anthology
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | RALLY | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 2ndシングル 100位圏外 |
2 | 午前8時の脱走計画 | 土岐麻子 | 沖井礼二 | 1stシングル |
3 | コメディ・ショウ | 土岐麻子 | 沖井礼二 | 2ndシングルC/W |
4 | My Brave Face | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 3rdシングル 100位圏外 |
5 | Show Business | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 1stアルバム『That's Entertainment』収録曲 |
6 | More Respected Man | 土岐麻子 | 沖井礼二 | 4thシングルC/W |
7 | Do You Believe In Magic? | 沖井礼二・土岐麻子 | 沖井礼二 | 4thシングル 100位圏外 |
8 | This Year's Gear | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 5thシングルC/W |
9 | Mr.Noone Special | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 2ndアルバム『Mr.Noone Special』収録曲 |
10 | Hey,Leader! | 矢野博康・土岐麻子 | 矢野博康 | 2ndアルバム『Mr.Noone Special』収録曲 |
11 | Highway Star,Speed Star | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 5thシングル 最高73位 売上0.3万枚 |
12 | Swing,Swing,Swing! | 土岐麻子・沖井礼二 | 矢野博康・沖井礼二 | 6thシングル『Higher than the Sun e.p.』収録曲 |
13 | Higher than the Sun | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 6thシングル『Higher than the Sun e.p.』メイン曲 最高79位 売上0.3万枚 |
14 | Sine | 矢野博康 | 矢野博康・沖井礼二 | 3rdアルバム『sine』収録曲 |
15 | Wingspan | 沖井礼二 | 沖井礼二・宮川弾 | 7thシングル 100位圏外 |
16 | E.G.G. | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 4thアルバム『Love You』収録曲 |
17 | アメリカの女王 | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 4thアルバム『Love You』収録曲 |
18 | Sailing Song | 矢野博康・土岐麻子 | 矢野博康 | 4thアルバム『Love You』収録曲 |
19 | Love Thing | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 10thシングル 100位圏外 |
20 | 怒れる小さな茶色い犬 | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 4thアルバム『Love You』収録曲 |
21 | Visualized! | 沖井礼二 | 沖井礼二 | 1stDVD『Visualized!』収録曲 初CD化 |
リリースデータ
2003年12月25日 | 初登場133位 | 売上0.7万枚(300位集計) | ビクター |
メンバー
Vocal | 土岐麻子 |
Bass,Vocal,Chorus | 沖井礼二 |
Drums | 矢野博康 |
Cymbalsベストアルバム。12月8日に解散を発表した直後にリリースされたラストベストアルバムとなった。メジャー以降の全シングル及びC/W、アルバム曲から選曲されている。映像作品用に書き下ろした楽曲「Visualized!」は初CD化。1stシングル「午前8時の脱走計画」、C/W曲の「コメディ・ショウ」、「More Respected Man」、「This Year's Gear」、「Swing,Swing,Swing!」はアルバム初収録。初回盤はTシャツ付。同時発売でPV集DVD『video anthology』もリリースされ、年明け1月20日にラストライブを行って解散した。2013〜2014年にメジャー時代のオリジナルアルバム、カバーアルバム、ライブアルバムがタワレコ限定で再発されたが、今作はスルーされている。
4作のオリジナルアルバムの時期から5曲ずつという非常に均等な選曲でメジャー以降の歴史を総括している。特に売れた時期が無いというのもあるだろうけど、選曲に偏りが無いのでCymbalsを最初に聞くにあたっても非常に優れた1作。個人的にも今作を入口としたが、これより10年後に竹達彩奈の作品で展開していたようなサウンドは主に前半で聞く事ができる。竹達がきっかけで聞いたので前半は最高だけど後半はなんか雰囲気が変わってイマイチというのが最初の印象。前半はピアノやギターをメインに動き回るベースやドラムなどバンドサウンドを楽しめるポップな楽曲が続くが、後半はエレクトロになったり、ビッグバンドになったりとサウンド面での変化が大きいのでなかなかなじめなかった。オリジナルアルバムを一通り聞いてから、改めて今作を聞いてみたら後半には後半の良さがあることも分かった。沖井礼二の提供楽曲のサウンドに感じるものがある後追いリスナーはまずはこれを聞け!という1作にはなっているが、ポップでロックでキュートだけど何だかイジワルな感じもするサウンドはJ-POP好きのリスナーなら広く受け入れられるものだと思う。一部音楽通だけが知る存在のままではもったいなさすぎる。
印象度★★★★★