DREAMANIA-DREAMS COME TRUE smooth groove collection-
No | タイトル | 作詩 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | よろこびのうた | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | 9thアルバム『SING OR DIE』収録曲 |
2 | ROMANCE | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 19thシングル 最高1位 売上60.5万枚 |
3 | 24/7-TWENITY FOUR/SEVEN- | 吉田美和 | 中村正人& 吉田美和 |
中村正人 | 26thシングル 最高4位 売上16.9万枚 |
4 | 決戦は金曜日 (Version of "THE DYNAMITES") |
吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 11thシングル 最高1位 売上107.0万枚、5thアルバム『The Swinging Star』収録Ver. |
5 | flowers | 吉田美和 | 中村正人& 吉田美和 |
中村正人 | 11thアルバム『monkey girl odyssey』収録曲 |
6 | go on,baby! | 吉田美和 | 吉田美和& 中村正人 |
中村正人 | 10thアルバム『the Monster』収録曲、28thシングルC/W(カット)(Japanese
Version) 28thシングル『Go On, Baby!-universal mix-』(カット) 最高25位 売上1.9万枚 universal mix(英語バージョン)は英語版『the Monster-universal mix-』からのシングルカット |
7 | スキスキスー | 吉田美和 | 中村正人& 吉田美和 |
中村正人 | 29thシングル『いつのまに』C/W、11thアルバム『monkey girl odyssey』収録曲 |
8 | みつばち | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 10thアルバム『the Monster』収録曲 |
9 | 誘惑〜album mix〜 | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | 20thシングル両A面曲、9thアルバム『SING OR DIE』収録Ver. |
10 | make me your own | 吉田美和 | 吉田美和& 中村正人 |
中村正人 | 10thアルバム『the Monster』収録曲 |
11 | そんなの愛じゃない | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 9thアルバム『SING OR DIE』収録曲 |
12 | PEACE! | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 21stシングル 最高8位 売上13.2万枚 |
vocal arrangement:吉田美和(1,3,5,6,7,8,9,10,11,12)、吉田美和,中村正人(2,4)
backing vocal arrangement:吉田美和,中村正人,YOUSSOU N'DOUR,SHIKISHA(1)、吉田美和,中村正人,MIKE
PELA(2)、吉田美和,中村正人(3,6,7,8,9,10,11,12)、DREAMS
COME TRUE(4)
brass arrangement:中村正人,佐々木史郎(3)、中村正人,ANDY
SNITZER(5)、中村正人,DYNAMITES UK(6,12)
strings arrangement:中村正人,竹内純(3,7)、中村正人,TONY
FINNO(5)
No | タイトル | 作詩 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Eyes to me | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 9thシングル 最高1位 売上74.1万枚 |
2 | うれしい!たのしい!大好き! ('EVERLASTING'VERSION) | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | 3rdシングル『うれしはずかし朝帰り』C/W、2ndアルバム『LOVE GOES ON…』収録Ver. |
3 | 朝がまた来る | 吉田美和 | 吉田美和& 中村正人 |
中村正人 | 23rdシングル 最高1位 売上71.0万枚 |
4 | SNOW DANCE | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 25thシングル 最高3位 売上30.1万枚 |
5 | なんて恋したんだろ | 吉田美和 | 吉田美和& 中村正人 |
中村正人 | 24thシングル 最高6位 売上8.6万枚 |
6 | いつのまに | 吉田美和 | 吉田美和& 中村正人 |
中村正人 | 29thシングル 最高8位 売上9.7万枚 |
7 | ごめんねDJ | 吉田美和 | 吉田美和& 中村正人 |
中村正人, 吉田美和 |
11thアルバム『monkey girl odyssey』収録曲 |
8 | そうだよ〜album mix〜 | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | 20thシングル 最高4位 売上35.5万枚、9thアルバム『SING OR DIE』収録Ver. |
9 | 夢で逢ってるから | 吉田美和 | 吉田美和& 中村正人 |
中村正人 | 24thシングルC/W、10thアルバム『the Monster』収録曲 |
