V6は何気にキー高いんですよね。

この曲の印象は…
MOMA★★★★☆->王道ポップソングとして絶品すぎるV6の代表曲
すざきんぐ★★★★★->ジャニーズソング屈指の名曲。玉置浩二のセルフカバーVer.も渋くて好きです。


6th 本気がいっぱい
1997年4月3日

本気がいっぱい

ポップ路線へ!  

MOMA->作曲のEddy Blues=織田哲郎
すざきんぐ->織田哲郎が作曲した割にフツーだ…と思ってしまった…なんてことはない
MOMA->当時の織田さんのヒット曲からすると普通にいい曲の域は越えないかなという印象は確かに当時からありますね…。
すざきんぐ->世の中本気がいっぱい♪のサビのキャッチーさは織田さんだなーって感じますが。
MOMA->V6としてもまあ前作のウケ良かったし、ポップソング路線で行こうってことになった、という以上のポジションでは無いっていうか…。
すざきんぐ->けっこうJr.の子らの曲によくありそうなイメージが。まあ、それだけジャニーズが高値安定で良い曲を量産してるってことなのかもしれません。
MOMA->前作もそうですが
歌詞の圧倒的なポジティブっぷりは特筆すべき点かなと。
すざきんぐ->ティガがいるグループなだけにこの前向きな歌詞は子供の頃から元気をもらってました。
MOMA->ポジティブ感ってV6の最大の特徴かなと思うんですよね。この時期が1番知られている事もありますけど、違う方向やっても戻ってくるのはこの路線というか。
すざきんぐ->イノッチもいつまで経っても笑顔全開!なイメージですしね。朝の顔になってからは更に。
MOMA->イノッチはイメージを支えている&トニセンとカミセンの真ん中の年齢なので調整役&メンバー内での進行役…等々、かなり重要な人物じゃないかと。
すざきんぐ->色褪せないポジティブさがあると思います。

この曲の印象は…
MOMA★★★★☆->早くも王道を確立したかのような普通にいい曲。
すざきんぐ★★★☆☆->名曲いっぱいなV6の中では高値安定でフツーに良い曲。


7th WAになっておどろう
1997年7月9日

WAになっておどろう

実はカバーな代表曲!  

すざきんぐ->WAになって〜おどろう〜♪
MOMA->作詞作曲の長万部太郎=角松敏生
「みんなのうた」としてAGHARTAが歌って発売した2ヵ月後に早くもカバーした形です。
すざきんぐ->幼稚園の運動会で踊った思い出があります。あれはV6だったのかな、AGHARTAバージョンだったのかな…。
MOMA->翌年の長野オリンピックでもAGHARTAとして歌われました。AGHARTAはそんなにヒットしたわけではないので最初の発売は知らなくて、V6が先だと思ってたような記憶があります。
すざきんぐ->「愛なんだ」越えて最大ヒット…どころか「世界に一つだけの花」ポジになってもおかしくないぐらいの
"みんなで歌える名曲"だと思うのですが…。
MOMA->3番目のヒット作とはいえ、知名度の割に売上高くないんですよね。AGHARTAとイメージが二分されたって程でもないし。
すざきんぐ->2014年に初出場した紅白では満を持してこの曲でしたし。
MOMA->先の話にあったように幼稚園で使用されたりすることが多かったので、他の曲と違って
当時の子供達(とその親)への浸透度が強いっていうのはあるかもしれません。
すざきんぐ->ティガといい改めて世代ドンピシャだったんだな、V6と僕…。
MOMA->これたぶん誰もが最初に「?」が浮かぶと思うんですけど…冒頭のうじゃけた顔ってなんだ?
すざきんぐ->「ふざけた顔してどしたの〜♪」だとずっと思ってました。…それでもおかしいですね(笑)
MOMA->基本全てが「輪になって踊ろう」に帰結するシンプルな歌詞なんですが、冒頭に普段使わない言葉ぶっこんできたなぁ…って(笑)
すざきんぐ->
全部WAになって踊ればオールオッケーですから(よくわからんまとめ)
MOMA->ただこの曲ってどんなダンスなのか全く覚えてないっていうか印象が無いんですよね…。当時中1でみんなで踊る機会があるような年頃では無かったので。
すざきんぐ->ジャニーズの合唱ソングって特定の振り付けがあるわけじゃないのに時たま抜群の存在感を発揮しますよね。
MOMA->踊ろうっていうよりかは合唱ソングのイメージなんですかね。
すざきんぐ->振り付けなんて気にせずフリーダムにみんなで楽しもう!ってことなんでしょうか。
MOMA->そう思います。

