Love You
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | E.G.G. | 沖井礼二 | 沖井礼二 | |
2 | Love Thing | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 10thシングル 100位圏外 |
3 | アメリカの女王 | 沖井礼二 | 沖井礼二 | |
4 | Homeward Bound | 沖井礼二 | 沖井礼二 | |
5 | 世界をのぞむ家 | 沖井礼二 | 沖井礼二 | |
6 | 怒れる小さな茶色い犬 | 沖井礼二 | 沖井礼二 | |
7 | 設計図 | 沖井礼二 | ||
8 | Sailing Song | 矢野博康・ 土岐麻子 |
矢野博康 | |
9 | Bonjour Bonsoir | 矢野博康 | 矢野博康 | |
10 | 時間を名乗る天使 | 沖井礼二 | 沖井礼二 | |
11 | Family Bond & One Dog | 沖井礼二 | ||
12 | 君とぼく | 沖井礼二 | 沖井礼二 | |
<ボーナス・トラック>(タワレコ再発盤のみ) | ||||
13 | GLIDE(Yann Tomita Mix) | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 10thシングルC/W 3rdアルバム『sine』収録曲のリミックス |
リリースデータ
2003年5月21日 2013年9月25日(Tower Records限定) 2015年12月2日(アナログ盤) |
初登場56位 - 初登場271位 |
売上1.0万枚 - 売上0.03万枚 |
Produced by 沖井礼二 | ビクター Tower Records |
メンバー
Vocal | 土岐麻子 |
Bass,Vocal,Chorus | 沖井礼二 |
Drums | 矢野博康 |
Cymbals4thアルバム。結果的に最後のオリジナルアルバムとなった。シングルは02年10月に出ていた「Love Thing」1作のみ。「Love Thing」は全て外部のビッグバンドによる演奏のため、ボーカルの土岐麻子以外のメンバーは参加していない。今作にはインスト以外にも他メンバー不参加曲が複数あり、「世界をのぞむ家」と「君とぼく」には矢野が不参加、「Sailing Song」と「Bonjour Bonsoir」には沖井が不参加となっている。2013年にはオリジナルアルバム4作がタワーレコード限定でボーナストラック追加収録で各1800円で再発された。今作の収録範囲内でのアルバム未収録楽曲が1曲しか無かったため4作の中で最も追加収録が少ない。追加の歌詞カードが別紙で封入されている以外は全て原盤の曲数表記のままでリマスターも特に施されていない。帯のみに追加収録曲目が書かれている。2015年には1stアルバムと今作のみがアナログ盤で発売された。
今作では生音主体の音作りに戻っており、沖井はベースがメイン楽器に、矢野もドラマーに戻っている。相変わらずほとんど英語詞だが訳詞を見ると今作は全体的に愛を歌った曲が多く、サウンドも優しい。かなり愛に満ちた雰囲気になっている。初期のようなノリのいい曲はあまり無いが、ビッグバンドやジャズ、ロック、シンプルなバラードまで曲調は幅広い。やや散漫な印象もあってあまりまとまりは無いんだけど、愛というテーマが共通しているので案外思い返してみると統一されているような気もする。後半では沖井不参加の矢野曲が2曲続いたと思ったら「時間を名乗る天使」では土岐麻子と沖井礼二でツインボーカルでじっくりバラードを聞かせ、インストを挟んだラストの「君とぼく」では再び土岐と沖井のツインボーカルでしかも今度は矢野が完全不参加で(この曲ではドラムも沖井が担当)で終わってしまう。これが最終作になったことを考えると3人でやれることはもうやり尽くしてしまったのかなとも思う。個人的には3rdよりは聞きやすかったけど、1st2ndに比べると…といった感じ。
Love You<タワーレコード限定盤> アナログ盤
印象度★★★☆☆