THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 Feelin' Good〜Its' PARADISE〜 m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 1stシングル セルフカバー
2 Love is The Final Liberty m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 2ndシングル セルフカバー
3 Stay Together m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 3rdシングル セルフカバー
4 ごきげんだぜっ!〜Nothing But Something〜 m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 4thシングル セルフカバー
5 Rhapsody in Blue m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 5thシングル セルフカバー
6 Around The World m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 6thシングル セルフカバー
7 Joyful m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 7thシングル セルフカバー
8 Crazy Beat Goes On! m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 8thシングル セルフカバー
9 We can't stop the music m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 9thシングル セルフカバー
10 I wonder... m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 10thシングル セルフカバー
11 Com'on! Be My Girl! m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 11thシングル セルフカバー
12 if... m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 12thシングル セルフカバー
13 Purple The Orion m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 13thシングル セルフカバー
14 Steppin' and Shakin' m.c.A・T/KEN 富樫明生 富樫明生 15thシングル セルフカバー
15 New Position m.c.A・T 富樫明生 富樫明生 28thシングル 最高11位 売上0.6万枚
16 U.S.A. CIRELLI DONATELLA/
LOMBARDONI SEVERINO/

日本語詞:shungo.
ACCATINO CALUDIO/
CIRELLI DONATELLA/
GIOCO ANNA MARIA
KAZ 29thシングル 最高7位 売上14.3万枚
Joe Yellowの日本語カバー

リリースデータ

2018年12月12日 初登場2位 売上10.2万枚 Sound Produced by 富樫明生、YUKIHITO SAKAKIBARA(16)
MUSIC Producer/Sound Director:YUKIHITO SAKAKIBARA
avex trax

メンバー

ISSA
YORI
TOMO
KIMI
U-YEAH
KENZO
DAICHI

DA PUMP3rdベストアルバム。06年の『Da Best of Da Pump 2 plus 4』以来12年9ヵ月ぶりのアルバム。初期メンバー4人時代の楽曲のセルフカバー14曲現メンバー7人体制になってからのシングル2作を収録。事務所が同じ荻野目洋子の85年のヒット曲「ダンシング・ヒーロー」が高校ダンス部のパフォーマンスもあってリバイバルヒットを記録し、そこからユーロビートカバーの着想を経た社長の平哲夫に提示された「U.S.A.」をカバーシングルとしてリリースしたところ、当初ジャケ写や振付の絶妙なダサさがバズっていたが、曲も大ヒットを記録。一気に再ブレイク扱いされるまでに至り、その年末に12年9ヵ月ぶりのアルバムとして今作がリリースされた。アルバムでのトップ10入りは04年の『疾風乱舞-EPISODEU-』以来。また前ベスト以降リリースされていた24th「ALRIGHT!」〜27th「Can't get your love」はアルバム未収録のままとなった。また再ブレイクを果たし、以後の新曲リリースは活発になった一向にアルバム制作には至っていない

初回生産限定豪華盤(Type-A)2CD+DVD仕様。MIX CD『DA PUMP Neo Best "DJ FANCY SHOPPER" Non Stop Mix』と「New Position」「U.S.A.」MV、「if...」「ごきげんだぜっ!〜Nothing But Something〜」の現メンバーによる新規制作MV、ライブ映像、ジャケット撮影オフショット映像、インタビュー映像を収録したDVD付。
Type-BCD+DVD仕様。「New Position」「U.S.A.」MV、「if...」「ごきげんだぜっ!〜Nothing But Something〜」の現メンバーによる新規制作MV、ライブ映像(ここまではAと同じ)、「if...」「ごきげんだぜっ!〜Nothing But Something〜」MVメイキング、U.S.A.ファニーダンスレクチャー映像を収録したDVD付。
Type-CはCDのみ。
3種発売だが上位互換ではなくAとBのDVDの内容が後半一部異なるため3種2パターン複数商法となる。