この曲の印象は…
MOMA★★★★☆->当時より後年になるほどどんどん代表曲としての格が上がっていった印象。
すざきんぐ★★★★★->思い出補正ありすぎて曲の良し悪し以上の領域。今V6が歌っても様になってるのが更に良いです。


8th GENERATION GAP
1997年11月6日

GENERATION GAP

V6の年齢差は9つ!  

MOMA->F-BLOOD(作詞が藤井フミヤ、作曲が藤井尚之)提供
すざきんぐ->1年前に猿岩石のあの名曲を描き、フミヤソロでもこの年「Go The Distance」と存在感ありまくりだったなぁ…。
MOMA->F-BLOODはこの勢いで長野オリンピックNHKテーマ曲やったのに何故かそんなに売れなか最初に思ったのが
「サビなかなか来ない曲だな」
すざきんぐ->サビより「じぇねれーしょんぎゃっぷ!」のフレーズが耳に残って。
MOMA->V6というグループ自体にジェネレーションギャップがありそうだったので、なんとなく自分たちの事を歌っているようにも感じました。
すざきんぐ->あんまりよくわからない曲だったんですが、なんだか中毒になってしまう魅力があります。
MOMA->親しみやすさという点ではこれまでには少し劣る気もしますね。前3作ほどは子供達向けっていう感じではないかも。
すざきんぐ->なんとなく「楽曲派」が好きそうなイメージ  この曲は確かに10年後の高校時代になってからハマりましたね…。
MOMA->そんなに印象強くないんだけど意外と残っている・覚えている曲…そんな感じです。
すざきんぐ->そこまで印象強くないけど、意外と風に吹かれて消えていかないような。

この曲の印象は…
MOMA★★★★☆->Bメロのソロパートはあまりソロパートの印象が強くなかったV6の中ではけっこう印象的でした。
すざきんぐ★★★★☆->よくわからんけどクセになるポップソング。


9th Be Yourself!
1998年3月11日

Be Yourself!

超絶ポジティブ自己啓発!

すざきんぐ->進研ゼミCM&高校バレーテーマソング。
MOMA->
何故か急に初期4作路線に戻りました
すざきんぐ->デイブ・ロジャースまで再召喚しましたが、初期路線というより…えーっと、浅倉大介?(※全く関与していません)
MOMA->初期より何故か時代を感じるシンセサウンド…。
すざきんぐ->ダダダダダン!V6史上最高にハイテンションに突き抜けてってますね…。
MOMA->とりあえずあれですかね?バレータイアップ来るとこの路線じゃないといけないみたいなところがあったんですかね?
すざきんぐ->前例無かったし、V6バレーにはお約束なイメージがあったんでしょうか。
MOMA->歌詞は進研ゼミっぽいんですけどね。職人技だな(笑)
すざきんぐ->歌詞もなんだか浅倉大介かTWO-MIXみたいなかっこいい感じじゃないですか(超先入観)
MOMA->新学期or入学シーズンに向けて実にこの上ない高揚感を煽り、進研ゼミ申込みへと誘えそう。
すざきんぐ->なんだか無性にワクワクしてくる感じがありますね。
MOMA->世界がキミに夢見てるんすよ!世界っすよ!凄くねっすか!(迫真)
すざきんぐ->なんかサマになっててそう思えてしまうぐらいの勢いが(笑)
MOMA->
信号待ちしてたらなんかカウントダウン聞こえてきて新しい自分始まるんすよ!きっかけとかないんすよ!凄くねっすか!(超迫真)
すざきんぐ->どんな超論であろうと有無を言わせねえ…。2番から自己啓発始まるしマジ進研ゼミ
MOMA->でもきっかけらしいきっかけ皆無でいきなりカウントダウン聞こえて新しい自分始まるよりも2番の歌詞→1番の歌詞の方が流れは自然じゃないかと思わなくもない…。
すざきんぐ->まあこれは有無を言わせない宗教受験生に道を指し示す進研ゼミパワーですから。

