LOVE CENTRAL
No | タイトル | 作詩 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | LOVE CENTRAL | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | |
2 | その先へ | 吉田美和 | 中村正人/吉田美和/鎌田樹音 | 中村正人 | 45thシングル 最高3位 売上7.4万枚 シングル時は"DREAMS COME TRUE feat. FUZZY CONTROL"名義 |
3 | LIES, LIES.-ALBUM VERSION- | 吉田美和 | 吉田美和/中村正人 | 中村正人/吉田美和 | 48thシングル 最高4位 売上1.9万枚 |
4 | ANOTHER JUNK IN MY TRUNK | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人/吉田美和 | |
5 | POISON CENTRAL | 吉田美和 | 吉田美和/中村正人 | 中村正人/吉田美和 | |
6 | FALL IN LOVE AGAIN | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人 | |
7 | ねぇ | 吉田美和 | 吉田美和/中村正人 | 中村正人 | 46thシングル 最高5位 売上5.1万枚 |
8 | せつなくなぃ? | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | |
9 | 生きてゆくのです | 吉田美和 | 吉田美和 | 中村正人/吉田美和 | 47thシングル 最高5位 売上4.4万枚 |
10 | GODSPEED! | 吉田美和 | 中村正人/吉田美和 | 中村正人 | 配信シングル 初CD化 |
11 | 風切って行こう! | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 | |
12 | MY DARLIN' DOGGYS♪ | 吉田アホ美和 | 中村天パ正人/吉田アホ美和 | 中村天パ正人 | |
13 | THE ONE | 吉田美和 | 中村正人 | 中村正人 |
Vocal/Backing Vocal Arrangement:吉田美和
Brass Arrangement:GREG ADAMS(4,5,13)
Additional Brass Arrangement:大谷幸(9,11)
リリースデータ
2010年11月30日 | 初登場2位 | 売上15.7万枚 | All songs produced by DREAMS COME TRUE | DCT records/NAYUTAWAVE RECORDS(ユニバーサル) |
メンバー
吉田美和 |
中村正人 |
DREAMS COME TRUE16thアルバム。前作から1年8ヵ月ぶり。前作以降の4シングルを収録。2月に配信されていた「GODSPEED!」は初CD化となった。前作頃からバックバンドとしての参加やシングル「GOOD BYE MY SCHOOL DAYS」のC/Wで「GOOD BYE MY SCHOOL DAYS-ファジコン系-」として参加するなど関係が深まっていたロックバンドFUZZY CONTROLはメンバーのJUONが作曲に参加したシングル「その先へ」ではDREAMS COME TRUE feat. FUZZY CONTROL名義でフューチャーされ、今作でもメンバーのJUONが複数の楽曲でギタリストとして参加している。またDCT records所属となり、文字通りに事務所の直属の後輩となった。メンバー以外の作曲参加は初。
『DIAMOND15』以降初回盤DVD付が続いていたが、今作ではDVD付属は無くCD1枚のみ。初回盤は3Dチェンジングケース、LOVE CENTRAL PHOTO BOOK付属、トールケースデジパック仕様。初回盤・通常盤に共通してCDサイズ25面折りたたみジャケットが封入されているため、これに伴い通常盤も普通のCDケースではなく、DUOケースサイズの分厚いケース仕様となっている。ケースに本来ついているブックレットを止める爪が付属せずに25面折りたたみジャケットと歌詞ブックレットをそのままスペースに収納する形式となっている。
シングルの売上は前作時よりもやや好調なくらいだったが、今作の売上はライブDVD付、ベスト盤付属の2種販売を行った前作から大幅に下落し、オリジナルアルバムでは初の30万割れ、20万割れとなり、オリジナルでは最低売上を大幅更新した。
前作で見切って聞かなくなった、買わなくなってしまったファンが大量に出てしまったようだが先行シングル含めてドリカムらしい明るいポップスは健在。20周年を越えてもドリカムらしさは変わることなく、勢いが落ちてきた感じも特に感じない。あまりシングルがヒットしていた印象も無くなってきているが、それでも聞いてみるとそういえば当時どこかでかかっていたな…と記憶していたりもして大衆向けの側面も失われていない。気になるのは歌詞が明るくなりすぎててちょっと若すぎるというか、ずっと聞いているリスナーも年齢を重ねている中ではちょっと今更このノリは…と思ってしまいそうなところがある。一定の年齢を過ぎると開き直ってきて逆に若い時よりも歌詞がキャピる(?)という現象が吉田美和にも発現したのか、永遠の大衆向けポップスグループとして貫禄が出すぎないようにあえてこうしているのか…。まあ吉田美和に関してはこの後でさらに驚きの展開が待っていたわけだけど、前作・今作での急速なファジコンとの癒着っぷり、しかもJUONばかり多用するというのはしっかり伏線になっていたりもしたのか。
印象度★★★☆☆
2019.8.7更新