DA PUMPは1997年にISSA、KEN、SHINOBU、YUKINARIの4人組としてデビュー。05年に飲酒運転を起こしたSHINOBUが謹慎となりそのまま06年4月に脱退。正式脱退直前の06年3月のベスト盤『Da Best of Da Pump 2 plus 4』以降は同年にシングル2枚をリリースするも07〜08年はリリース無しで08年12月にYUKINARIが脱退し、新たに7人の新メンバーDAICHI、KENZO、TOMO、KIMI、YORI、U-YEAH、KAZUMAが加入して9人組となった。09年に9人組の新生DA PUMPとしてシングル「SUMMER RIDER」をリリースするも12月にKENが脱退。ついにオリジナルメンバーはISSAのみとなった。2010年は配信限定でリメイクの「if... arekarabokura」をリリースし、2011年にはシングル「Can't get your love」をリリースするも低迷しついに新曲も出せない状態となり、2013年にはファンクラブ終了、2014年に新メンバー7人のうちKAZUMAが卒業と称して脱退(卒業と称したメンバーは初)。これにて現メンバー7人体制となり、2014年にシングル「New Position」をリリース。その後は再度新曲が出せない状態となっていてライブ中心の活動となっていた。「U.S.A.」は4年ぶりのCDだった。

選曲はミリオンを記録した1stベスト『Da Best of Da Pump』本編13曲全て+2nd『Da Best of Da Pump 2 plus 4』からは「Steppin' and Shakin'」1曲ポッキリ、後は現7人になってからの2曲という構成。1stベストが全曲なのに2ndベストからは1曲だけな上に最もそれまでの作風に近い「Steppin' and Shakin'」を選曲するとか思いっきり初期のイメージに合わせているので、人気のピークを越えてメンバーが自作するようになって独自の路線を開拓していた時期は全く選曲されていない。ヒット期のDA PUMPを現メンバーでアレンジ変えずにそのまま再現したようなセルフカバーになっている。よってセルフカバーながらも新解釈というのではなくあの頃のイメージのまま懐かしく聞ける。『Da Best of Da Pump』の時期の曲は実は大ヒットを連発していたわけではないんだけど楽曲のキャッチーさは群を抜いていて売れ線全開。改めて聞いてもヒット曲然としていて単純に聞いていて楽しいし懐かしい。

当時4人組といってもメインボーカルはISSAでそのISSAのボーカルスタイルは20年前後経過しても衰えておらず、ほぼ当時から変わらぬ歌唱なので違和感が一切ない。改めてボーカリストとしてのISSAの凄みも感じられる。一方でラップは新たなメンバーが引き継いでいるのでさすがにラップパートになると別人感が漂う。初期のわちゃわちゃノリノリの楽し気なラップはちょっと声が違うな程度でノリ自体は遜色ないが「「if...」「Purple The Orion」辺りまでくると当時KENがだみ声の本格ラッパー風のスタイルを確立していて特にこの2曲のラップパートは印象が強かったので明確に違う感じはしてしまう。これはまあスタイルも人も違うので仕方ないし、今のDA PUMPはこうやって過去のラップパートは引き継いでやってますという事でまあいいんじゃないかなと。ある程度寄せつつも真似にはなってないし。

「New Position」はタイトル通りにあきらめずに新たな決意を歌った楽曲。同じ富樫明生でも明らかにそれまでの曲よりも年相応に進化している印象。そして実は富樫明生もDA PUMPのシングル曲をやるのは02年の「RAIN OF PAIN」以来12年ぶりだった。今作だと地続きになっているのでこの果てしない久々感も変化を経ての原点回帰的な空気も全く分からないが…。この曲での新たな決意が「U.S.A.」で実を結ぶというのはなかなかドラマチックだと思う。これまたさらっと次の曲なので分かりにくいが「New Position」と「U.S.A.」の曲間にも3年8ヵ月もの歳月があると思うとなかなか深い。終盤2曲がとてつもなく深い…。

B07J9WCBTP豪華盤(Type-A)(2CD+DVD)  B07JBB7YT8Type-B(CD+DVD)  B07JB7RN64Type-C 

印象度★★★★☆

2021.2.5更新

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