この曲の印象は…
MOMA★★★☆☆->とにかく突き抜ける1曲。
すざきんぐ★★★★☆->カラオケで歌いたいけど、歌ったら違う意味でカウントダウンが聞こえてきそう。
MOMA->サビ全部が凄い高音…。
すざきんぐ->終わらないチャレンジで開くドアもあるはず(白目)


10th 翼になれ
1998年7月15日

翼になれ

中学生の日常!  

すざきんぐ->元PRINCESS PRINCESSの奥居香が提供したポップソング。
MOMA->「学校へ行こう!」のテーマ曲って意図的にあんまり派手な曲持ってこないのかな?っていう…。
すざきんぐ->奥居さんはこの頃ソロでも「ハッピーマン」をヒットさせてましたね。なんとなく少年モノアニメの主題歌になりそうな元気さを感じます。
MOMA->前作の勢いが凄すぎたせいで今回随分テンポ落ちたなぁ…って(苦笑)
すざきんぐ->でもどっちかというとこちらの歌詞の方が前作より進研ゼミ生っぽいような…(笑)
MOMA->"僕たちはどんどん強くなっていくんだ" とかはバトルモノの少年漫画っぽいですね。
すざきんぐ->90年代アニメタイアップ曲だったら今頃カラオケ頻出V6ソングになってたと思います。サビで背中を押されます。
MOMA->この歌詞はまさしく中学生頃の日常と心情だったよなぁ…と遥か遠い目になりながら思ったり思わなかったり。
すざきんぐ->
「こう見えてけっこう頑張ってるんだ」って歌詞がまさに中高生当時そうだったなぁ…としみじみします(遠い目)
MOMA->無気力だとか無感動だとかたぶん今の子たちの方がもっと言われてるかもしれないけど。
すざきんぐ->中高生に再発掘されてほしい名曲だなぁ…。

この曲の印象は…
MOMA★★★★☆->輝け10代(遠い目)。
すざきんぐ★★★★☆->VIVA青春!(それ違うグループ)


11th over
1998年11月11日

over/EASY SHOW TIME

名曲!  

すざきんぐ->カミセン主演ドラマ主題歌でトニセン作詞ですか。
MOMA->作曲がエイベックス筆頭作家の菊池一仁、編曲が明石昌夫。なんか凄い。
すざきんぐ->奇跡のコラボ…。
MOMA->最低売上だった前作を初動だけで突破して5番目の売上、40万突破は今作が最後というV6の中では大ヒット作。
すざきんぐ->この曲の力の入れ具合はずば抜けていますよね。エイベックスポップバラードの中でも。
MOMA->名曲オーラハンパ無いです。
すざきんぐ->いきなりサビから始まるのがまた。
MOMA->前向きな歌詞はこれまでのイメージを踏襲してますがメンバー作詞ということもあってか等身大というか。カミセン世代に向けてのトニセン世代からのメッセージというか。
すざきんぐ->いつもより力強く背中を押してくれる感じがするのはその辺りのおかげなのかな?
MOMA->まあ何よりメロディーやアレンジもね。
すざきんぐ->これはカラオケでも歌いたくなる…。
MOMA->キーが高い上に最後に地獄の転調…。
すざきんぐ->エイベ系特有の張り上げ高音キー。出せると気持ちいい。出せなかったらカウントダウンが聞こえて(以下略) しかし改めて聞くと最大ヒット級のオーラありますねぇ…。
MOMA->これは代表曲になるだろうなと。ミリオンは無理でも7,80万は売れるんじゃね?と思ってましたが…。あと
初回盤が3種あって3つ揃えると裏ジャケでメンバー揃う仕様なので、実は複数商法で売上伸びた可能性もけっこう…(汗)
すざきんぐ->…さっ、この曲の印象!(汗)

この曲の印象は…
MOMA★★★★★->初期V6の到達点。あとサビでカミセンがバックコーラス(Oh yeahとか聞こえるやつ)しかしてないパート分けが斬新。
すざきんぐ★★★★☆->V6に青春歌わせると右に出るジャニーズいないな…。


12th Believe Your Smile
1999年3月31日

Believe Your Smile

高値安定!  