10 | あはは | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | 22ndシングル(カット) 最高19位 売上6.0万枚 |
11 | go for it! | 吉田美和 | 吉田美和& 中村正人 |
中村正人 | 13thシングル 最高1位 売上105.2万枚 |
12 | you go girl!(BONUS TRACK) | 観音崎すみれ | 吉田美和 | 中村正人 | FUNK THE PEANUTS rated R シングル 最高19位 売上5.4万枚 |
vocal arrangement:吉田美和(1,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12)
backing vocal arrangement:DREAMS COME TRUE(1,11)、吉田美和,中村正人(3,4,5,6,8,9,10)、FUNK
THE PEANUTS RATED"R",中村正人(12)
vocal and backing vocal arrangement:吉田美和,中村正人(2)
brass arrangement:中村正人,DYNAMITES UK(5)、中村正人,ANDY
SNITZER(7)
strings arrangement:中村正人,竹内純(6)、中村正人,TONY
FINNO(7)
リリースデータ
2004年1月9日 | 初登場4位、最高3位 | 売上17.3万枚 | All tracks Produced by DREAMS COME TRUE,MIKE PELA | 東芝EMI |
メンバー表記なし
DREAMS COME TRUE4thベストアルバム。SMOOTH GROOVE COLLECTIONアルバム。04年3月21日にデビュー15周年を迎えるのに先駆けての企画作品第2弾となっており、12月17日にEPICから発売された『DREAMAGE-DREAMS COME TRUE"LOVE BALLAD COLLECTION"』に続く作品。バラードコレクションだった前作に対して、今作はポップ、ダンスナンバーが選曲されている。今作は東芝EMIからの発売だがレーベルの域を越えて選曲されている。東芝EMIからのリリースは今作が最終作となった。FUNK THE PEANUTS rated R名義の楽曲「you go girl!」はアルバム初収録。この曲はボーナストラック扱いで吉田・中村のプロデュースによるサイドプロジェクトで吉田美和と浦嶋りんこがボーカルを担当していたFUNK THE PEANUTSでリリースしたシングル曲。この曲ではロビン・クラークを迎えているため名義がFUNK THE PEANUTS rated Rとなっていた。
『DREAMAGE-DREAMS COME TRUE"LOVE BALLAD COLLECTION"』同様に西川脱退後ながら全曲西川在籍時の楽曲で構成されているためか(FUNK THE PEANUTSには在籍時から不参加)、メンバー表記が無い。1曲ごとの演奏表記には西川の名前も普通に掲載されているが、在籍時後期のEMI時代になると演奏クレジットに西川だけ表記されていない事が多くなっていた上に今作はその東芝EMI時代の選曲が大半のため、演奏クレジットに西川の名前が無い曲の方が多い。
『DREAMAGE-DREAMS COME TRUE"LOVE BALLAD COLLECTION"』より順位を上げた初登場4位だったが初動売上はさらに低迷した。翌週3位に上昇してトップ3入りを果たし、翌週も8位に残るなど出足はそこそこ好調だったものの、ロングヒットして75週ランクインで40万枚を突破した『DREAMAGE-DREAMS COME TRUE"LOVE BALLAD COLLECTION"』に対して今作は300位以内18週に留まり、オリジナルアルバムを大幅に下回る売上となった。
スムースグルーヴだとかポップなのやダンスナンバーなどと形容されているがざっくり言えばバラード以外のコレクションアルバム。「ROMANCE」「決戦は金曜日」「Eyes to me」「うれしい!たのしい!大好き! 」「go for it!」といったEPIC時代のヒットシングルが随所で登場するので何となくレーベル越えオールタイム感があるものの、これ以外は全て東芝EMIでリリースした3枚のオリジナルアルバム『SING OR DIE』『the Monster』『monkey girl odyssey』が収録範囲となっていて、実はけっこう露骨に偏っている。とはいえこのおかげで『THE SOUL』など過去のベスト盤との被りが極力抑えられる事となり、以降のベスト盤でもさすがにこの時期ばかりフューチャーして選曲されまくる事は無いのでそれなりに独自の立ち位置のベスト盤にはなっていると思う。アメリカ進出へ向けて日本のヒットチャートからやや遠ざかっていた感のあるこの東芝EMI/ヴァージンレコード時代だが、こうしてポップな楽曲やノリのいい曲を並べて聞くことで改めてこの時期の良さも発見できるアルバムだ。04年当時に聞いた時は確か『THE SOUL』にはじかれてしまった「ROMANCE」「Eyes to me」「go for it!」が入っているという理由で聞いてまあ『DREAMAGE』よりは聞きやすいけど…程度の印象にしかならなかったけど、改めて聞いてみると今作はけっこうサウンド面で聞き応えもあって好感触。ノリの良さもあってドリカムのCDで最もドライブ向けの1作だと思う。
一方で新作がしばらく出せていない、2人での本格的な再始動を前にして15周年にかこつけて何だか無理やりな感じもしたこの2連発の企画だが、EPIC、東芝EMI双方でのリリースがこれで最後になった事や、EPIC→ヴァージン/東芝EMIの時は業界の掟を破るような不義理な移籍をして干されたと後に振り返っている事からして、前レーベル2社との契約をこれでしっかり区切って終わらせ、心機一転で次の場所へ向かうためだった…のか…?
印象度★★★★☆
2019.7.5更新