DO YOU DREAMS COME TRUE?(初回盤A)
No | タイトル | 作詩 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | a song for you〜opening theme of dydct?〜 | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | |
2 | MERRY-LIFE-GOES-ROUND | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | 44thシングル 最高6位 売上3.1万枚 |
3 | 連れてって 連れてって | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 45thシングル 最高1位 売上8.6万枚 |
4 | TO THE BEAT,NOT TO THE BEAT | 吉田美和 | 中村正人/吉田美和 | 中村正人 | |
5 | あぁもう!! | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | |
6 | 大っきらい でもありがと | 吉田美和 | 吉田美和/中村正人 | 中村正人 | 青山テルマへ提供 セルフカバー |
7 | サヨナラメーター/タメイキカウンター | 吉田美和 | 中村正人/吉田美和 | 中村正人 | |
8 | TRUE,BABY TRUE.-EXTENDED VERSION- | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 44thシングル両A面曲 |
9 | MIDDLE OF NOWHERE | 吉田美和 | 吉田美和/中村正人 | 中村正人 | 45thシングルC/W |
10 | ALMOST HOME | 吉田美和 | 吉田美和/中村正人 | 中村正人 | 45thシングルC/W |
11 | GOOD BYE MY SCHOOL DAYS | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | 46thシングル 最高6位 売上2.8万枚 |
12 | a love song | 吉田美和 | 中村正人/吉田美和 | 中村正人 |
Vocal/Backing Vocal Arrangement:吉田美和(2〜12)
Vocal Arrangement:吉田美和(1)
Brass Arrangement:GREG ADAMS(5,7,12)、本間将人(9)
Additional Brass Arrangement:五十嵐誠(2)
初回盤A
GREATEST
HITS "THE SOUL 2"
リリースデータ
2009年3月21日 | 初登場1位(2週) | 売上67.2万枚 | All songs produced by DREAMS COME TRUE | DCT records/NAYUTAWAVE RECORDS(ユニバーサル) |
メンバー
吉田美和 |
中村正人 |
DREAMS COME TRUE15thアルバム。前作から1年3ヵ月ぶり。デビュー20周年記念作品でもあり、1989年3月21日のデビューからピタリ20周年記念日に発売された。前作以降の3シングルから4曲のA面全て、C/W2曲を収録。さらに08年12月に青山テルマに提供していた「大っきらい でもありがと」のセルフカバーを収録。ドリカムとしての提供はKinKi Kids以来2曲目だったが、提供曲をセルフカバーするのはこれが初。
初回盤Aは00年の『GREATEST HITS “The SOUL”』の続編となるベストアルバム『GREATEST HITS
"THE SOUL 2"』付属。
初回盤BはライブDVD『WINTER FANTASIA 2008 ?DCTgarden
"THE LIVE!!!"』付属。
通常盤は本編1枚のみ。
A、B共にスリーブケース入りとなっており、本編CDと特典ディスクが別ケースとなっているため、中古市場においては『GREATEST HITS "THE SOUL 2"』を手元に残して売り払った者が一定数いたのか、初回盤Aの品番で本編DISCのみで売られている事がある(見た目は通常盤と同じだが品番が異なるので判別できる)。
シングルでは「連れてって 連れてって」が「朝がまた来る」以来となる00年代、21世紀初の1位を獲得した。ベスト盤とライブDVDでの初の完全2パターン複数商法となったが、初動売上は期待されたほど高くは出ずに前作を大きく下回った。しかし初登場1位から2週目は浜崎あゆみ、東方神起に押し出されて3位に後退したが、3週目にはこの2組を2,3位に抑えて1位に返り咲くなど前作で逃した1位を2週獲得。2週目以降の売上は前作を上回り、300位以内の登場週数も前作を9週上回るなど、2週目以降の売れ行きは前作を上回っていたが初動売上の差を最後まで埋められず累計売上でも前作を下回った。また次回作では一気に15万程度まで売上が落ち込んでいるため、前作はドンピシャなタイミングでの大ヒットで、今作でもベスト盤効果や複数商法効果でのかなり伸ばしていたという事になる。
前作での哀しみをこらえているような雰囲気は無くなり、20周年記念作という事で隅から隅までドリカム全開なポップで明るいアルバム。20年目でのデビュー作だとか、ドリしてる?という和訳がキーワードとして語られたが、途中で聞かなくなった人たちも含めて20年ドリカムは今も続いているし、改めてドリカムどうですか?と提示しているようでもある。一方で「連れてって 連れてって」が00年代以降唯一の1位でいつもよりはヒットしたものの、「やさしいキスをして」「何度でも」「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」に並ぶほどの代表ヒットには届かなった。なんだかんだ2人になっての前3枚で1曲ずつそういった大ヒットがあっただけに、そこに並んでいくようなヒットがこの20周年のタイミングで出せなかったのはちょっと惜しかった。そんなわけで今回はどの曲も安定していい感じではあるが、○○が入っているアルバム、といった形容にはならない。1stアルバムもそうだったのでそういう点でも原点回帰的ではあるか。
印象度★★★★☆
2019.7.30更新