すざきんぐ->2連続菊池一仁。
MOMA->2連続で名曲来た!V6スゲェェェェ!!と個人的には1番盛り上がっていた時期でした。
すざきんぐ->I believe your smile〜♪で溜めてからサビに流れるのはたまらなく気持ちよかったですね。
MOMA->カラオケで「over」歌いたいけど死ねるからまだ少し楽なこっちを選曲するという事が00年前後の頃によくあった(笑)
すざきんぐ->Smile=V6っていうイメージもあるし。
MOMA->やたら10代向け応援歌ばっかりだった中でラブソングっていうのは適度に新鮮味もありましたしね。
すざきんぐ->歌詞も爽やかさ全開で自信満々なのがかっこいい!
MOMA->この歌詞の流れだと君が描いた未来の中に僕が映ってなかったから一瞬で色々と終わりますけどね
すざきんぐ->マジで映ってなかったらなんか怖い曲に…。 あとこの年、紅白のミニコーナーにV6がゲスト出演した時にサビだけ歌われたらしいっすね。
MOMA->KinKiとかと出てきたんだっけかな。
すざきんぐ->キンキは「フラワー」だったような。

この曲の印象は…
MOMA★★★★☆->歌詞の随所に漂う不安と信じる強い思いが、そして何より圧倒的なメロディーが切なさを醸し出している名曲。
すざきんぐ★★★★☆->「CHANGE THE WORLD」の前身っぽい爽やかポップソング。


13th 自由であるために
1999年5月12日

自由であるために

日英チャンポンアーリー90's!

すざきんぐ->3連続同じ作家とは思えない路線転向っぷりが…。
MOMA->当時あれ?どうした?と。「over」と同じ作曲:菊池一仁、編曲:明石昌夫なのになんか全然違う…
すざきんぐ->何ですかこのアーリー90'sっぽさは。
MOMA->前2作のような聞かせるメロでもないし…。
すざきんぐ->少年隊世代のストックと言われても一瞬信じそう。
MOMA->売上は「翼になれ」も下回りました。
すざきんぐ->ギターがダークに鳴りまくってるとことか、これもアニソンっぽい感じがあって嫌いじゃないのですが…。
MOMA->
日本語の歌詞に英単語が織り交ぜられる手法もちょっとこの時点でも「昔」っぽかったかも。
すざきんぐ->ジャニーズらしくかっこよく踊れる姿もアピールしておきたかったんでしょうかね?
MOMA->聞かせる曲が続いたからロック&ダンスってところですかねぇ。歌詞の雰囲気が「VIRGIN BEAT」辺りのヒムロックみたいなイメージだと思ったら
作詞がマジで同じ人(松井五郎)だった。
すざきんぐ->ヒムロックやDAIGOがこの曲をかっこよく歌う姿を想像してしまった(笑)
MOMA->そういうイメージですよね。

この曲の印象は…
MOMA★★★☆☆->当時あれ…?と思った印象のまま変わってないです。
すざきんぐ★★★☆☆->そろそろこの手の曲にノスタルジー的な魅力が…?!


14th 太陽のあたる場所
1999年7月14日

太陽のあたる場所

青春!  

すざきんぐ->またまた名曲オーラがああああああぁ!!
MOMA->カミセン主演ドラマ『新・俺たちの旅Ver.1999』主題歌。75年に中村雅俊らで大ヒットしたドラマをリメイク。初回盤がマキシケースの中に8センチシングル仕様だったから、8センチ扱ってない中古屋でも入手できる最古のシングルだったりも。
すざきんぐ->AKB48の「夕日を見ているか?」を思い出すような感覚が。思い出す順序が逆ですが(笑)
MOMA->ドラマはダラッダラしてるだけのかったるい内容で1話切りしたけど、主題歌だけは凄くハマったなぁ。
すざきんぐ->ラップがかっけぇ
MOMA->クールなラップから一転して最高のサビメロ、終盤のテンションの高いラップで大盛り上がり。THE青春!Aメロのラップは初期のシングルのラップよりクールでカッコいいですよね。だいぶこなれているというか。
すざきんぐ->ラップってこの頃から本格的に流行り始めたんでしたっけ?
MOMA->DA・YO・NEみたいな突発ブームを除くと
Dragon Ash(というかZEEBRA)が「ダサそうな奴は大体友達」とラップしたのはこの年の5月ですね。
すざきんぐ->東京生まれHIP HOP育ちの頃か!
MOMA->そしてこの年の11月に「A・RA・SHI」が巻き起こり、ジャニーズのラップイメージを全部持って行ってしまいました。
すざきんぐ->サクラップの前身を支えたのはV6だったんだな…。泣きのメロディーとアレンジを入れても「愛なんだ」に続く
ジャニーズ青春ソングの金字塔かと。
MOMA->カミセンがちょうど青春世代、トニセンはそれを少し懐かしく思う世代だったっていうのもリアルタイム感ありましたね。
すざきんぐ->この歌詞は大人になっても響くものがあります。
MOMA->トニセンが歌っているA、Bメロの歌詞はけっこう大人になってから響く要素強いですね。トニセンというかリーダーとイノッチか。
すざきんぐ->カミセンも全員トニセン世代になった今歌われるとまた違った響きになりそうですね。

この曲の印象は…
MOMA-★★★★★->今作の後に嵐がデビューしたからなのか今作を最後にシングル曲でラップあんまりやらなくなったり(一応忘れた頃にやる)、青春っぽいのが無くなったりするのは偶然か。
すざきんぐ★★★★★->現役青春目線でも大人目線でも、青春の一番眩しいところを切り取った文句無しの名曲。


15th 野性の花
2000年2月2日

MILLENNIUM GREETING

ちょい渋め!  

すざきんぐ->シングル「MILLENIUM GREETING」の1曲目ですね。
MOMA->表題曲の無いミニアルバムみたいな作品で「野性の花」「Life goes on」「MY DAYS」の3曲+3曲のリミックス+3曲のカラオケで構成された初のマキシシングルでした。当時のオリジナルアルバムには3曲収録されましたがベスト盤以降は基本的に「野性の花」1曲のみがA面扱いされてますね。
すざきんぐ->ORIGINAL LOVEの田島貴男が提供。そう言われてみればそれっぽいような。
MOMA->ちょい渋めで今までにない大人っぽさが。
すざきんぐ->将棋ドラマのタイアップでしたっけ。
MOMA->森田剛主演の「月下の棋士」主題歌でしたね。何回かちらっと見たかな…。2番サビ頭が彼のソロパートなのは主演ドラマだったからでしょう。
すざきんぐ->さっきまでVIVA青春ラップを炸裂させていたのと同じグループかよ!?と思ってしまう渋さでもありますが…(笑)
MOMA->あとサビ始まりだけど2番サビでそのまま終わるんですよね。アウトロがフェードアウトで少し長いから曲自体はそんな短くないんだけどあっさり終わる曲だなと。
すざきんぐ->今までよりもアレンジ含めてトータルで堪能せよ!って感じはありますね。
MOMA->ミレニアムだし、若い勢い出しまくりな嵐がデビューしたし、ちょっと路線変更っていうのもあったのかも?
すざきんぐ->そうか、嵐がA・RA・SHIを巻き起こしたのがこの4ヶ月前だったのか…。

この曲の印象は…
MOMA★★★☆☆->年取ってくると意外とこの雰囲気が心地いいし、当時より今歌う方が合うのでは。
すざきんぐ★★★☆☆->森田くんは気が付けばこういう渋さが似合う無骨な人になりましたね。

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